適切なベット額とベット頻度を算出できるか?①

(2022.11.20追記 余裕で間違ってたのでシレっと修正しました)

突然ですが、痩せようと決意したこばやしです。

ダイエットも筋トレも勉強も、日々の積み重ねが大事だと知っています。
自分もポーカーを始めたうちは、Twitterで↓みたいなことをやって日々真面目に勉強してました。
詳しくは、こばやしTwitter2022年5月頃をご参照ください。

これをやってた時は、「でも、これってなんの意味があるんだろう?」状態だったのですが、GTO Wizardというツールを得た今、どこまでこの時に勉強していたことが実際のGTO Wizardの解と、近いのかor遠いのかを確認したいと思います。

また、この時はレンジを簡略化してたのですが、しっかりとGTO Wizard基準のハンドレンジで確認することで、より検証を深められたらと思います。さらに、BTN(HERO) VS BB、UTG(HERO) VS BBの両方を同時にやることで、ポジション別の勉強もしていきたいと思います。

♦Q ♣8 ♡7ボード

BTN(HERO) VS BB

まずはそれぞれのレンジを貼り付けます。

BTN オープンレンジ(735コンボ)
BTNオープンに対するBB対抗レンジ(コール848コンボ)

次に、ロストコンボ、バリューコンボ、トラッシュコンボの数をそれぞれ数えていきます。

■CBに対してコールするコンボ


・Qヒット:44×3=132コンボ
 ただしAQs(3コンボ/以下括弧内はコンボ数を表す)、KQs(3)、AQo(12)は
 3ベットしているものという前提から-18コンボ。
 さらにQ5sとKQoも50%頻度でレイズをしている前提から-6コンボということに(ここは適当) 
 よってQヒットのコンボは132-18-6=108コンボ。

・8ヒット:41×3=123コンボ
 ただしT8s(3)、98s(3)、87(2)sが100%レイズ、86s(3)も50%レイズしているという想定。
 また85o(12)、84o(12)、83o(12)、82o(12)もフォールド。
 よって8ヒットのコンボは=64コンボ。
 
・7ヒット:38×3=114コンボ
 ただしT7s(3)、97s(3)が100%、J7s(3)が50%レイズしているという想定。
 また74o(12)、73o(12)、72o(12)もフォールド。
 よって7ヒットのコンボは70コンボ

・ポケット
 77:50%レイズしたという想定から3コンボ
 66:6コンボ
 55:6コンボ
 44:6コンボ
 33:6コンボ
 22:6コンボ
  合計33コンボ

・フラッシュドロー
 → 今回はなし

・ストレートドロー
 JT:16コンボ
 J9:16コンボ
 T9:16コンボ
 96:16コンボ
 65:16コンボ
  合計80コンボ

→ CBに対してコールするハンドは
  108 + 64 + 70 + 33 + 80 = 355コンボ

■CBに対してフォールドするコンボ


 BBコール848コンボ - 355コンボ = 493コンボ
 

■ベット頻度とベット額


 トラッシュ493コンボ ÷ 全体848コンボ = 0.581… = トラッシュ頻度58%
  → ベットしたら42%にコールされる。比較的、フォールドしてくれる。

 ドロー系のコンボは80コンボ。 80コンボ ÷ 355コンボ = 0.225… = 22%
  → ついてきたときのドローコンボはそれほど多くはない。(ヒットorポケットが大半)

■上記を踏まえたこばやし予想


 ・チェック頻度はそこそこありそう。だって42%がコールする。
  自分が負けてるときにベットしてもコールされる恐れが42%。脳死でCBはできない。
 ・ドロー系のハンドはそれほど多くはない。

→ 「広く安く」のベットではなく、「チェックorある程度しっかりベット」と予想

■答え合わせ(BTNアクション)

結論 → そんな間違ってはいなさそう?回数を重ねていって、トラッシュ頻度、バリュー頻度の
     割合とベット額&ベット頻度の相関を見つけていきたい。

UTG VS BB

これもまずはレンジの確認です。

UTG オープンレンジ(227コンボ)
UTGオープンに対するBB対抗レンジ(コール605コンボ)

そして、同様にロストコンボ、バリューコンボ、トラッシュコンボを数えます。

■CBに対してコールするコンボ


・Qヒット:44×3=132コンボ
 ただしQJs(3)、Q9s(3)、AQo(12)が50%頻度でレイズしているという想定。
 またQ8o(12)、Q7o(9)、Q6o(12)、Q5o(12)、
 Q4o(12)、Q3o(12)、Q2o(12)はフォールド。
 Qヒットのコンボは 54コンボ

・8ヒット:41×3=123コンボ
 ただし82s(3)、86o(12)、85o(12)、84o(12)、
 83o(12)、82o(12)はフォールド。
 8ヒットのコンボは 60コンボ。
 
・7ヒット:39×3=117コンボ
 ただし72s(3)、75o(12)、74o(12)、
 73o(12)、72o(12)がフォールド。
 7ヒットのコンボは 66コンボ

・ポケット
 JJ:6コンボ
 TT:6コンボ
 99:6コンボ
 66:6コンボ
 55:6コンボ
 44:6コンボ
 33:6コンボ
 22:6コンボ
  合計48コンボ

・フラッシュドロー
 → 今回はなし

・ストレートドロー
 JT:16コンボ
 J9:16コンボ
 T9:16コンボ
 96:16コンボ
 65:16コンボ
  合計80コンボ

→ CBに対してコールするハンドは
  54 + 60 + 66 + 48 + 80 = 308コンボ

■CBに対してフォールドするコンボ


 BBコール605コンボ -308コンボ = 297コンボ
 

■ベット頻度とベット額


 トラッシュ297コンボ ÷ 全体605コンボ = 0.490… = トラッシュ頻度49%

■上記を踏まえたこばやし予想


 ・チェック頻度は先ほどのBTN VS BBよりもありそう?だって51%がコールする。
  さっきの42%より増えた。じゃあチェックも増えておかしくない。

→ 「広く安く」のベットではなく、「チェックorある程度しっかりベット」と予想。
  なおかつ、コールされる可能性はそこそこあり、バリューコンボもあるので
  「全体的に50%~83%ベットが多く、ポットオーバーまではなさそう」と予想。

■答え合わせ(UTGアクション)

結論 → あかんかった。だめだわ。何が違うやら。


■UTG VS BB 泣きのもう一回


・ロストコンボ


→ 自分がKK、AAだという仮定ですべてのヒットをバリューコンボに回して、
  2ペア、セットにだけ負けているという仮定にしてみる。

・Q8s:2コンボ
・Q8o:0(レンジ外)
・Q7s:2コンボ
・Q7o:0(レンジ外)
・QQ:0(レンジ外)
・88:3コンボ
・77:3コンボ

→ 10コンボ

・バリューコンボ
元々の80コンボに、当初ロストコンボとしてた216コンボ-上記10コンボを足す。
80+(216-10)=286コンボ

・トラッシュコンボ
605コンボ - ロスト10 - バリュー286 = 309コンボ

■ベット頻度とベット額


 トラッシュ309コンボ ÷ 全体605コンボ = 0.510… = トラッシュ頻度51%
 バリューコンボ309コンボ ÷ コール296コンボ = 1.033… = バリュー頻度103%
  → ベットしたら50%にコールされる。
    でもそのコールしてくる内、セットと2ペアの10コンボにしか負けてない。
    コールする296コンボ中、286コンボがバリューコンボ。

なるほど、こう考えたら「シンメトリックサイズでベット」となってくるのか。
知らんけど。

まとめ

なんとなく理屈はあっていそうに感じるものの、これであってんのか?
知らんけど。

もう何回かお試しでやってみて、結果ダメそうだったらそこで諦めて企画終了にします。

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