今後の遊技機業界に思う事

お久しぶりです。更新していこうと言ってから全く更新しなかったホラ吹き野郎でございます。
いやね、書くこと無かったの。これといって大きく負ける事も無ければ勝つ事も無く、って感じで。

で、今日はちょっと書くことがあった「遊技機業界の今後について」ってタイトルで、書いた内容をこっちにも貼ってみようと思うの。以下そのままコピペです。

遊戯人口の減少が懸念される昨今の遊技機業界。個人的な意見をまとめてみる。
レジャー白書2019の記者発表によると、2019年のパチンコ参加人口は950万人と発表をされ、前年より50万人増との事だった。
しかし、2009年の1720万人を境に減少が続いており、2013年には大台の1000万人を下回る970万人まで減少。その翌年2014年には1150万人と増加したものの、減少傾向が続いた。
今回の発表では4年ぶりに増加となったが、それでも10年間で1/3以上のユーザーがホールから遠のいたことになる。

この原因として、自分としては「射幸性の低下」と「機種へ対する興味の薄れ」の2つが挙げられると思っている。
前者については、普段スロットのユーザーだが著しく感じる部分がある。
昨年10月より6号機が稼動をし始めたが、現状ホールでの打ち手は5号機、5.5号機に流れているのが目に見てわかる。
有利区間や出玉規制など、一撃性に欠ける部分が大きなネックになり、ユーザーが離れているのが露骨に見えるのが今のホールの現状だと思う。

後者については前者の延長となる。出玉を大きく獲得できる可能性がある所での上限を迎え悔しい思いをし、「これが5号機なら」と唇を噛んだ経験が自分自身にも幾度かある。
また、通常ゲーム時がとにかく暇だ、という6号機の感想もよく見受けられる。確かに自分自身でも通常時の小役抽選などで一喜一憂する場面が減ったなと6号機に入り多々思う部分がある。手に汗握る展開を望むユーザーには物足りないのも頷ける。

では、今後の遊技機業界はどうするべきなのか。
射幸性能を上げることはこれ以上は無理となると、答えは純粋な「面白い台」を増やすという一点になるのではないかと思う。
5号機時代にも「純増3枚」という機種の中にも「純増1枚台」の台が人気を宿し打たれていた。それはゲーム性の面白さだと思う。

5.9号機や6号機が面白くないか、と言われればそういうわけではない。実際自分自身も出玉に囚われず5.9号機や6号機を打つ機会が多いのが事実だ。
実際に身の回りでも「6号機は勝てないから」「5.9号機は出玉も遅いし」ということで食わず嫌いをしている声も聞いている。全国的に見ればそういったユーザーも多く存在すると思う。少し遊戯をし「もういいや」となったユーザーを含めればさらに増えるだろう。

そういったユーザーが「5号機がなくなったから」と業界から今後多数離れていくだろう。ネットを見ていてもそういった声は多く見受けられる。

現状のホールの状況は先日の通り5号機、5.5号機に足が向かうユーザーがかなり多く、5,9号機、6号機には客はまばら、という光景がかなり多い。これが問題なのだと自分は考える。
ホールとしても客足が多く、台数も多く入れている5号機に設定を使っていることが多い、そうするとユーザーは多台数のそのシマに足を運ぶ。ユーザーはそのシマを回遊し他の台を打たない。6号機には目もくれないわけである。
実際に近所のホールでもよく見る顔がメイン機種のシマで毎日のように見かける。そのホールでは実際に6号機にはお世辞にも状況がいいとは言える日はほぼほぼ無いと言ってもいい。

ホールとしては稼動が付く台の状況を良くする、というのは当然の結果だと思う。しかしそれが今後の遊技機業界のためになるのかといえばそうではないと思う。
現在ホールで人気になっている「バジリスク絆」や「アナザーゴッドハーデス」などの5号機は年内で検定切れとなりホールから姿を消す。ではその先はどうなのか。
それよりも5.9号機、6号機を食わず嫌いしているユーザー遊戯をさせるため、そっちの状況を良くしても良いのではないかと思う。
「あそこの店の6号機は設定使ってそうだし打ってみるか」から「意外と面白いな」と思うユーザーも多く潜んでいるのではないかと自分は考える。

そうしたことで5号機までと考えていたユーザーも、今後も遊戯を続ける可能性は増えるだろう。

まとめると、この業界に今必要なのは遊戯人口を「増やす努力」よりも「減らさない努力」が先決ではないかと自分は考える。
メーカーは「ずっと打っていたいと思える機種の作成」を。ホールは「その機種の楽しさを知ってもらえるような状況作り」が今の遊戯業界には必要だと思う。

5号機から6号機への移り変わりの今、今こそメーカー、ホール、ユーザー、それぞれがこれ以上遊技機業界を衰退させないために考えなければいけないのではと自分は考える。

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