つ ち や 温 水 プ ー ル

こんにちは。つちや温水プールです。 熱くないけど、ぬるくあったかく。 特別じゃないけど…

つ ち や 温 水 プ ー ル

こんにちは。つちや温水プールです。 熱くないけど、ぬるくあったかく。 特別じゃないけど、ちいさくほっと。 そんな時間を、いっしょに過ごせるとうれしいです。 https://tsuchiya-onsui-pool.studio.site/

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  • 温水日和

    温水日和というなまえで綴っている日記を抜粋してみました。 バックナンバーはリンク先のさくら色のアイコンをクリックしてみてください🌸↓ https://tsuchiya-onsui-pool.studio.site/1

  • どこでも まじめ通信

    手書きなところがミソのまじめ通信を、思いっきり電子化しました。

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会社員から、温水プールになる

新卒から、日本の会社で3年間。そのうち1年間はフランス語をつかって、フランスで会社員。そのあと1年ほどおやすみをいただき、温水プールになりました。 はじめまして。つちや温水プールの、つちやりさと申します。 この記事に目を通してくださり、ありがとうございます。 つちや温水プールとは、屋号です。つちやりさが、わたしのなまえ。 熱くないけど、ぬるくあったかく。 特別じゃないけど、ちいさくほっと。 そんな時間を、みなさんといっしょに過ごしたくて、あそぶようにとびまわってい

    • 力を入れるのは簡単なのに 力を抜くのはむずかしい

      2021.07.04 しずかに復活。 体操の日。 この体操教室では、「力を抜く」ということを教えてくれる。力みがちなわたしを、そこから解放してくれるような、そんなかんじが好き。 腕の力を抜いて、8の字を描くように、ぶらんぶらんと振り回す運動。 子どもが浴衣を着るときに帯がわりにする、へこ帯(へこおび)。普通の帯と違ってやわらかい。それだけみると、長いストールみたい。 それを持ったまま、先生が運動をする。へこ帯がふわふわと宙を舞う。 「こんなイメージです。やってみ

      • 相手をちゃんと見て、ことばを選べたら

        2021.05.29 これから咲いていく姿もすてき。 5月のもぐる会さいご。 会社の新入社員研修が、こわかったねって話になる。 「自責」と「相手視点」 なんでも、人のせいにしないで、じぶんの責任だと思いましょう。 相手の視点に立って、考えましょう。 いまとなっては、このことばのこわさにも気づけるけれど、可愛くて素直だったわたしたちはまっすぐに、このことばを受け止めたのでした。 ぜんぶじぶんが悪い。 じぶんの目線で考えないように。 じぶんを責めたり、じぶんを

        • よく見ているのは

          2021.05.28 お薬をもらいに、いつもの薬局へ。処方箋を渡して、お店の中で待つ。小学校低学年くらいの女の子とそのお父さんも、呼ばれるのを待っている。 その薬局の入り口近くに、小さな水槽がある。そのなかをさらに小さな熱帯魚たちがスイスイ泳いでいる。わたしは待ち時間に、ときどき眺めている。 今日も水槽をのぞいてみる。あれ?なんか、違う。今日はすごくきれいだ。すごく、透明。お掃除してもらったのかな?あれ、水槽の中に配置されている木や枝も、もしかしたら前のと違うんじゃない

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        • 温水日和
          24本
        • どこでも まじめ通信
          4本

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          だらだらのプロ 派遣します

          2021.05.27 雨だったので、おこもりの日。 寝て、起きて、温水日和書いて、寝て、起きて、温水日和書いて、映画をみた。 そういえば前よりずいぶん、だらだらするのが上手になったなあ。 だらだらしたり、ボーッとしたり、こころもからだも休めてあげることって、元気でいるために、とっても大事なことなんだよね。そのことは最近知ったんだけど。 でも、いざだらだらしようとしても、いままでのクセが抜けなくて、なかなかうまくいかない。 「だらだらしてる暇があったら」 なんてこ

          だらだらのプロ 派遣します

          おんなじような車 ぜんぜんちがう人

          2021.05.24 いつも生活している場所から少し離れた土地で、助手席に乗せてもらう。 「じぶんにとって慣れ親しんだ道でも、みんなをのせて走ると、なんだかふしぎな感じです」 運転席のまゆちゃんが言う。 右折待ちをする。向こう側から、車が列をなしてやってくる。次から次へと車があらわれては、右うしろの方へ消えていく。どれも似たような車に見えてくる。 だけど、ひとつひとつの車に乗っているのは、まったく別の人たちなんだ。それぞれに、それぞれの生活があって、それぞれの時間が

          おんなじような車 ぜんぜんちがう人

          きらきらパタゴニアお兄さん

          2021.05.23 環境のことについて、恥ずかしながらまだまだ不勉強なのだけれど、さいきん、前よりも気になっている。美月ちゃんがもぐる会で、洋服と環境のお話をしてくれてからのことです。 今日も、パタゴニアのお店を通ったとき、美月ちゃんを思い出した。環境に配慮しながらお洋服を作っている会社だって、紹介してくれた。 パタゴニアは知ってはいたけれど、フリースがかわいいな、くらいにしか思ったことがなかった。店内へ。 Tシャツをじーっと見ていると、スタッフのお兄さんが、声をか

          きらきらパタゴニアお兄さん

          もう人のせいになんかしない

          2021.05.22 「おとうさん、お昼なに食べたんだろう」 友人の家探しにおじゃまして、不動産屋さんへ。チェーンではなくて、ご夫婦が長年やっているらしいお店へ。60代くらいかな?たがいを、おとうさん、おかあさんと呼び合っている。 おかあさんが、友人の希望を細かく確認してくれた。その内容をおとうさんに伝えながら、2人並んで、それぞれのパソコン画面をじっとにらみつけ、部屋を探してくれる。 父「一階は?」 母「だめです」 父「バストイレは?」 母「別です」 父「一

          もう人のせいになんかしない

          脱力系女子にあこがれる力んでる系女子

          2021.05.21 いつも、脱力系女子にあこがれていた。なのに高校生のとき 「りさは力んでる系女子だよね」 って言われてた。そのことをいまでも時々思い出すのは、思いあたる節が少なくないからで、あのときからなんにも、変わってないからなんだろうなあ。イヤー。 今日も思い出しました。 夜のもぐる会。みんなは、まさしくんの話に耳を傾け、ゆったりと漂っていました。なのにわたしだけなんだか、ずっとそわそわしていた。 おだやかな空気を緊張させてしまったなあと、反省。 わたし

          脱力系女子にあこがれる力んでる系女子

          一生懸命断ろう

          2021.05.18 まおさんおめでとう♡ いままでは、Shozo coffee storeの北青山のお店にまじめ通信を置かせていただいていたのですが、南青山のお店の外にある木箱にも、置かせていただけることになりました。うれしい、ありがたい! 今日は北青山でお仕事だったのですが、南青山のお店へおつかいに行ったときに、香月さんが窓の外を指しました。すると、なんと、まじめ通信を読んでいる方を発見。 「香月さんがおすすめしてくれたんですか?」 「いいえ、持って入って来られ

          わたしにしかできないこと

          夜9時、テレビのチャンネルは、NHK BS1の「ヒューマン×スポーツ #アスリートは黙らない」。はじめは、隣の人が見ていたのでひょいとのぞいてみただけだったのだけど、途端、目が離せなくなった。 からだを追い込んだことで、無月経になった、陸上の新谷選手。人種差別に苦しんできた、サッカーの鈴木武蔵選手。体罰を受けた過去に苦しむ、元バレーボール選手の益子さん。それぞれが、自らの苦悩と真正面から向き合い、それぞれができることをして、世界をより良いものにしようと邁進している。 普段

          わたしにしかできないこと

          きっとわたしたちは、これからもだいじょうぶ。

          あっ。空が高い、って思ったとき。 朝起きて、まじめ通信を書く。vol.8は、「目覚めよ!全世界の暇人たち」。暇人ということばを使うのは、今日で最後にします。 自転車をこぎながら、まじめ通信を読んでくれてる人たちのことを思う。vol.1を作っていたころなんかは、こんなにいろんな人に読んでもらえるなんて、思ってもみなかったな。じんわりと、あたたかいきもちがわいてくる。 午後3時。すっかりご無沙汰していたひとと再会。この一年、会わない間に変化のときをむかえていたのは、わたしだ

          きっとわたしたちは、これからもだいじょうぶ。

          そのまんまでいるから、そのまんまでいてね。

          新しい家具が届いた。わーい! 収納力のある本棚を探していたのだけれど、あら、これなら、棚を引き出せば机にもなるじゃない!ということで、ライティングビューローを迎え入れることに。 そのライティングビューローちゃんとは、西荻窪で出会った。お兄さんが一人で営まれている家具屋さん。そのお兄さんが、今日は車で配達してくれるという。我が家のドアの前まで、ひとりで抱えて運んできた。どうやって鍛えてるんだろう。 「よろしくお願いします」 ほとんどはじめましての人を家にあげる。ドキドキ

          そのまんまでいるから、そのまんまでいてね。

          ねえ わたしたち、もうボンジュールした?

          「フランスでは、朝はなんてあいさつするんですか?」 カフェの先輩にふいにそう聞かれて、あれ、そう言われてみると、フランス語では、おはようも、こんにちはも特に区別することなく、いつもボンジュールだったなって、いまさら気づく。 「ボンジュールですかねえ」 「ボンソワーは夜ですか?」 「夕方あたりから使うかなあ」 あれ、でも。 「夜でも、ボンジュールって、言いますね。たとえば、その日はじめて顔を合わせた同僚とかには。ボンジュール、サバ?って。ハロー、ハウアーユーってこと

          ねえ わたしたち、もうボンジュールした?

          あなたのことを思っていたよ

          「いちばん好きなのは、プレモルの香るエール。普段飲んでいるのはサッポロ。発泡酒だとBLUEなんだけど、さいきん見当たらなくて困ってる」とはじめからおわりまでかんぺきにわかりあえる方と出会い感動。今日のプレモルは、やけに神々しい。 カフェでおしごと。久しぶりに会うお客さんが、「聞いてほしい文章があるんだよ〜」と言う。ケータイの画面をのぞきこみながら、その文章を声に出して読んでくれる。 「見えてはいるけれど、だれも見てないものを、見えるようにするのが、詩だ。」 ほお〜なんて

          あなたのことを思っていたよ

          運を使い果たすように日々を生きる

          今日は、本棚の整理をした。 本がどんどん増えてきてしまったので、生きていくために必要のない本は手放そう、ってことではじめたんだけど、うーん必要じゃないとは言い切れないなあ、とか、あーこれから必要になるかもしれないなあ、とか、そんなこんなでほとんど手放せそうにない。 だから、ほとんど、本棚の整理をしてる人を見守ってた、に近い。 「この本、まだいる?」 手渡された本を見て、あ、と思い出す。わたしがまだフランスにいたとき、日本にいる彼に、買っておいて、と頼んでおいた写真集だ。た

          運を使い果たすように日々を生きる