
認知症のおばあちゃんとの生活から学ぶマーケティングの事
こんにちは、坂本です。
私は現在認知症のおばあちゃんと同居をしています。
認知症のおばあちゃんとの生活などを綴ったブログはこちらです。
→認知症のおばあちゃんと暮らすパーソナルトレーナー坂本孝宏のブログ
おばあちゃんとの生活で学んだ事
それは、「相手を理解すること」です。
マーケティングでいう消費者理解の部分ですね。
最初に住み始めた頃はとにかくおばあちゃんの事を理解しようと思ってやりました。
おばあちゃんが認知症になる前はどんな様子だったのか?
仕事の事や性格、好きな事など。
それを実際におばあちゃん自身に聞いてみたり、家族に聞いてみたりしてリサーチをしました。
おばあちゃんは元々学校の先生だったので、
お世話をされるよりはする方が好きでした。
それらを元にやってほしい行動のプロセスを考えた
おばあちゃんの事はだいぶ理解できたので、
そこからはやってほしい行動を起こしてもらう為のプロセスを考えました。
実際の例で言うと、
「デイサービスに行ってほしい」というのがありました。
ただ単にデイサービスに行くよと言っても行かないと言います。
以前に何気ない会話の中で、
市役所の話をしたらやたらと「市役所」というワードを覚えていました。
なのでデイサービスに行くよとは言わず、
「一緒に市役所に来てくれる?」と言うようにしました。
しかし、言葉で言うだけではすぐに忘れてしまうので、メモで視覚的に意識づけをします。
このメモは住み始めて間もない頃に書いたものですが、今でも活用しています。
その効果もあるのか、私がデイサービスの送り出しをする時に行かなかった事はまだ一度もありません。
仮に行かないとなっても複数パターンを用意しているのですが(笑)
Webでも基本は一緒
今回はおばあちゃんとの生活を例にしましたが、Web上でもやることはあまり変わりません。
あなたが情報を届けたい相手をしっかりと理解して、
その人に行動してもらう為のプロセスを考えて、それに必要な発信をする。
あなたはどれぐらい届けたい相手を理解していますか?
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