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結局、支援制度が使えないのは要件云々の問題じゃなかった。

こんにちは。新潟県湯沢町にUターンしプログラミング教室で勤務をしている腰越です。ここでは湯沢町の児童通所支援の申請に関して記録を残します。

なお、この記事は以下内容の後編となります。

前編ダイジェスト

概要としては、
就学前検診結果を踏まえ、町の支援制度を申請して、小学校入学前に発達支援サービスを利用しようとしたものの承認されず見送り。

理由として、
「現行の制度では通級在籍前の承認ができない」
「保育園の活動のみでも改善が見られる」

からとのこと。
制度上、承認ができないのであればせめて小学校に入学して通級在籍してからは支援制度を使わせてもらえるように準備をしよう…というとこで一旦引いたまでのやりとりを前編で残しています。

後編では、保育園卒園 → 小学校進級を迎え、教育委員会から通級在籍の正式通知が来たので、改めて児童通所支援の申請を試みた時の内容を残そうと思います。

再申請がまずしんどい

制度申請にあたり
・湯沢町社会福祉課からの書類受取
・保健師の意見書
・通級指導教員の意見書
が必要です。

が、再度書類受取&意見書依頼をするのも正直一苦労でした。
再申請のやりとりを抜粋すると、先方からは「(小学校入学前のやりとりで)あなたへの支援承認は見送ると言いましたよね、何でまた来たんですか」という考えを感じる発言が何度もあり、中々理解を得られませんでした。

(申請承認のカギはこの人たちなので、敵に回してはいけない…)と冷静に話をするよう心がけていたのですが、通級在籍も決まり制度上は要件を満たしているはずにも関わらず承認をしぶられることに対してどうしても我慢ができなくなり、最終的に怒りをぶちまけてしまいました。しかも会社の仕事中に。

で、ひとまず直接対話を要求して再度話をすることになりました。

担当者との直接対面

保健師&通級指導教員との面談時間をもらい「なぜ通級在籍という申請条件を満たしたにも関わらず話が進まないのか」という意見をぶづけました。回答概要は以下の通り。

・数年前に制度が出来たばかりの時は間口を広く受け入れていた
・制度を運用する中で、今は現行制度の見直しをしている
→通級教室在籍=通所支援制度を申請はできるとは限らない
→他の市町村との実績を比べると湯沢町は受け入れすぎていた(らしい)

とのことでした。
私からすると「他の市町村の実績を…」という部分が非常にひっかかる部分で、他に合わせる必要はあるのか?と思ったのが正直なところでした。

よっぽど
「町の予算都合で、受入人数が○人までと決まっている」
「民間事業者との連携を望まない」
とかハッキリ言ってもらえればまだ理解できたのですが、「他の市町村より受け入れすぎたので…」という理由がどうも個人的には納得できませんでした。

他にも色々話したのですが、これ以上いち保護者の私が言い続けたところで状況が変わる気もしないので、納得はしていませんがもうこれ以上制度申請に関して相談をするのはやめることにしました。

【湯沢町通所支援制度 結論】
他の市町村に合わせ現行の受入制度が調整されているので、
「通級在籍 = 支援制度承認」とはならない

まとめ

10ヶ月くらい教育関係者や役場とのやりとりをしてきました。
結果、湯沢町の支援制度を使うことはできませんでした。

後日談ですが、「現状湯沢学園は通級教室の先生の人員も足りていない状況で通級活動日を制限している」との話を伺いました。だとしたら、その状況でも「通年での通常学級を目指す」のであれば、やはり民間サービスとの連携強化をした方がいいんじゃないかと改めて思いました。

この10ヶ月で何十回も言い続けましたが、私は学校の取り組み批判するつもりは全くありません。ただこの制度を上手に活用し湯沢町の子どもたち1人1人の最高を引き出す環境になっているのか、という点に関しては全く納得ができないまま終わりを迎えます。

今の気持ちはサムネにあるキモ真顔状態となっていますが、今後は保護者として出来ることをやっていこうと思います。

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