英語イマージョンに最適なイヤホンを求めて

多聴によるイマージョン時間をどうやって確保するか?

英語を含む第二言語の習得にはネイティブコンテンツに触れまくる、イマージョン(immersion)が有効という説がある。具体的に何をやるかというと、"ネイティブ向けコンテンツ"の多読多聴をする。僕はこのアプローチを信じてやっている訳だが、多くというところがポイントなので、1日あたり出来るだけ多くの時間を確保したい。しかしながら、仕事もしていて、小さい子供がいるので、どうやってこの多くの多聴時間を確保するかが一番の課題だ。

で、対策として、家族といる時間でも、可能な場合はイヤホンをつけて、英語に触れるようにする、というのが僕がやっていることだ。勿論、奥さんには理由を説明してある(今でも快く思っているかどうかは分からないけど)。

そのおすすめイヤホンはコレ

で、僕のように多聴の時間が確保したいが、思うほど確保できない。という人が僕と同じ様に家の中で多聴時間を確保するのにおすすめのイヤホンを紹介する。僕は色々試して、コレが良かったよ、という記事なので最初にそのプロダクトを書くと、、、コレです!

良い点
- 軽い。疲れない、耳が痛くならない(長時間つけるので重要)
- 音が(骨伝導タイプに比べると)良い
- ネックバンド形状が良い。会話に集中したい時、さっと首にかけられる。軽いので首にかけているのを忘れるぐらい。イヤホンケースにしまう出す面倒さからの開放
- バッテリーが結構持つ(スペックでは10時間)
- 安い(Amazonで3700円、タイムセールで3000円)
- 結構防水性能ある(IPX5)

さらなる改良の余地

- マルチ接続非対応
- 音がもっと良い方がうれしい。
- 防水性がIPX68あれば良いのに!

これまで試した製品
- 片耳イヤホン数種類
- Bluetoothイヤホン(色々試した。詳細は覚えてない..)
- 骨伝導(Aftershokz Aeropex)
- AirPods(初代/Pro)
- Jabra Elite Active 65t/Elite Active 45e/Elite 75t

現役で使っているもの
- AirPods Pro(コレと)
- Ucomx(コレがほぼメイン)
- Jabra Elite 75t
- Jabra Elite Active 65t
- Bose QC35 Ⅱ

家族の理解を得られるか?

しょっちゅうイヤホンをしているので、家族(夫や妻)が快く思わないかも知れない。これに負けて家庭内でのイマージョン時間を諦めてしまうと、英語力が良いスピードで伸びない。ここは英語への情熱と、信じている理論(アプローチ)を時間を数回に分けてかけて説明した。

伝えた内容はこんな感じだった。

毎日最低でも3時間以上ずっと英語音声を聞いていたい。大量のインプットを行わないと英語を"楽に"理解出来るようにはならん。その為になるべく音声を聞いていたい。ただ、家族との会話もしたいからコミュニケーションは遮断したくない。だからこういうイヤホンを選んでいる。そもそも外で散歩の時、俺が一人だけイヤホンしているのは変だと思うか?(妻はここが不満そうだった。)という点には変だと思う。しないほうが良いか?というとしない方がベターだろう。こういう英語勉強は独り身の時に終えておくべきだった。ただ今気づいたから今やろうとしている。変だとは思うが、変だと思われるくらいの事をやらんと思っているところに辿り着けなそうなので、2年ぐらい試してみたい。理解して欲しい。

なぜイヤホンか?なぜ"この"イヤホンか?

一人で暮らしているなら家にいる時は、普通にスピーカーから流せばよいし、イヤホンじゃなくても済むシーンは沢山ありそうだ。複数で暮らしていると他人に不要なストレスを与えない、という観点も必要なので自己学習の英語音声をスピーカーから流すのは気が引ける。だからイヤホンにして、自分だけが聞ける事が重要だ。ではなぜ"この"イヤホンか。それは長時間つけるので、疲れないほうが良いし、外の音を聞けると家族とのコミュニケーションにも大きな邪魔にはならないからだ。同居人から話しかけられても、イヤホンしてて話しかけられているのに気づかない、とかだと問題だ。最初は片耳イヤホンを試した。が、片耳だと音が良くピックアップできず、そもそも聞き取れない問題があった。
骨伝導の最高峰(?) Aftershokz も試したが、高い割にUcomxの音を超えられなかった。付け心地もUcomx に及ばない。
Jabra Elite 45eはUcomxと同じコンセプトなので、置き換えになるかと期待して試してみた。確かに音はUcomxより良い。が、ケーブルが少し長く柔らかいので首に当たる、汗をかくと首に引っかかる。その点Ucomはケーブルが固く短くで、首に当たらない。また45eはずっとつけていると耳が痛くなる。つける時も安定しない。すぐ耳からずれる、というので惜しいがUcomxの手軽さには遠く及ばなかった。
AirPods Proは良い。外音取り込み機能の自然さは素晴らしい。が、それでも外音を直接取り込むUcomxの自然さには及ばない。また、話しかける側からすると、耳が明らかに塞がっているAirPodsProよりも、耳の穴が見えている(僕は短髪なので)Ucomxの方が、コミュニケーションを遮断してない感があってよい。

シーン別イヤホンの使い分け

AirPodsProとUcomxの2機種をメインとしてシーンに応じて使い分けている。具体的に用途の違いを伝えるためにシーン別に書いてみる。

家事: 料理、食器洗い、食器片付け、その他諸々の家事をしながらの時はUcomx。つけたり外したりも楽。外の音が聞こえないと不安。

お風呂:
湯船に使っている時に Ucomx。シャワーを浴びるときは念の為に外している。ただ外したUcomxは風呂の外に出している訳ではないので、水飛沫はかかっている。つまり、あまり気にせずに使っていても故障はしてない。もしかしたらシャワーを浴びてる時につけっぱなしでも問題ないかも知れない。ただ、シャワー浴びているときはうるさくて音が聞こえないだろう。

外出中:
子供や家族とでかけた時のスキマ時間。子供と奥さんがトイレに行った時、首に掛かってたらUcomx、比較的まとまった時間が空いた時は AirPods Pro

通勤: 電車なのでAirPodsPro。勿論ノイズキャンセリング有効で

睡眠時: AirPods Pro。ノイズキャンセリング無効で。Ucomx は寝た姿勢では合わない。あと音漏れが家族の迷惑になる。寝落ち仕掛けるまで。つけたまま横になって枕に耳をつけてもあまり耳が痛くない。いわゆる"寝ホン"といわれるジャンルのイヤホンも持っているが、有線なので iPhone XSと合わない。ジャックを付け替えるの面倒。これ以上イヤホンの使い分けバリエーションを増やすと疲れる。

運動時: Ucomx。外の音が聞こえないと不安になるし、実際後ろからくる車や自転車に気づけないと危険。あと汗をかいても気にしなくても良いし、走ったりしても耳掛けタイプなので落ちる心配もない。落ちても絶対に首に引っかかる構造という安心感。
家の中で任天堂SwitchのFitBoxingをしている時もつけている。FitBoxingはゲームの音もある程度は聞きたいのでちょうどよい。ただFitboxingは体を使った太鼓の達人の様なもので、タイミング等、ある程度の集中を要するので、新規コンテンツの内容を追うのは辛い。そういう場合は、以前聞いたことのある音声を選ぶようにしている。

このイヤホンが向かない利用シーン

図書館などの静かな公共スペース: 音の漏れは骨伝導イヤホンほどではないが、それでもカナル型イヤホンに比べると漏れる。比較的ガヤガヤしたカフェだと音漏れが隣の人に聞こえるほどではないので大丈夫。

地下鉄などの電車: 外音が普通に入ってくるので全く音が聞こえない

↓ おかね。。。おかねをください。