2022年2月: プノンペン(カンボジア)ーバンコク(タイ)往復時の入出国記録

2022年2月1日から隔離免除スキームを再開させたタイに行ってきましたので、プノンペン(カンボジア)とバンコク(タイ)間での往復時の手続きなどを記録しておきます。

Thailand Pass申請

タイ入国時に隔離免除を受けるためには、まずThailand Passの申請を行う必要があります。
前回(2021年12月)からの変更点としては、到着時(Day1)と到着後5日目(Day5)のPCR検査が義務付けられており、Day5の費用などを含んだホテル予約がThailand Pass申請時に必要です。ただし、滞在期間が5日以下の場合は、出国用のフライトチケットを申請時に添付することでDay5の予約は不要となります。
その他は特段前回から変更がないので、書類準備から申請までスムーズに完了しました。なお、オンラインでファイルなどをアップロードするために、全ての書類をJPEG等の画像ファイルにしておく必要があります。
・フライトチケット(今回は滞在が5日以内なので)
・ホテル予約票(Day1のみ)
・ワクチン接種証明(ブースター接種はまだ求められていません)
・パスポート
申請から承認まで3~7営業日かかるとウェブサイトには書かれていますが、今回は申請から20時間くらいで承認のメールが来ました。他の方に聞いても24時間以内に承認されたという情報は結構ありますので、申請者がまだ少ないのか、タイ側のオペレーションが大幅に改善されたかですね。

PCR検査(プノンペン)

今回はThailand Pass申請から時間がなかったこともあり、National Institute of Public Health一択でした。週末だったからなのか、人数は少なかったです。おかげでPre-Registerしていかなくても、1時間強で終わりました(本当はPre-Registerしていきたかったんですけど、ウェブサイトの不具合なのか2回目以降は駄目なのか、何度トライしてもエラーが出てしまい。。)。
ちなみに、今回は明確にPre-Registerしている人が優先的に検査を受けられていました(列がはっきり違い、Pre-Registerした人たちの列が終わるまで予約なしの人たちの受付は始まりませんでした)。

プノンペン空港(カンボジア出国)

今回はバンコクエアウェイズを利用。カウンターではThailand Passと陰性証明、ワクチン接種カードの提示を求められました。ワクチン接種カードは
ラウンジで軽食でも摂りながら時間を潰そうと思っていましたが、なんとバンコクエアウェイズのラウンジが無くなっている!? じゃあ共有のラウンジでいいかと思ったら、こちらはプライオリティパスでは利用できなくなっている!? 久しく利用していなかったので全く気がついていませんでした。ラウンジは1時間8ドルで利用可能とのことでしたが、もうスタバでいいやと。
定刻発でした。搭乗率はぱっと見た感じ50%弱といったところでしょうか。

スワンナプーム空港(タイ入国)

Test&Go書類チェックポイントに近いゲートに着陸したこともありますが、万事非常にスムーズに手続きが進みます。
他の便の到着とも時間が重なっていなかったようで、Test&Go書類チェックポイントには人影がなく待ち時間ゼロ。出口近くの席を予約し、なるべく早く機体からチェックポイントに到達することも重要です(同乗者で列が出来始めます)。
提示を求められる書類は、Thailand PassのQRコードと陰性証明書。あと、隔離命令書のようなものに到着便、座席、ID情報、宿泊先などを記載する用紙への署名が求められます。書類確認の担当官が「ワクチン接種証明」と言いかけていましたが、Thailand PassのQRコードを読み込んだ別の担当官と話して、結局要請されませんでした。全ての関連情報はThailand Pass申請時に添付して提出してますしね。万事、合理的。
観光が産業の柱の一つであるタイにとっては危機的な状態ですが、イミグレーションにも人影はなく待ち時間ゼロ。全て完了してホテルからの送迎車に乗り込むまで20分ほどでした(送迎付の宿泊プランの予約はTest&Goの要件の一つです)。
そのままホテルの提携する病院に連れて行かれてドライブスルーでPCR検査用の検体を採取してチェックイン。予約するホテルによっては、チェックイン後に部屋まで病院の方が来る場合もあります。18時までに採取が終わっていれば同日中に結果が来るようなことを言われていましたが、今回は21時過ぎだったので、翌朝7時過ぎくらいにフロントから結果連絡がありました。

PCR検査(バンコク)

ホテルにまで検体採取に来てもらい、その場で採取して終了。5分もかからず非常にありがたいです。4,000バーツくらい。結果も同日中にホテルに持ってきてくれます。

スワンナブーム空港(タイ出国)

プノンペンへの帰国便もバンコクエアウェイズを利用。チェックインカウンターがガラガラで、往路とはだいぶ違うかな、と思いましたが、搭乗口に行って搭乗率の高さに愕然とすることになりました(90%越えてたかも)。単にチェックインカウンターに行くのがギリギリ過ぎただけだった模様。
チェックインカウンターで提示を求められる書類は
・陰性証明書
・ワクチン接種証明書
・ビザ
でした。

プノンペン空港(カンボジア入国)

ほぼ定刻に到着。前寄りの席を確保し、できるだけ早めに降りて書類チェック会場に向かいます。今回は上海からの便が少し前に到着していたようでしたが、かの国の方々、並ばない並ばない(笑) カオスのような状態が生まれていましたが、うまく滑り込めて逆に僕自身も待ち時間はほぼゼロに近い形になりました。なお、前回(2月中旬)よりも書類チェックの窓口の数が増えていました。夕方便だからなのかどうかは情報不足で判断がつきませんが。。
イミグレーションの手続きも待ち時間ゼロでしたが、今回は荷物ピックアップで思わぬ停滞。Priorityタグが付いているので楽観視していたのですが、なぜか最後になって漸く出てくる荷物。。バンコクエアウェイズの問題ですかね、これ。。
PCR検査の検体採取はスムーズに終わり、30分ほど待って解放されました。総所要時間1時間強というところ。荷物を機内持ち込みにしておけば1時間かからなかったかも。
ちなみに、かの国の方、特別アレンジによってイミグレーションをスルーしていく方がいるのはお馴染みの光景ですが、さらに何名かは到着時のPCR検査もスルーしていました。それを見えちゃうところでやるのは流石にどうなんだろう。。カンボジアで到着時PCR検査がなくなる日も近い!?(笑)


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