【書籍レビュー】NEVER LOST AGAIN グーグルマップ誕生
こんにちは、まつまるです。
今回はGoogle map誕生に関する本を読んでみたのでレビューします。
読もうとした理由
下記リンクでオススメされていたのと、僕自身グーグルマップめちゃくちゃ使うし、大好きなサービスなのでどういう経緯でローンチされたのか興味があったからです。
著者紹介
ビル・ギルティという元グーグルのプロダクトマーケティングマネージャーが執筆しています。グーグルの後はナイアンティックという会社であの有名な「ポケモンGO」制作に携わっています。
ストーリー
キーホールという地図事業ベンチャーやナイアンティックという地図とゲームを組み合わせたサービスを提供するベンチャーを立ち上げたジョン・ハンケと大学時代の同級生だったビル・ギルティを中心とした「グーグルマップ」、「グーグルアース」の誕生秘話と「ポケモンGO」制作に至った過程について書かれています。
簡単にまとめると以下の通りです。基本はジョン・ハンケが主人公です。
①ジョン・ハンケと著者ビル・ギルティがテキサス大学で知り合う
②ジョンは国務省の外交官に就職、ビルは広告代理店でマーケティングを担当する
③ジョンが1999年にキーホールという地図事業ベンチャーを立ち上げる。
④優秀な人材を集め、競合他社より処理速度が速いサービスを提供した。(詳しい技術の話しは分かりません・・・)
⑤CNN (アメリカのメディア)でキーホール製の地図が使われてバズる
⑥グーグルのキーホール買収によって、大資本によるサービス拡張。
⑦2005年2月にグーグルマップを無料でサービスを提供
⑧社内政治に辟易して、ジョンがナイアンティックを企業。
⑨ポケモンGOをローンチ
読んでいて思ったこと
登場人物多すぎ。
IT関連に精通している人じゃないと読むのはオススメしません。笑
これ知ってたら明日から友達に自慢できるかも!?
グーグルマップは2週間に1回更新されている
グーグルマップのローンチは最初がアメリカ、2番目が日本。
AppleがGoogleに対抗するために作った地図アプリはひどい状態で世に出したので3000億ドルの損失を生んだ
ポケモンGOが生まれたのはジョン・ハンケの息子が家の中でゲームばっかりしていたので外に出て遊んで欲しいという親の切な思いと、グーグル社員の日本人がエイプリルフールにグーグルマップの色んな場所にポケモンを出現させてたのが評判を呼んだのが組み合わさって出来た。
学んだこと
現代人が道を迷わなくなったのはグーグルのサービス精神のおかげ。
グーグルマップを無料で使えるようになったのはグールグル創業者のラリー・ペイジのおかげ。
グーグルは完璧でなくても良いから素早く行動することを強く推奨していて、グーグルマップもローンチ時は完璧ではなかった。
地図には国境問題がはらんでいるので、ローンチ後はデモ活動があった。例えば台湾の表記が中国台湾とグーグルマップには書かれていたので台湾人から多くの批判があった。日本海という表記も韓国人は批判している。これの対策としては国々によって表示を変えている。韓国では日本海を東海と表示される。今は日本海に表記が統一されているみたいだが・・
グーグルマップAPIの提供でさらに爆発的な人気を得た。APIとはアプリケーション・プログラム・インターフェースでグーグルマップを誰でもでカスタマイズ出来るようにしたことだ。これによって、グーグルマップを使って賃貸物件を一枚の地図でみれるようになったり、犯罪統計データとグーグルマップを合わせて地域ごとの犯罪を見えるようなウェブ地図を作成して急速に広まっていった。
技術の囲い込みはサービスの広がりを妨げる
まとめ
グーグルマップはやっぱり素晴らしい
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