TS002「はじめての泥遊び」

つばさ覗き穴

これはつばさのケータイのカメラロールにあった動画をほとんどそのまま出したものです。

つばさ覗き穴をやることになるとは、撮影当時は想像すらしていませんでした。映像の中でちょっと喋っているのは、Youtubeにあげようかなと思って喋ってました。（ですが結局Youtubeにはアップしませんでした）

これは去年１年だけ福岡に住んでいた時の動画です。福岡でも被写体をしていて、佐賀の干潟で撮影した時の合間に撮りました。

8月で、すごく暑くて、でも干潟に入ると太陽光線も遮ってくれるし、ひんやりしてるので快適でした。初めて行った干潟はムツゴロウの赤ちゃんがたくさんいて、大人のムツゴロウは警戒して遠くからこちらを見ていて、ガタタビと呼ばれる足袋がたくさん洗ってほしてあって……あと、動画にはないけどガタスキーにも乗りました。木の板に乗って干潟を移動するの！

あんなに初めて経験することだらけの場所は、大人になるとあんまりないからすごく楽しかった。

特に記憶に残っているのは、海の匂いと泥の感触。すべての生き物の最初は海で生まれたんだってことがリアルに伝わってきました。（何言ってるかわからないと思うけど、干潟へ行ったらそう思うはずなのです……！！）

最後に泥を洗い流すところがあって、動画に撮れなかったのが本当に悔やまれるんだけど、プールのシャワーの強化版みたいな巨大な装置があって両脇と上から水が噴射されてそこで洗うの。
でも、それだけじゃ落としきれないから、ホースを持ったお兄さんが立ってて装置で洗う前にお兄さんに水をかけてもらうの。

車を洗うときみたいにホースを潰して水をかけてくれて、それから巨大シャワー入ってこすって、それでも落ちてないところにまたホースで水をかけて落としてもらって、それからやっとロッカー室にある温水シャワーに進める状態になるの。
どろが鼻の穴とか耳の穴からでてきて、よく洗ったけど帰り道もずっと海のにおいがしていた。

いろんなフェチ動画に出たけど、干潟は最も大変な部類の撮影でした。
でも一番非日常感があって、撮っていても動画を見ても不思議。
関東にきて干潟が遠くなってからは特に、あれは夢だったんじゃないか……と思うくらい不思議な体験で面白かったです。いつかまたいきたいな。

つばさ