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逝ってしまった大切な人の願い

Q
ある日あなたが大切にしているモノ家族も含めて友人知人も全て無くなってしまったとします。
それは震災や事故や隕石が落ちた為とか理由は任せますが、失ったモノは二度と戻っては来ません。
あなたは失意のどん底の中で、
A‥時間はかかっても、立ち直ろうとしますか
B‥それとも絶望で生きる気力を無くし、そのまま自分も消えようとしますか
また、選んだ理由を語ってみて下さい。
次に選ばなかった方もその理由を語って下さい。
この質問で、あなたが感じた事も、良かったら語ってみて下さい。

よくある‥と言ったらおかしいですが…
この想像は、みなさんも一度は考えた事があるのではないでしょうか?

震災も含め、これまでの様々な災害や事故などで、本当にそうなってしまった方達も実際にいるわけですから、運よくここまで平凡に暮らしてきた僕には、計り知れない悲しみや憤りを抱えていらっしゃると思います。

なので、いくら想像でのお話とはいえ、あまり軽はずみな事を言うのは忍びないのですが、もし読んでいて不愉快に感じられた方は、そのまま閉じてくださって結構です。

で、質問のAとBの選択肢ですが、僕はBは無いな‥と思います。

これは逆の立場で考えてみると分かりやすいですが、とりあえず現実に信じるとか信じないとかは関係なく次のように想像してみてください。

例えば自分が何かで死んでしまったとします。
だけど思想はまだこの世に残っている状態‥つまり肉体を持っていない幽霊としている状態です。
その時、あなたの大切な人があなたの死を悲しむあまり、後を追おうとしています。
あなたはどう思いますか?

‥僕は嫌ですね(^_^;)
自分が死んだ事で、その生き残った大切な人までが死のうとしてるわけですから
「おいおい冗談じゃない、やめてくれ!」
と思います。

なので、元の質問に戻っても同じだと思うのですよ。
「死んでしまった大切な人達は、僕の死を望んではいないだろう。」
‥と思うんですね。

もし仮に
「俺が死んだんだから、お前も死ね」
なんて考えを持っている友人や家族だったら、生きてる段階から縁を切りたいです。
そうでないと、仮に質問の内容のような事が起きた場合、その亡くなった友人や家族が怪談話などに出てくるような気味の悪い幽霊として付きまといかねないです(笑)
逆の立場でも、僕自身もそんな存在になりたくありません(^^;)

深く悲しんで絶望する事はあっても、それで自分も抹消しよう‥という考えにはならないです。
自分だけが生き残ったなら、生き残ったなりの運命や理由があるわけですから、大切な人を追って自害するなんて無意味な事はしませんね。

双方が互いに大切な人であるなら、どちらも死をもって追ってくる事は望まないハズです。
生き残った大切な人に「幸せになってほしい」と願うからこそ大切な人なのです。

命を大事にしましょうというのはもちろん、同時に大切な人の気持ちも大事にしたいですね。

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