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【#ガンナガン】W SHOUT収録カードの効果処理に関して

「ガンナガンの細かいルールが分からない」「なるべく正しいルールで遊びたい!」と言う方向けの記事その6です。
今回は「ガンナガン W SHOUT」に収録されているカードの中から、正しい効果処理が分かりづらいカードについて解説していきます。

・「ナナネ」

ナナネの"自分の機銃で射撃時、カードを1枚引く"効果は、対戦相手が対応を発動するより前、"特殊弾の射撃時効果"と同じタイミングに誘発/解決します。
効果が発動するタイミングは同じですが、解決する順番はプレイヤーの任意で選択する事が可能です。

・「アハト」

説明書にも書いてある通り、アハト同士の対戦ではお互いの[札]は4として扱われます。

・『ブレインハック』

【オーバークロック】の「自分の〈機銃〉を裏向きにする」は"コスト"ではなく"カード効果"によるものであるため、"『ブレインハック』を使用した側がコントロールしている〈機銃〉"を裏向きに出来ないと効果を解決できません。
また、『ブレインハック』で《亜空光線》や《轟雷砲》などの「"追加コスト"の支払いが必要であるカード」を発動する場合は、"追加コスト"を別途支払う必要があります。

・『リバースコマンド』

3つの選択肢は、カードの効果を解決するタイミング(対応効果の発動/解決後)に選択します。
この技能に対して《ジャミング》を発動された場合、「以下から1つを選ぶ」効果そのものが無効にされ、何も発動しません。

また、この技能に対して『焔送り』を発動された場合、『リバースコマンド』の「以下から1つを選ぶ」効果が『焔送り』の解決/処理より後に行われるため、『焔送り』は相手に対してHITを与えません。
しかし、『焔送り』の「相手の射撃または技能によって与えられるHITを0にする。」効果は有効なため、『リバースコマンド』の解決時にHITを与える能力を選んだとしてもHITを与える事は出来ません。

・「テトラ」

2枚"まで"なので、1枚捨てて1枚引く挙動や、0枚捨てて0枚引く挙動を取る事も可能です。ちなみに技能は『月鏡ノ舞(げっきょうのまい)』『遊天演武(ゆうてんえんぶ)』『華神楽(はなかぐら)』と読むそうです。


・〈静式可変突撃銃 ロクロ〉

銃弾カードの「このカードを装填した機銃の射撃時」の効果は、その銃弾を消費して射撃する時(ボルテージエリアに送った場合)のみ有効です。
〈静式可変突撃銃ロクロ〉に装填されている4枚以上のカードを同時に消費して射撃することはできません。
また、1枚以上の銃弾が装填されている〈静式可変突撃銃 ロクロ〉で、ボルテージエリアに0枚の銃弾を置き射撃の宣言を行う事は可能です。そうした場合は「0装填:0HIT」の射撃であるかのように解決します。

・《装填変更》

【通常弾】を通常弾のまま装填する挙動、【特殊弾】を特殊弾のまま装填する挙動のいずれも可能です。
ただし、【特殊弾】を通常弾として装填する挙動、裏向きが銃弾カードである【通常弾】を【特殊弾】として装填する挙動を取る事は出来ません。
《装填変更》は、1つの機銃に装填されているカードを裏向きなら裏向き、表向きなら表向きのまま別の機銃に装填する効果を持つカードです。

・《反応機構》

1枚の《反応機構》が4HITを与えるケースも存在します。
また、効果を発動させたプレイヤーにかかわらず、相手がカードの効果でドローした場合2HITを与えます。


・〈多連凶装 ダイダラ〉

「相手の機銃を1つ選ぶ。相手は次のターン、その機銃で射撃できない。」効果は、「射撃時」に誘発する銃弾カードや対応カードの効果を解決したのち、射撃の処理時に誘発・解決します。

・《スタビライザー》/《サイドステップ》

《スタビライザー》も《サイドステップ》も【銃弾】カードであることを相手に明示したのち表・裏どちら向きでも装填することが可能です。

・〈継型機関連銃 モウリョウ〉

「この機銃の射撃後、自分のデッキを1つ選び、その上から6枚までこの機銃に裏向きで装填する」効果は、射撃の解決後に誘発・解決するため、《ジャミング》によって効果を無効にする事が可能です。

・《モード:ファランクス》

残り枚数が0枚の機銃デッキをドローの対象とする事は出来ませんが、それ以外の効果で対象に取る事は可能です。"カードを5枚捨て札に置く"効果は後者である為、残枚数が4枚以下のデッキを指定する事が出来ます。その場合、捨てるカードが無くなったら即座に効果の処理を終了します。


・〈低致死性忘却銃バク〉

・《昏倒弾》

《昏倒弾》の射撃時効果が適用されているターンに《高速充電》《ファストリロード》《チェーンリローダー》を発動した場合など、カードの効果の一部が何らかの作用で処理できない際は残りの効果を可能な限り実行します。

・《忘却》

残り枚数が0枚の機銃デッキをドローの対象とする事は出来ません。その為、手札をデッキに戻すとその機銃デッキの残枚数が1枚以上になる場合においても、残枚数が0枚の機銃デッキを選択する事は出来ません。

・〈拡音轟器 コダマ〉

この機銃は射撃を行う事が出来ません。

・《ハイ・メトロノーム》

残り枚数が0枚の機銃デッキをドローの対象とする事は出来ない為、残枚数が0枚の機銃デッキを選択する事は出来ません。

・《チューニング・ボム》

効果の誘発タイミングは銃弾カードの「このカードを装填した機銃の射撃時」と同じです。
また、複数の効果が同時に誘発する場合まずはターンプレイヤーの効果から処理を行うため、射撃側プレイヤーの射撃時効果を適用した後、HITを置換可能か不可能かの判定が入ります。
HITを置換出来ない場合でも、装填する効果は処理されます。

・《カーテン・コール》

片方の機銃が裏向きになっている状態で《カーテン・コール》を発動させた場合、「次の自分のターン終了時までゲームに敗北しない」効果を適用するより前の地点で両方の機銃が裏向きになっている為、ゲームに敗北します。


▼あとがき

公式の返答待ちな部分もまだまだ多いため、分かった事があればまた何かしら更新する予定です。
《スタビライザー》《サイドステップ》に関してはフォロワーがZUMEさんに直接聞いた内容であるため間違いは無いと思います。
内容の不足、誤字/脱字等あればコメント欄かTwitter(@t4ks_)までお願いします。

GAGQAは「このページ見れば全ての裁定が分かるぞ!」というのを目指して運用しています。ここに載っていないQ&Aに関する情報があればお待ちしております。