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タイ渡航in2021~持ち物~

すっかり更新を失念していて、いつの間にか2024年になってしまいました。細かいことは忘れてしまいましたが、ツイートを見返していたらきちんと記録が残っていたので当時の自分を褒め称えたいです。
あとはnoteの書き方を思い出しながら徐々に公開記事を増やしていきたいと思います。


前回のあらすじ

各書類の準備や海外渡航保険加入など諸々の手続きを経てCOE(入国許可証)の申請・発行が無事に済み、いよいよ田舎から出国に向けての準備です。2019年に胸オペ渡航しているため、あの時あって助かったものや持っていけば良かったものを思い出しながら必要物品をピックアップしていきます。

持ち物…の前に

2019年にガモンホスピタルで胸オペのみ実施しています。というのも、元々胸が大きかったうえに15歳からナベシャツ着用のため著しく下垂してしまっていたため、希望しているO字型術式だと少なくとも3回は修正手術をしないと綺麗な胸板にはならないと事前の見積もり段階で言われていました。また2019年の段階では診断書の取得のみ済んでおり、ホルモン注射は1本も打っていない状態でしたからそもそもSRSは受けられなかったんですよね。
でも早くこの胸を取り去ってしまいたい、仕事の都合も今なら問題ないと好条件だったので、ガモンホスピタルに直接アポを取って2019年11月に手術を予約しました。
胸オペだけならホルモン注射する必要もないですし、当時は国内でのホルモン注射前の胸オペ(保険適用)は数年待ちだったり、いざ予約をしても病院側から直前にドタキャンされたり、様々都合がよろしくない情報を耳にしていました。あとは実績、症例数が圧倒的にタイの方が多いこと。この下垂しきった胸をどうにかしてくれるのは、技術的にもタイ一択だろうと思い渡航しました。
※アテンド会社をつける方もいらっしゃると思いますが、金銭的な負担も大きく、さらにコミュ障を発揮してしまって楽しく観光できるか不安だったため個人手配を選択しました。初海外だったのでTwitterの相互フォロワーさんにお願いして付き添って頂きました。
その時に持って行ったもののリストを以下にまとめます。

2019年の持ち物

当時のTwitterにまとめたものを順に記載していきます。

  • 衣類用洗濯洗剤と柔軟剤(各45ml程度):ガモンホスピタルのサービスアパートにはドラム式洗濯機があるので約3回分を適当な容器に小分け。肌が弱いため現地の洗剤が合わない可能性もあったので持っていきましたが、お肌に自信がある方は不要。

  • ボディソープ150ml:これも肌が弱いため普段使っているもの小分け。ガモンホスピタルに入院した時点でアメニティーバッグがもらえるのですが、その中に石鹸も入っていたので基本不要かな?

  • コンパクトタオル(レギュラー/ラージサイズ):「これは要らないだろうなー」とツイートしてましたが、マジで要らなかった。100均に売ってる水に入れておけばお手拭き、手の平大くらいの強めおしぼりになる簡易タオル。全く出番が無かったので帰国時に「次にHさんがお世話する予定の人にあげて(以下次の人用)」と置いてきました…。

  • 逆止弁付き圧縮袋(30×40cm)2枚:正直もっと持っていけば良かった!と後悔しました。お土産もたくさん買いたいという人は少しでも衣類を圧縮できるように持っていた方が良いかもしれません。

  • シリコンストロー付きペットボトルキャップ:母(看護師)に勧められて持って行ったものですが、これが一番助かりました!!術後にリカバリールームから帰ってきてほぼ寝たきり。寝返りも怖くてうてない(ドレーンも刺さってるし)。でも術後は酸素マスクや麻酔などの影響でめちゃくちゃ口が乾きます。ガモンホスピタルは頼んでもいないのに(良い意味で)ペットボトルの水を多量に持ってきてくれますが、このストロー付きペットボトルキャップが無かったら術後の食事まで口は乾いたままだったでしょう。それくらい自分にとっては重宝したアイテムでした。予備で2つ持って行ったので未開封のものは「次の人用」に置いてきました。

  • 生理用品(ナプキン・タンポン):使わずに済むことを祈る…とツイートしてましたが、荷造りしている段階で2ヶ月程生理が来ていませんでした。こういう時って大体タイミング悪いんですよね、案の定術前の待機中に生理が来てしまったので使用しました。でも何事も用意しておけば怖くないかと。ちなみに生理が来ても問題なく手術できましたので、不安な方はご安心ください。

  • 使い捨てパンツ12組:滞在期間が約10日間だったので、少しでも荷物を減らせるように現地で穿き捨てる用のパンツを持っていきました。これも少し多めに持って行って正解(生理が来て予定外に穿き替えたため)。サービスアパートで洗濯できるので、無くても良いかも。

  • 使い切りシャンプーリンスセット11個:シャンプーとリンスもガモンのアメニティーで貰えるので、無くても大丈夫。余った分は「次の人用」に置いてきました。

  • ビジネスホテルのアメニティーセット:研修等でビジホに連泊したときに歯ブラシやボディスポンジ、コームなど使わなかったホテルアメニティーを家に溜め込む(もったいない根性)性質があるのですが、一応持っていきました。ガモンのアメニティーに入っている歯ブラシが超特大で使いにくそうだったので、これも持って行って正解だったアイテムです。

  • 赤ちゃん用おしりふき:ノンアルコールタイプのウェットティッシュですが、赤ちゃん用おしりふきとして売られているものの方が厚手で枚数が多く安価なことが多いです。これも持って行って正解。術後尿カテが抜けるまでは寝たきりなので、手は洗えないし口回りが汚れてもティッシュじゃ拭き取りきれない…。ベッドテーブルに一つでも置いてあると心強いです。ちなみにツ〇ハで売っているくまモンのイラストが描いてある6個入りパックを持って行きましたが、「次の人用」に置いてきたのは1つだけでしたね。

  • 汗拭きシート:タイは暑い=汗かく、と安易な考えで持って行きました。しかも4つも。大きめの1つあれば十分です。あとあんまり冷感無い方が良いです。タイのお店はどこも冷房最強なので、汗拭きシートを使うと買い物中めっちゃ寒いです。

  • 粉末ポカリ1L用3袋:術後やおでかけ中の脱水防止に持って行きました。事前に水は売るほどもらえると聞いていたので、持って行って正解。溶かして飲む系は1つくらいあると良いかもしれません。

  • ポケットティッシュ:お恥ずかしながら海外のことを知らなかったもので、トイレットペーパーが無いトイレが多く(ガモンの病室とサービスアパートにはついてます)しかも流さずにゴミ箱に捨てるという文化に驚いた記憶があります。下水の配管が弱いので、トイレットペーパーでも水に溶けきらない分が詰まってしまうとのこと。なのでポケットティッシュは常に持ち歩いた方が良いアイテムですね。

  • 充電器、延長コード、USBアダプター:延長コードは日本のビジホを利用するときも持参しています。何も考えずにいつも使っている旅行用のを持って行ったんですが、変圧器無しでも大丈夫でした…。あとコンセントの形も対応している部分があったので助かりました。延長コードはあった方が良いです。術後は自分の可動域がかなり狭くなってしまうので、ベッド付近にコンセントはありますが長めの充電器で若干届かないくらいでした。

  • 長袖ジャージ:日本にいるときに羽織るようとして持って行きましたが、サービスアパートの冷房も最強にしていた(じゃないとすぐ蒸し暑くなる)ので羽織ってちょうど良いくらいでした。

  • :Tシャツ2枚、インナー用タンクトップ2枚、薄い長袖シャツ2枚、スウェット短パン2枚。元々おしゃれする人間じゃないです。観光時にも両胸にドレーンが刺さっていたのでアームホールが広いタンクトップに何か羽織るくらいがちょうどよかったです。ユニク〇とG〇ありがとう。あと、服は現地でお土産としても調達できるのでほぼ無くてもなんとかなります。ちなみに入院中はガモンの病衣生活ですが、デザインがかわいいので正直お土産に欲しかった。

  • スケジュール帳とノート:今回の渡航スケジュールを全部手帳で管理していたので、忘れると夜行バスやフライト時間など大変なことに。ノートは今回の手術に関するレポを書くためのメモや金銭管理用として持って行きました。

  • パスポート:絶対なくしちゃいけないやつ!ボディバッグに常に入れて肌身離さず一緒に行動していました。

  • ボディバッグ:ユニク〇で売られていた500mlペットボトル3本入るボディバッグを持って行きました。術後は肩から斜めにかけると患部に障るので、腰に巻けるタイプの方が絶対いいです。

2021年の持ち物

上記とかぶっているものに関してはコメント省略いたします。

  • 衣類用洗濯洗剤と柔軟剤(各45ml程度)

  • ボディソープ150ml逆止弁付き圧縮袋(30×40cm)4枚

  • シリコンストロー付きペットボトルキャップ

  • 生理用品(ナプキン):内摘後に出血することがあるだろうと思い3枚程度持参しましたが、Hさんからも術後はしばらく当ててた方が良いよと支給されました。

  • 使い捨てパンツ25組:コロナ禍での渡航だったため通常よりも長く滞在しなければならなかったため、多めに持って行きました。余ったら「次の人用」へ。

  • 使い切りシャンプーリンスセット25個

  • 赤ちゃん用おしりふき

  • 汗拭きシート

  • 粉末ポカリ1L用5袋

  • ティッシュ(ポケット/箱)

  • 充電器、延長コード、USBアダプター

  • 長袖ジャージ

  • スケジュール帳とノート

  • パスポート

  • ボディバッグ

  • マスク1ケース:コロナ禍だったため個包装タイプ30枚入りのマスクを持って行きました。余ったら「次の人用」に。

  • 手指消毒用アルコールジェル:これもコロナ禍特有ですね。マスクもアルコール含ウェットシートもHさんが持ってきてくれましたが、持参していたのでお土産にしました。

  • ふりかけ/みそ汁:今回は退院後も外出して食事ができないと思っていたので、対ジャスミン米、対パクチー粥としてふりかけやみそ汁を持って行きました。お湯は必要な時にHさんにお願いしようと思っていましたが、Hさんがケトルを貸し出してくれたので大丈夫でした。

  • 家庭裁判所に提出する申立書:改名用と性別変更用を暇な時間に記入して、帰国後なるべく早く提出出来るように準備しました。

  • ゴミ袋:コロナ禍だったので病室やサービスアパートでのゴミの分別用にスーパーの袋を多めに持って行きました。

  • スマホスタンド:職業関連のe-ラーニングを受けるために持って行きましたが、腕を使わなくてもスマホを固定しておけるので術後に動画を見るときも助かりました。

  • 地元のお土産:Hさんとスタッフさん用に地元のお土産をいくつか持って行きました。それなりに大きい箱で持っていったやつはHさんが独り占めしていましたね。

  • 現地SIMカード:2019年は空港で調達しましたが、2021年は空港内のお店も閉まっていたのであらかじめAmazonで数枚買って持参しました。病院もサービスアパートもwifiはありますが、部屋の場所によっては弱くなったりキャリアの海外通信分もそこそこ使ってしまったので持って行って正解でした。

2021年の持ち物はほぼコロナ禍対策でした。入国後は病室直行してすぐにPCR検査。翌朝に結果が出てそこから2週間病室に缶詰生活。コロナ前だったら3~4泊程度でサービスアパートに移って自由に観光していた期間が無くなるので、いかにその不自由な時間を有意義に過ごすかが課題でした。
尿カテが抜ける頃にHさんがDVDプレイヤーを貸してくれましたが、それも運次第。勉強ツールがあったおかげで単位は取れたし、時間は潰せたし…。NintendoSwitchを持ってきた人も多かったようです。ぼくも持って行けばよかった。

まとめ

コロナ禍というイレギュラーな情勢でしたが、こっちでいろいろ持って行かなくてもHさんが必要そうなものやお菓子、飲み物の差し入れを頻繁にしてくれたので何も不便なく過ごすことが出来た缶詰生活でした。
アテンドさんの場合だとプランによってそういったサービスがあるのかな?
なんにせよ、今はコロナによる影響も少なくなっている(はず)のであれこれ考えなくても良いと思います。
少しでも渡航してオペしたいと思っている人の参考にしていただければ幸いです。

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