西尾のこと

20年後、あなたはいくつになっていますか?
そのとき、あなたの街は住みやすくなっていますか?
あなたはあなたの街を愛せていますか?

これから私は私の街の話をします。私と違う街に住んでいるなら直接は関係ないお話しです。
でもあなたの街にもあなたが知らない、あるいはまだ聞いてない大事な話があるはずです。
あなたも、あなたの街をずっと好きでいられるように、これからは少しだけでもあなたの街のことに関心を持ってみてくださいね。

さて西尾です。
人口17万人、愛知県西三河南部の小都市です。
地図を見てもわかるとおり北部には矢作川が流れています。

この一級河川、はるか昔から人々に多大な恩恵をもたらしてくれていますが、一方で現代社会では交通・物流の妨げとなり、橋の周辺以外ではとくに開発が遅れてきています。

1.橋の新設
すでに橋の新設の計画があります。米津橋と上塚(鷲塚)橋のほぼ中間です。
橋の計画に伴って市内西野町地区の道路の整備が進んでいますが、対岸の米津地区、安城南部はいまだに用地の確保の段階です。

このアンバランスな状況は川の北岸に旗振りの人がいないからです。
米津地区と安城南部の両方を調整できる人が必要なのです。

2.矢作川の鉄橋
米津駅〜桜町前駅間に矢作川に架かる鉄橋があります。作られたのはいつかご存知ですか?
昭和3年です。
1928年です。
もういつ使えなくなってもおかしくない状態です。
鉄道会社はこの鉄橋を更新する予定はしていません。
鉄橋がなくなれば名古屋方面からの電車は西尾市内に来なくなります。
代わりにバスを走らせるようですが、今までの便利さは減って逆に近隣の橋の交通渋滞は想像できますよね。
だから今のうちに西尾市内の交通状況を整備する必要があるのです。

もう一度言いますが、鉄道会社は鉄橋を更新しません。
するとなれば費用は自治体つまり西尾市が負担することになります。
今のところ、近い将来の西尾は電車が走らない街になる可能性の方が大きいのです。


私が聞いている西尾の現状と見通しを簡単に言うとこのようになります。

住みやすい街にしたいなら、それを考えて計画して実現しなければなりません。
それぞれの想いを採り上げて、つなぎ合わせて最善のかたちにしたいですよね。
みんなの意見が必要だし、それをまとめる人も必要になります。

街の代表者を決める機会が近々あります。
是非あなたの意思を示してください。

20年後、あなたはあなたの街を愛することができますように。

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