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宿を貸し切って僕ひとり、洞川温泉

2023年12月12日午前9時39分、洞川温泉の某旅館にて。
昨日noteを書きはじめたばかりで初めて自己紹介を書いたものの、次は何を書こうか考えていたら、#わたしの旅行記 というタグが目に止まり、ちょうど今旅行に来ていることだし一つ書いてみようかと思いました。

交通手段は近鉄電車と奈良交通の路線バスを乗り継いで、大阪市内から約3時間。 普段の通勤では、イヤホンで耳を塞ぎ音楽を聴いていますが、こういう旅の時は音楽は無い方がいいですね。 電車のアナウンスやバスの停留所のアナウンスを聞きながら、非日常を味わうことが大事だと思います。

吉野行きの近鉄特急に乗り、ファミリーマートで買った軽食を食べながら1時間ほどで下市口駅に着く

旅館に到着すると「歓迎 tai 様」書かれた立て札が一つだけ掛けられており、他は裏返っているのを見つけて、 宿が貸切状態であることを知りました。オフシーズンを狙って来ているので、当たりです。ちなみに、洞川温泉に泊まる場合必ずこの宿を利用していて、今回で6回目か7回目くらいになっており、何というか「行きつけ」感を得るための方法だなと思います。

「行きつけ」を作ることについては前々から書きたいと思っていたので、また別な記事で詳しく書きます。


こだわりの茶と、かきもち

さて、早速客室へ案内されて、連絡先や食事の希望時刻を書く紙を記入する流れで、そこに書く時刻と言うのは実家に帰省したときに夕飯が出てくる時刻、これは17時30分頃と決まっているわけだけれども、それを記入しました。働いている日は夕飯というよりは夜食になってしまうので、少し早い時間帯での夕飯もまた非日常です。

記入している間に女将がお茶とお菓子の用意をしてくれます。なんでもお茶にはこだわりがあり、と言うのは、女将が以前旅先で飲んだお茶の旨さに衝撃を受けて、以来直接買い付けて自分の宿でも同じものを仕入れているというものでした。
たしかに、この茶は絶品でした。
これと煎餅を食べてしばらく横になります。

軽く風呂を浴び、そして夕食。

猪肉の鍋

この夕食にも随所に女将のこだわりがあり、たとえば出汁に使う味噌は自家製の樽で熟成させたもので、市販品よりも塩分が控え目なのだそう。また、猪肉を切る時には機械ではなく牛刀を用いることで旨さが変わるのでそうしていると。

鍋をゆっくり育てながら1時間半ほどかけて夕食を堪能して、もう一風呂浴びて、noteの自己紹介を書き上げて、この日は寝ました。

明かりを消した客室から聞こえる外のせせらぎの音は、ある瞬間に聞こえた音の原因になっている水の分子がどんどんどんどん離れていって、より暗い遠くへ行くので、すこし怖い感じがしました。

寝る直前に撮った天井の様子



#わたしの旅行記

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