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持続可能なまちへ(SDGsで未来をつむぐ)

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ふじみ野市が、今後も持続可能であるために、SDGsを意識した情報や政策を発信していきます!
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2023年9月の記事一覧

市民・都市委員会で市内施設を視察しました

 9月26日、議会の市民・都市委員会で市内施設を視察しました。 午前中は、上福岡浄水場、大井浄水場、午後は、環境センター(ごみ焼却場)、市民交流プラザ(フクトピア)の計4か所です。    二つの浄水場ですが、もともと上福岡市、大井町という異なる自治体であったため、敷地内の施設配置、一部設備が異なっているところが特徴でした。両所ともに、地下水を地下200メートルからくみ上げています。また、約2割は埼玉県から水を購入して、地下水とともに浄水しています。 停電時の自家発電設備など

議会で、プログラミングなどのフリースペースの開設について質問しました

 9月13日水曜日、ふじみ野市議会で一般質問を行いました。質問は、「プログラミングなどのフリースペースの開設」です。  この質問の趣旨は、「子どもたちにデジタル技術を養ってもらいたい」 「このスペースの活動は、地域の大人やビジネスに良い影響を与える」というものです。日本経済の低迷は、IT化の遅れの要因が大きく、このことは、子どもや地域の将来にも影響を与え続ける可能性が高く、これを何とか克服したいという願いがあります。 【質問】  日本の子どものパソコン保有率は3割前後と言われ

議会で、軽中等度難聴者への支援について質問しました

 9月13日水曜日、ふじみ野市議会で一般質問を行いました。テーマは、「軽中等度難聴者への支援」です。   質問の趣旨は、高齢者の2人に1人が難聴とされ、認知症への影響や、友だち付き合いの減少による孤立、という悲しい状況に陥るのを防がなければならないとの思いからです。  WHO(世界保健機関)の世界聴覚報告書(2021年)によると、2050年までに世界で約25億人(4人に1人)が難聴を抱えて生活するとされています。このうち7億人は、何らかの対策を取らなければ、耳と聴覚のケアお

議会で、少子化対策について質問しました。

 9月13日水曜日、ふじみ野市議会で一般質問を行いました。テーマは、少子化対策です(以下の文章は関連記事です)。 ふじみ野市を始め、多くの自治体や国が、子育て支援策に強く取り組まれていることには、敬意を表します。また、対象となるお母さん、お父さんからも一定の評価を受けていることと思います。ただ、残念ながら、子育て支援策を強化しても、強化しても、出生数や出生率は、低下していくという状況がみられます。  私の質問は、こうした現況において、従来の子育ての支援という福祉的政策と

ふじみ野市民のアンケートをみてみる(2)

 前回の続きで、ふじみ野市が、「将来構想後期基本計画」策定のために2022年7月に行った、市民へのアンケートの結果をみてみたいと思います。 前回記事 https://note.com/t_tsubota/n/nfc53fbf07375 1.市の取組への満足度  下の表ですが、各施策への満足度を聞いたものです。  まんなかは、「わからない」ですが、どの項目もほぼ「わからない」が一番多いです。  生活基盤と都市環境は、満足も不満もともに高いですね。地域(道路公園)によって評

出生数の推移をまとめてみました。

 ふじみ野市と近隣自治体(富士見市、志木市、朝霞市、川越市)の出生数(外国人除く)の変化をまとめてみました。   上の表ですが、2015年のふじみ野市の出生数は966人、2022年は627人です。減少率は35.09%です。年平均で5.99%減少となります。コロナの影響を受けていない2020年の出生数は732人。2015年からの年平均減少率は5.4%となります。  減少率が他と比べて極めて高いですね。コロナの影響?が大きい(2022年の2020年比で減少幅が大きい)のはふじみ

9/15 認知症対策講座が開催

ふじみ野市が認知症対策の講座を開催します。 お時間のある方、ぜひご参加ください! 日時:令和5年9月15日(金曜日)午前10時から正午 場所:ふじみ野市役所本庁舎5階大会議室 内容:認知症を知ろうー認知症の人との接し方から予防までー 講師:埼玉県立大学 辻 玲子准教授(看護学博士) 定員:50人(申込順) 申込方法:電話で高齢福祉課(電話049-262-9038)へ申し込む

ふじみ野市の出生率低下を探る

 前回、ふじみ野市の出生率が近年、低下しており、また、減少率が、近隣自治体や埼玉県と国の平均より大きいと指摘しました。ここでは、有配偶率、平均初婚年齢、出生順位別合計特殊出生率、有配偶出生率について近隣自治体や国、県平均と比べて、ふじみ野市の特性を確認しましょう。  ちなみに結論から言えば、「有配偶出生率が低い」ことがふじみ野市の特性と言え、出生率低下の大きな要因と考えられます。  出生率(出生数ではありません)に関係する指標として、まず、結婚に関する指標が挙げられます。こ