マガジンのカバー画像

持続可能なまちへ(SDGsで未来をつむぐ)

163
ふじみ野市が、今後も持続可能であるために、SDGsを意識した情報や政策を発信していきます!
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

ジェンダー平等のよい本

人口戦略会議:2050年のふじみ野市の人口は?

 4月24日、人口戦略会議が、2050年の各自治体別の人口推計を記した「令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポート」を発表した。  2020 年から 2050 年までの 30 年間で、若年(20~39歳)女性人口 の変化を基に、人口の増減を推測するもの(2023年 12 月に公表された「日本の地域別将来推計人口(令和 5 年推計)」(国立社会保障・人口問題研究所)に基づいたとされる)。  今次レポートでは、社会移動を考慮した推計とともに、封鎖人口(社会移動を考慮しない)

議会で、地震対策について質問しました。

 3月12日、ふじみ野市議会で、一般質問で「地震対策」について、耐震化、火災対策、重機の確保、要配慮者への対応など、市役所の考えを聞きました。今年1月1日に石川県能登地方で発生した能登半島地震について、我々はいくつかの教訓を得ることができると考えたからです。 (質問:耐震化、火災対策、重機の確保)  能登の地震では、耐震化が進んでいない住宅が多く倒壊し、被害の大きさにつながったとされます。また、輪島市では一か所の出火から200棟の焼失につながったとされます。消防庁は、焼け跡

議会で、増加する外国人への行政サービスについて質問しました。

 3月12日、ふじみ野市議会で、一般質問で「増加する外国人への行政サービス」について、市役所の考えを聞きました。  本市の外国人の人口は、本年1月1日、一年前の2,944人から約11%増加し、3,269人となっています。外国人の増加率は、コロナ期は低く推移していましたが、コロナ期以前より高いすう勢にあり、また、増加率が高い国籍に変化も生じています。労働者不足の対応として、国が外国人労働者受け入れの枠を広げていくすう勢にあります。国際協力機構(JICA)は2022年2月、政府の

議会で、「ジェンダー平等とキャリアデザイン教育」について、質問しました。

 3月12日、ふじみ野市議会で、一般質問で「ジェンダー平等とキャリアデザイン教育」について、市役所の考えを聞きました。  男女間における賃金格差は人権上、重大な問題です。また、わが国における男女賃金格差は男性100に対して、女性が75~77、OECD(経済協力開発機構)平均は88前後となっています。格差が他の先進国に比べて大きいことは、わが国の経済低迷の要因となっています。  本市が、男女平等を積極的に推進する上で、女性へのキャリアデザイン教育は欠かせません。市の本気度を探る

熊本を訪問しました。地震防災施策のまなび

 先日、熊本市を訪問しました、熊本市で日台関係の推進に努めていらっしゃる山本浩之市議会議員のご協力をいただき、平成28年熊本地震について「熊本市 震災記録誌」をいただくことができました。  山本先生、熊本市、同市議会事務局のみなさま、お力をいただき、誠にありがとうございました(上の写真、熊本市資料より)。   熊本市の地震の教訓を受けた取組みでは、以下のものが事例として挙げられます。 「校区防災連絡会・避難所運営委員会の設置」「LINEを活用した情報発信の仕組みづくり」「応

人吉市:豪雨災害後の防災対策をまなぶ

 先日、熊本県人吉市を訪問し、水害の防災体制について、情報や資料などをいただきました。市役所、関係者のみなさま、誠にありがとうございました。  人吉市では、令和2年7月3日から4日の間、420ミリの雨量がありました。この豪雨で死者21人、住宅の破壊3,398世帯と、大変大きな被害を受けました。道路、橋、鉄道なども損壊し、JR肥薩線と第三セクターのくまがわ鉄道は現在も、復旧していません。    人吉市では、水害を受けて、以下のような新たな防災対策に取組みました。太字の内容は、