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笑って

処方されている錠剤をアルコールで流し込み意識が朦朧としてきた。最後に僕は夢を見た

小さい頃の自分がいた
父と母、姉に囲まれて幸せそうに笑っていた

産まれた環境故に、その環境へと導いた家族を憎んだり嫌ったりすることがあった。


それでもぼくは家族が大好きだ。


両親へ
今まで沢山迷惑をかけてしまい申し訳ございませんでした。いつも大きな愛を注いでくれてありがとう。あなたたちの子供に生まれることができて幸せでした。

姉へ
貴女の弟でいることはとても楽しかった。沢山の輝かしい思い出があります。いつも笑わせてくれて、安心を与えてくれてありがとう。幸せを願っています。

友達へ
こんな自分と仲良くしてくれてありがとう。
マイペースで空気が読めなくて愛想が悪くてよく毒を吐く。こんなやつとは絶対に友達になりたくないって自分なら思うけど、それでも仲良くしてくれたみんなはめちゃくちゃ良い人に違いありません、絶対に幸せになってください。


ある時から生きることが苦痛だった
それでもいつかいいことあるかなと思いながら、
惰性で毎日を生きてきました。
結局いつまで経っても、いいことはありませんでした。
苦しんで踠いてる自分を、誰かが見て救ってくれると思ってた。結局誰も救ってくれませんでした。

でも誰も悪くありません、自分が悪いのです。

これまでずっと苦しみながら生きてきましたが、
これで全てから解放され自由になれるのです。

皆さんで、この素晴らしい門出をお祝い致しましょう。

この世界に哀を込めて

乾杯

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