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5/29(日) 東京11R 東京優駿(GⅠ) 推奨馬

東京優駿(GⅠ)の日がやって参りました。

去年は、IDM◎71.0 エフフォーリア が少し抜けた存在でしたが、今年はそこまで抜けた存在がおらず、大混戦のダービーとなりました。

そして調教を診ていると、3歳馬の頂点を決めるレースであるのにも拘らず、牝馬のように最終追い切りがしっかりと追わずに「馬ナリ」の馬が多いのは気になるところです。

これは、調教技術が上がり、外厩でも十分な負荷を掛けているため、直前にそこまでやる必要がなくなったのか、それとも脚元などに弱いところがあるために一杯の追切が出来ないのかというところを見抜かないと、正解に辿り着くことは出来ないと考えています。

まず、1週前追切の動きが良かったのは、
 3 アスクビクターモア ,12 ダノンベルーガ
で、
最終追切の動きが良かったのは、
 3 アスクビクターモア ,10 マテンロウオリオン
  12 ダノンベルーガ ,13 ドウデュース
でした。


◎  13 ドウデュース     IDM注66.0
    皐月賞は上がり最速の脚を繰り出しながらも、結果的に後ろから行
    き過ぎた形で、脚を余しての3着だった。
    この馬は1週前、最終追切と、十分な負荷を掛けて、トモの張りが  
    良くなっている。距離が2400mに延びることが不安視されていると
    ころもあるようだが、問題ないと診る。  
    ポジション的に、もう少し前目の位置が取れるはずで、㈱キーファ
    ーズの馬で、鞍上6度目のダービー制覇へ。

◯  12 ダノンベルーガ    IDM◯67.1
    走りからは明らかにサウスポー。
    皐月賞は、右トモが弱いことと、馬場の悪い内を通らされたことで
    最後甘くなった。
    最終追い切りでは、1週前追切で予定外のレース並みの時計を出し
    てしまったためか、もしくは右トモを気遣ったのか、終い重点の調
    教になった事が少し気になるところではある。
    当日の出来次第では、逆転も。


▲  15 ジオグリフ      IDM◎69.0
    皐月賞は全てが上手く行った会心の勝利。
    スパっとキレる脚がないだけに、東京では勝ち切れないが、力はあ
    る馬だけに2~3着なら。
    展開がハイペースになれば、逆転の目も。


注 3 アスクビクターモア  IDM無63.1
    2週続けて調教では良い動きを見せた。
    大跳びで推進力があり、中山の坂でも全く止まっていない走りは、
    東京コースで他馬が甘く見ていると、先行して前残りの可能性も十
    分あり得る。鞍上が、早めに抜け出して捕まえられたら仕方ないと
    割り切って乗れば。

△  18 イクイノックス    IDM▲67.0
    体質が弱く、異例のローテーションで皐月賞に挑み、最後は脚が上
    がってしまい、差された。
    最終追い切りは軽めに終わったことからも、中5週での競馬は厳し
    いのかもしれない。
    潜在能力は高い馬だけに、好勝負しても驚けないのだが。


▽  10 マテンロウオリオン  IDM無62.3
    NHKマイルC(GⅠ)では鋭い切れ味を発揮して、あわやの2着に差し込ん
    で来た。一気の距離延長だが、展開ひとつで上位進出の可能性も。


※パドック新聞の掲載につきましては、JRDB様の承諾を得ております。




    

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