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お酒を飲みながらたらたらと。

夜勤明け。
わたしら職員は無料で朝ごはんを食堂で食べて帰ることができる。

今朝の朝食メニューがいまいちだったことと
嫌いな人と夜勤だったから
その人と食堂で顔を合わせたくなくて

そんなときに駆け込める
500円モーニングプレートを出してくれる
喫茶店が
ちょうど病院からの帰り道にあって
今日はそこに行くことにした。

おばちゃんに
モーニングと生ビールを頼み
夜勤で疲れちゃったと話、
誰もいないからゆっくりしてけって
言ってもらって
だらだら過ごした。

だいたい夜勤明けは
子どもらのところに行くのだけど
今日は誰もいないようなので
のんびりできる。
それはそれで嬉しい。
夜勤明けで寝ないで家事に行くのは
正直キツイ。

ゆっくりビールを飲みながら
冴えない頭でいろんなことを想う。


先日、
自宅療養中の父が半年ぶりに再入院した。
一昨日、父とラインしていたら
自分がこんな状況だっつーのに
お母さんのことばっか心配していて
なんだか泣けてきた。
もしかしたら
もしかしたらもなくて
近い将来
父はこの世からいなくなることだろう。
それが急に現実っぽくなった。
親を亡くすって
身近なひとを亡くすということは
想像できていたように思っていたけど
全然違う。

明確にしなければならないDNARの確認も
ご家族はどんな想いで決めていたんだろうな
とか
同居人はあの時どんな気持ちだったんだろうなとか
お母さんを残して行かなきゃならないお父さんの
心配な気持ちとか
考えて散々泣いて
一夜明けた朝が昨日の朝だった。

泣き腫らした顔も同居人には見られたくないし
泣いた理由も話したくなかった。

同居人の大事な人が亡くなったことについては
同居人とその事実について何かを共有してはいけないくらい
私たちの関係は希薄であるのだろう。
他人との関係などはそんなものなのかもしれない。


何か同居人に私の思っていることを話して
上からモノを言われることが最近いやだから
そんなこともあって
元気がないんだが
今日は同居人は夢の国で帰り遅いだろうし
いなくて良かった。


ビール飲みながら思って。

おいおい
乙女かよ。

自分で自分につっこんで
今日は夜は銭湯に行く!
んでたくさん寝て
明日は朝起きたら
いつものようにおはようって言おうと思った。

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