2022年1月: カンボジア出国と日本入国の記録
2021年11月の際と、カンボジア出国の手続きはあまり変っていませんが、自分の記録が誰かの参考になるかもしれないと思いつつ、淡々と記録しておきます。
カンボジア出国前の手続き
カンボジア出国前に行う手続きは大したことがありません。事前予約なしでも陰性証明取得のためのPCR検査を受けに行くこともできますし。
出国72時間以内の陰性証明書を取得する場所
在カンボジア日本大使館のウェブサイトに拠れば、日本への入国の場合、Institut Pasteur du Cambodgeか、National Institute of Public Healthの2択です。もちろん検査方法やら証明書の記載内容やらが日本の定める内容を満たしていれば何処でも大丈夫ですが、余計な心配したくないですから。
なお、Pasteurは事前予約必須な割りにウェブサイトなどでの案内が不十分かつ対応も丁寧ではない(個人的体験に基づく)ので、僕は悩まずNIPHを選択しました。ただし、費用はPasteurが80ドル、NIPHが130ドルとだいぶ違います。
NIPHは事前予約は不要ですが、ウェブサイトからオンライン登録を行っておくと良いです。
NIPHでの検査
朝7時30分に開場となるので、ほぼ7時30分に到着しましたが、ざっと見て100名近くの方が既に並んでいます。この時点では、まだ受付は始まっていません。
通常は個人情報などを記載する紙を渡されますが、事前にオンライン登録を行っておくと(QRコードの印刷必須)、記載が免除されるのみならず、オンライン登録した人ということが分かりやすい場所に並ばせてくれます。
受付が始まると、かなり順番をすっ飛ばしてオンライン登録した人を優先的に受付の列に回してくれます。 今回、だいたい20番目くらいに受付できました。受付では検温されて、「どこに行くのか」を聞かれます。
受付時に見ていると「Urgent」の判を押してもらえるケースがあるようです。係員が一度勝手に押してくれたのですが「あ、お前のフライトは明日の夕方か。じゃあ明日の朝取りに来てもらえばいいからUrgentじゃないな」と言って取り消されてしまいました。もしかすると当日交付があるのかも・・・?
受付後は名前が呼ばれるのをひたすら待ちます。名前を呼ばれたら、その場で130ドルをお支払して、検体採取して終了です。
検査終了までに受付から大体40分くらいかかりました。
NIPHで検査結果(陰性証明)受領
午前中に検体採取が終われば翌日の午前10時から検査結果が受け取れます。
前回(2021年11月)はなかなか検査結果を配り始めなかったし、並んでいるんだか並んでいないのだかのカンボジアあるあるな感じだったのですが、今回はきっちり一列に並ばせてました。
アナウンス後に係官が来て「ここに並んで」と言ってからさっと動けるかどうかがポイントです。縦列駐車のように、勝手に2列に並び始めていましたが、係官が意図していなかった列は強行に解体させられていました(係官次第な感じです)。
時間もほぼ、10時きっかりには配布が始まり、10分程度で陰性証明書を入手できました。前日の検体採取時に受領した領収書があれば大丈夫なので、検査結果の受け取りは代理受領可能だと思います。
日本(中部国際空港)入国時
シンガポール経由での入国です。シンガポール(チャンギ空港)は一列に並んで、、といったオペレーションはなくなっていました。やっていない店舗も多いですが、夜10時頃でもフードコートで2軒ほどの飲食店が営業中で、数ヶ月前よりもだいぶトランジットの時間を潰しやすくなっていました。
中部国際空港
国際便の本数が圧倒的に少ないが故に、万事スムーズに物事が進む中部国際空港はストレスがなくていいです。
飛行機を降りて歩いていくと、書類チェックのための場所に到着します。陰性証明書とか誓約書など、厚生労働省のウェブサイトに記載されている書類たちです。ここで検査番号を割り振られ、唾液採取の容器を渡されて、PCR検査のための唾液採取場所に移動します。一本道ですが、特に案内などなく各自のペースで歩いていけばよいです。
唾液採取後に、新型コロナウィルス感染症対策質問票回答、というもののチェックがあります。なぜ書類チェックの時にやってしまわないのか疑問ですが。なお、登録する連絡先は日本の電話番号じゃないと駄目と言われます。これは前回も思いましたが、意味不明です。僕は日本の番号を持ってないので、「家族の番号なので僕が出られるかどうかは分かりませんがいいんですか?」と伝えた上で家族の番号を登録して事なきを得ました。ただ、海外(在住国)の番号なら確実に僕が出られるので、趣旨的には海外の番号を登録する方が正しいはずなんですけどね。
質問票回答の確認の次は、隔離用アプリの「My SOS」のダウンロード及び登録確認です。事前にダウンロードしてなくても空港でWiFiに繋げてダウンロードさせてくれますし、必要な設定もしてくれます。今回は2回目なので特段何もなく。あとは緊急連絡用のメールがきちんと届くのか、その場でチェックされます(My SOSをインストールしたスマホでメール受領設定がしてあるメールアドレスを使いましょう)。
今回、3日間などの隔離施設での指定隔離がない国からの入国者に対して、抗原検査キットが配布されていました。3日目に自主検査して、陽性になっちゃったら連絡しろ、という感じです(陰性なら何もしなくてよい)。
先ほど採取した唾液を基にした検査結果が出るまでしばし待機の後、陰性結果が出た人から順次入国手続きへ向かいます。今回は、入国手続き完了まで、飛行機が着陸してから1時間強くらいでした。
入国後
自家用車で自宅に到着したら、My SOSで隔離先の登録を行います。これで14日間(到着日含まず)の隔離に入ります。毎日の健康報告のほか、毎日不定期(回数もまちまち)にかかってくる自動電話への応答や、現在地報告を行います。
なお、入国してから半日くらい経過して以下のメールが届きました。
いつまで待っても続報の連絡来ないので、これは濃厚接触じゃないと勝手に判断してOKってことなんだろうか。まあ、機内がらがらで、前後2列どころじゃなく間隔が空いていたので大丈夫だろうけど。
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