医師という仕事・その2

私が医師免許を取得した1991年当時、医師国家試験は4月第1土日の2日間で行われ、その約1ヶ月後、5月の中旬に合格発表というスケジュールでした。

受験が終わると、大学は卒業したものの医師免許はまだ交付されていないという中途半端な状態でしたが、早速大学病院の外科病棟での研修が開始されました。一緒に研修を始めた同僚の中には残念ながら不合格となった者もいてひっそりと姿を消すのですが、患者さんからは「あれ?あの先生最近姿を見ないね?」って言われたりしてました。

そんなこんなで何とか無事(?)に医師免許を取得し、先輩医師の指導の元ではありますが、医師としての仕事のスタートを切ったのでした。

大学病院での研修は1年間なのですが、それは密度の濃い1年でした。
次回からは研修医時代のエピソードを綴りたいと思います。

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