忘れられない夏の一夜。


これから夜勤。
しょうもないことを思い出すことに集中しようと
思って。



同居人と付き合う前の男
=5歳下デザイナーバツイチ子あり男、
略してデザイナー男と呼ぼう。

チームメイトだったんだよね。
絶対付き合うことないって思っていたが
なんとなくしちゃって付き合うことになっちゃった
パターン。
友だちで辞めときゃ良かったよね。
って話。


デザイナー男と終わってから、彼との夜活がいまいち物足りなかったこともあり、
同居人とはアプリで知り合って
外見があまりにもタイプではなかったため
こいつとは友だちになろう。
そう決めていたのだが。

あの頃はセックスはスポーツ定義がわたしの中で揺るぎないものとなっていたこともあり、
さほど酔っていなかったが勝負を挑むこととなった。

まあ、
まあね、
同居人とのワンナイトはぎり合格ってことで、
また会いましょー(またやりましょー)という
適当なノリでの付き合いが始まった。
当時は同居人のほうがわたしにハマっていたようだった。今はねえ…
まあそれは置いといて。

あの頃はちゃんと付き合ってるのかちょっと分からないかんじ。

同居人に会った後、
何かのタイミングで終わったはずのデザイナー男に会った。
久々会ってデザイナー男宅にて料理を振る舞って頂いていた。
注…デザイナー男は料理最高でお弁当やさんを出すから試作の感想聞かせてってことで
お家に行ったんだ。



まあそうなるわな。


普通に夜が明けたら良かったのに
勝負してしまった。
なんと、デザイナー男は進化していた…

あんなに大人しかったというのに、
わたしがリードする側だったというのに、
進化したデザイナー男は大人の立派な男に変貌していて完全なわたしの負け戦となっていた。


口も両手も腰もフル稼働。
スタミナはあるし凄かったです。
今日までわたしが生きてきた中で1番だな。


なんで付き合っている時に
出さないんだろうなー。
もっと楽しみたかったなー。

デザイナー男とは
それ以来2人で会うことが自然となくなった。
というか、
あの夜を思い出すとちょっと会いたくなっちゃうんだけど、
会ったら絶対求めるだろうから会わないんだな。


いや、
忘れられない夜。
良い思い出です。


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