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舞台 2020※ネタバレ有り、長文です

8月20日
大阪森ノ宮ピロティホールにて、高橋一生さん主演の1人舞台「2020」を観劇して参りました

とにかく私にとっての初の本格的な観劇
そして主演はずっと大好きな一生さん。
勿論最初にふんわりと「行きたいなあ」と思ったのは前提にあったけれど、今回も件の疫病が収まってなかったので多分無理だなあと思いつつ上司に聞いたら感染対策をすればOKとのお返事を頂き。

でもそれからまた感染者が増えてぎりぎりまで行けるかどうかわからず。
でも何とかそれもクリアして行ける事に。

席は当日行けなくなった相互さんにお譲り頂きまさかの最前列!!
初めての本格的な観劇でこんな神席。

神様、仏様、改めて相互さん、心よりありがとうございます。

久々の高速バスに揺られて大阪へ。
到着後カフェで朝食ののち会場の森ノ宮ピロティホールへ


職場の同僚に古い劇場と聞いてはいたけれど、年季の入った佇まいにそれが表れていました。

観劇前はTwitterで知り合った相互さんやイセクラさん達にご挨拶。
トイレは凄い行列だったけれど割とスムーズに入れて15分前くらいには着席。
着席後忘れちゃなんねーと即携帯電源をOFF。

まさかの最前列。
開演前はセットを眺めつつ過ごす。
天井にも脇にもボールが詰まった入れ物。
「公演中落下部がございますが、お手をお触れにならないで下さい」と会場係りのお姉さん。

時計が進む度に心臓の鼓動が高まる。
胸が苦しい。
「助けてくれー!!」と思ってる所へ、聞いた事のある機械音。
どうもその時既に一生さんは登場してらして空いた客席に座られる等あったらしい。
そして真横を通られた事も気が付かずにいたら目の前を歩くマスクをされた一生さん。
白シャツに黒のパンツ姿。

「??」

頭からっぽな私。

そして会場を一通り見渡されるとまた私の前を通られブロックを使って上に上がられる。
これは上質な夢よねと余りの現実感の無さに心で呟く。
今も現実感無さすぎて記憶違いを起こしてんじゃないかと自分の記憶に余り自信が無い。

そしてブロックを使った塔に一生さんが登られマスクを外しニヤリ
塔が一瞬グラグラと揺れ私は思わず「!!危ない!!」と

そして始まる1人舞台

「沈黙は金、雄弁は銀」
一生さんのこのセリフでよいよ80分の1人舞台がスタート。

淀みなくセリフを仰る一生さん。

それからも言葉は続き、目の前で動き走り踊り歌う一生さんの姿と無言で陰の様に寄り添うダンサー、橋本ロマンスさんの姿。

それからはただただ一生さんを目で追いセリフを一言一句聞き逃さぬよう耳を傾け。
とにかく高橋一生さんが実際に存在してそこに息づいてらっしゃるって事が尊くて。

「確かに高橋一生さんはこの世に存在してらした」

正にその一言に尽きるなあと。

ラストの「沈黙は金」からの暗転まで本当に一気に駆け抜けた舞台。
ステージが明るくなって一生さん再び登場。
私は力の限り拍手。
見る前は漠然と「私泣くかも」って思ってたのね。
1回目の配信でもズビズビだったし。

でも実際は緊張してて涙殆ど出ず。
そのかわり何故かニコニコが止まらず。
「良かったねえ、無事終わったねえ一生さん!」って笑顔でずーっと拍手してました。
カテコは基本の3回
スタオベ私は2回目から、同じ最前列でスックと立った綺麗なお姉様につられて。

ロマンスさんとちょこんとお辞儀し合ったり、後ろに居るロマンスさんに可愛くおててを振ったり。
クルクルご挨拶や両手お手振りも可愛らしくて、この方がさっきまで重く苦しいお芝居をされてた方と同一人物??とまた頭が混乱。

永遠に謎が多い41歳、高橋一生さん。
だからいつまでも追いかけていたくなる。
こんなおばさんでごめんねと心の中で謝りつつずっと多分大好きな人。

お話しの感想はまだ取り留めが無く纏まっておりませんが、2020年を境に疲弊を余儀なくされた社会。
一生さんがいらっしゃる演劇の世界は1番大きなダメージを受けたと思う。
勿論私みたいな庶民にも僅かだけど影響はあった。
その中でもがく人間そのものを何度も生まれ直したlul lulを通して描いていたのかなあと。

一生さんの魂がlul lulを演じる事によって少しは救われてると良いな。

今回も長文&駄文にお付き合い頂きありがとうございました

※LOVE STORYの続きも絶賛執筆中です!
しばしお待ちを(誰も待ってない?失礼しました。)
ではまた!!

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