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White Album2のデータを分析する [2024年版]

AQUAPLUSの公式eX-Twitterアカウントでは、White Album2の主要メンバーの誕生日を毎年祝っています。
その誕生日のツイートデータを昨年に続き、今年もAIを使って分析することにしました。

AIのClaude3.5がかなり便利になったようなので、ChatGPTではなくClaudeを今回は使用してみます。なお、以降の結果は有料課金のものではなく、フリー版です。


データの収集

X APIでTweetを取得してみようと思いましたが、有料プランでしかできないようなので諦めました。

そのため、昨年同様に公式から検索して取得します。その際、以下のような文字列で検索します。

from:@aquaplus_jp white album2 誕生日

前回はリツイートといいねの数を目視で地道にメモっていました。
一方、今回はtwitterページのスクショを撮って、それをAI(Claude3.5)に読み取らせてみます。なお、引用数もリツイート数に含まれています。

https://claude.ai/chat/2c03f756-28e4-4d46-9143-6a519d8a3aff 
https://claude.ai/chat/33d58af0-c0d9-4dbd-bd4d-3c3bcfad6996 

1000以上の値になる場合は、1kといった形で丸められてしまいます。そこについては、スプシで上記のデータをコピペした上で、目視で一の単位まで修正します。

そして以下のデータが得られました。
2024/7/2時点のデータです。それぞれexcelとcsvで中身同じ。
なお、いくつかツイート漏れがあったようで、データが抜けている年もあります。

AIに可視化・分析させる

リツイート数+いいね数での可視化・分析

同じ丸戸作品の澤村・スペンサー・英梨々とかずさを勘違いしている模様。
https://claude.ai/chat/87b0a0c4-6eb5-4a67-b1ab-3a46374136e0 


リツイート数(引用数含)+ いいね数

AIの分析結果を以下に抜粋

このグラフは、各キャラクターの誕生日におけるエンゲージメント(リツイート数+いいね数)の推移を示しています。以下、データから導き出せる仮説と分析結果をご紹介します:

1. 全体的なトレンド:
- すべてのキャラクターで、時間とともにエンゲージメントが増加しています。これは、作品の人気が年々高まっていることを示唆しています。

2. キャラクター別の人気:
- 澤村・スペンサー・英梨々(kazusa_toma)と小木曽雪菜(setsuna_ogiso)が最も高いエンゲージメントを獲得しています。これは、彼らが作品の主要キャラクターであることを反映していると考えられます。
- 和泉千晶(chiaki_izumi)、杉浦小春(koharu_sugiura)、風岡麻理(mari_kazaoka)は比較的低いエンゲージメントですが、安定した支持を得ています。

3. 急激な成長:
- 2016年から2017年にかけて、ほとんどのキャラクターで大幅なエンゲージメントの増加が見られます。この期間にアニメの再放送やゲームの新作発売など、作品に関する大きなイベントがあった可能性があります。

4. 最近の動向:
- 2023年から2024年にかけて、特に小木曽雪菜と澤村・スペンサー・英梨々のエンゲージメントが大きく上昇しています。これは、新たなメディアミックス展開や記念イベントなどが影響している可能性があります。

5. キャラクター間の相対的な人気:
- エンゲージメントの絶対値は異なりますが、キャラクター間の相対的な人気順位は比較的安定しています。これは、ファンベースが確立されていることを示唆しています。

6. データの欠落:
- 一部の年でデータが欠落しています(例:風岡麻理の2019年と2020年)。これは、データ収集の問題か、何らかの理由でツイートが行われなかった可能性があります。

7. 季節性:
- キャラクターの誕生日が異なる季節にあるため、季節による影響(例:夏休みや冬休みなど)がエンゲージメントに影響を与えている可能性があります。

これらの仮説を検証するためには、作品に関連するイベントの年表や、ソーシャルメディアの一般的なトレンドとの比較など、追加のデータが必要になるでしょう。また、各キャラクターの誕生日における特別なイベントや施策の有無も、エンゲージメントの変動に影響を与えている可能性があります。

このデータと分析から、『WHITE ALBUM2』のファンコミュニティが年々成長し、主要キャラクターを中心に安定した人気を維持していることが窺えます。今後のマーケティング戦略や新たなコンテンツ展開を検討する際の参考になるでしょう。

Claude3.5

リツイート数といいね数それぞれ別での可視化・分析

https://claude.ai/chat/87b0a0c4-6eb5-4a67-b1ab-3a46374136e0 
リツイート数(引用数含)・いいね数 それぞれ可視化

AIの分析結果を以下に抜粋

この新しいグラフでは、RetweetとLikeを別々のプロットで表示し、各キャラクターの時系列データを折れ線グラフで表しています。この可視化から、以下の新たな洞察と考察を提供します:

1. Retweets vs Likes の成長パターンの違い:
- Retweetsは2017年頃にピークを迎え、その後は比較的安定または微減傾向にあります。
- 一方、Likesは2017年以降も継続的に成長を続けており、特に2020年以降に急激な増加が見られます。

2. キャラクター間の相対的な人気の変化:
- Retweetsでは、冬馬かずさと小木曽雪菜が他のキャラクターを大きく引き離していますが、その差は2017年頃から縮小傾向にあります。
- Likesでは、キャラクター間の差がより顕著になっており、特に2020年以降、冬馬かずさと小木曽雪菜の人気が他のキャラクターを大きく引き離しています。

3. エンゲージメントの質的変化:
- 2017年以前は、RetweetsとLikesの数が比較的近い値を示していましたが、2017年以降、Likesの数がRetweetsを大きく上回るようになっています。
- この変化は、ファンの行動パターンの変化(コンテンツの拡散よりも個人的な支持表明が増加)を示唆しています。

4. キャラクター別の特徴:
- 冬馬かずさと小木曽雪菜は、RetweetsとLikes両方で他のキャラクターを上回っていますが、Likesでの差がより顕著です。
- 和泉千晶、杉浦小春、風岡麻理は、RetweetsとLikes両方で比較的低い数値を示していますが、Likesでの成長がより顕著です。

5. プラットフォームの変化の影響:
- 2018年頃からLikesの増加率がRetweetsの増加率を上回り始めています。これは、Twitterのアルゴリズムの変更やユーザーインターフェースの変更(「いいね」ボタンの強調など)が影響している可能性があります。

6. イベントの影響:
- 2017年と2019年に大きな成長が見られますが、これらの年に作品に関連する大きなイベント(例:アニメ化、ゲームの新作発売など)があった可能性があります。

7. パンデミックの影響:
- 2020年以降、特にLikesの急激な増加が見られます。これは、パンデミックによる在宅時間の増加や、ソーシャルメディアの利用パターンの変化が影響している可能性があります。

これらの観察から、『WHITE ALBUM2』のファンコミュニティの成熟度や、キャラクターへの愛着の深まり、そしてソーシャルメディアプラットフォームの変化がファンの行動にどのような影響を与えているかをより詳細に理解することができます。

Claude3.5

AIにスライドを作らせる

https://claude.ai/chat/8927ec2d-1696-4c6b-84aa-57c3a604a537 
可視化した画像が上手く添付できなかった模様(右)

できあがったスライドを以下にコピペ。なお、あと一歩(分析画像をスライドに載っける)部分を諦めたため、そこは手動で貼りました。
(結果反映までに時間がかかること、スライド分量が多いとエラーが出る、有料ではないためやりすぎると使用制限に引っかかる等が理由です)

スクショだとわからないですが、雪が降るアニメーションが入ってます
https://claude.ai/chat/8927ec2d-1696-4c6b-84aa-57c3a604a537 
結論部分は商業的な話ではなく、かずさと雪菜の不倶戴天っぽさを出して終わりたかった

以下、Claude3.5が作成したスライドをパワポに貼り付けたやつ

今回は試さなかったですが、AIスライドツールの「イルシル」はクオリティが高いと聞くので、使ってみると面白いかもしれないです。

所感

何よりも、雪菜のRTが今年だけで300ほど増え、いいね数が900も増えているのが驚きでした。また、麻里さんもいいね数が700近く増えてました。
おそらく、昨年末の学祭イベントが大きかったんじゃないかと。

一方、かずさのRTといいね数は今年は鈍化しています。
学祭イベントが昨年末開催だったのに対し、かずさは5末が誕生日なので、イベントのブースト影響があまりなかったと考えられますね。

いずれにしても、昨年比の上昇数や上昇率で可視化しても良かったかもしれないです。

AIについては進化が激しいので、AIツールで遊ぶ目的も兼ねて、余裕があれば来年以降も見てみようかと思います。

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