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2021年の振り返り

3月 病理後期研修プログラムの修了
修了と同時に2018年から3年間勤務したがん専門病院を退職。
とても濃い3年間だった。一番よかったのは人との出会い。
ここを選んだことについて特に後悔はないが、1〜2年ほど病理の基礎知識を大学または総合病院で身につけてから、ここに行くとよかったかなと思う。かなり専門的でついていくのがやっとの分野もあった(骨軟部病理や臓器横断的な分子病理の分野など)。

4月 転職(がん専門病院から総合病院へ)
後期研修プログラムの連携施設研修で勤務した病院の一つが自分に合っていると思ったので、転職した。
転職先の部長が自分のメンターに適していた(後期研修中の出会いで最もよかったことの一つ)。海外留学(臨床留学)に理解がある人でよかった。

6月 USMLE Step 1 Pass
(点数は合格ラインちょい上くらい)準備期間は、かなり長い。
学生時代から興味はあったんで、興味を持ち始めたという意味では、準備期間7年くらい。オンラインサロンに入って、本気でQbankなどに取り組み始めたのを準備期間とすれば、約1年半前ほど(社会人の受験者だとこれで普通か短いほうにはいるだろう)。
働きながらの準備がとにかく苦しかった。苦しい思い出しかない。
模試の結果が芳しくなく、途中で1回本当に止めようと思った。
周りに諦めんなと諭されてなんとかふんばってゴールに辿り着いたが、弱い自分と向き合う時間となった。
時間がかかりすぎたし、試験の結果があまりよくなく詰めが甘かったと思う。次の試験(2CK)にこの時の反省を生かさなければ。

9月 病理専門医試験 合格
日本専門医機構が認定する第1期の専門医資格の一つ。
病理医の友人2人と準備した。
過去問の徹底的な分析とガイドブックとされる「クイックリファレンス」を使ってAnkiカード作りをした。友人2人も問題なく合格。

12月 細胞診専門医試験 合格
病理専門医並みの対策が必要と思って、3ヶ月ほどかかけてコツコツ準備したが、本番はかなり簡単に感じた。合格すればいい試験だったので、もっと別のことに時間を割けばよかった。


振り返ってみると、資格試験の合格が複数あり、飛躍を実感できた年になった。
来年は、Step 2CKの合格と、CS勉強開始になるのだろうか。
専門医資格としては分子病理専門医のみが残っている状態。これは来年ではなくてもいいだろう。
論文の発表も、症例報告、レター、とにかく小さくてもいいから何か発信できたらいいなと思う。

 


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