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1年で一番嫌いな季節、梅雨が顔を見せ始めてます。
雨が降るだけで出社のモチベーションは爆下がりするし、何よりも洗濯物が乾かない。
一人暮らしを始めて初めての梅雨、どうか雨よ少なくあれ。
6/4(日)から関東リーグが開幕しました。
2020年から制限があったりといわゆるコロナ禍仕様の関東リーグでしたが、ようやく今までと同じスタイルに戻りました。
久々に1人1人ピッチ入場したり、チャントが聞こえてきたりと嬉しいことだらけでした。
自分にとっては浦安からファイルへ移籍して迎える関東リーグ開幕ということで、今までとは違ったワクワクとドキドキがありました。
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フットサルはサッカーと違い交代が自由なスポーツです。
チームによってはゴレイロを前後半で交代するチームもありますが、基本はひとつの枠をチームの中で争います。
ファイルには4人のゴレイロがいて、この試合は竜三さんと自分がメンバー入りして、竜三さんがスタメンで出場しました。
Fリーグを追っている人ならわかると思いますが、竜三さんは府中アスレ(現立川アスレ)を始め色んなFクラブでプレーしているベテランゴレイロです。
自分は経験値の多いベテランとの競争に勝ち、定位置を奪わなければ試合に出ることはできません。
日々の練習は竜三さんからプレーを盗み、自分の肥やしとして積み重ねて、アピールしていかなければいけません。
竜三さんも、ピレも、勝さんもひとつの椅子をかけたライバルです。
ただ、ゴレイロという特殊なポジションはFPの選手とはそもそも役割やできること、見え方、周りへのアプローチの仕方が違うのです。
上手い例えかわかりませんが、共通言語はFPとゴレイロで同じ日本語だけどえげつない方言みたいな感覚です。笑
サッカーでもキーパーは孤独なポジションだと言われますが、フットサルも例外なく孤独なポジションだと思います。
なので、浦安にいた時に3人のゴレイロコーチとプレーをしましたが、3人が揃いも揃って言うのは「ゴレイロを守れるのはゴレイロチームだけ」と言う言葉でした。
自分たちゴレイロがFPの考えてることや見えてるものを全て理解できないように、ゴレイロの考えてることや見えてるものはゴレイロとゴレイロコーチにしかわかりません。
だから、ゴレイロチームはライバルでありながらお互いの理解者でなければなりません。
このバランスの妙は結構難しくて、各々のパーソナリティに依存する部分は大きいと思います。
前述した通り、開幕戦までの競争の中で開幕戦のスタメンの椅子を勝ち取ったのは竜三さんでした。
自分自身、これに関してはめちゃくちゃ悔しいです。
ただベンチに入る以上、常に準備を続けなければいけないですし、ベンチにいるということは、試合に出ているゴレイロを理解し、守ってあげられるのはベンチにいるゴレイロとコーチだけです。
そしてゴレイロコーチがいないチームにおいてはベンチ入りしているゴレイロがその役割を担わなければありません。
なので、ベンチに入る以上、チームのために、出ているゴレイロを気持ちよくプレーさせてあげること、そしてFPに対して鼓舞したり労ったり、コミュニケーションを取り続けることを続けなければいけません。
自分の悔しさよりも何よりもチームの勝利のためにチームに関わり続けなければなりません。
ただ、試合では何が起こるかわかりません。
アクシデントが起これば自分に出番が回ってきます。
FPに比べれば少ないですが、可能性はあります。
だから、チームや出ているゴレイロに気を配りながらも自分の準備も続けなければいけません。
開幕戦のこの試合、一瞬だけ自分に出番が回ってきました。
竜三さんにアクシデントがあり、ピッチから一度出なければいけなくなりました。
で、ピッチに入って1回ボールが外に出て、次のキックインからピヴォ当てを遼介が収めて雄大くんとスイッチしてキーパーと1対1を沈めてリードが2点差に。
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雄大くんへダッシュで駆け寄り喜び、自陣のゴールへ戻ろうとしたらFPが交代しに行っちゃったので、相手のクイックスタートを防ぐためにセンターサークルで待機。
交代した翼さんがピッチに戻ってきたので代わってもらい、竜三さんがピッチに戻れるようになったので交代してベンチに戻る。
動画で見返すと1分ちょっとの出来事でした。
30mのスプリント1回だけ。笑
ボールに1度も触れてない。笑
何もしてないと人は言うかもしれないです。
自分でも何もしてないと思います。笑
でもこれは「ボールをプレーしたかどうか」という物差しで測った時です。
ボールには触ってないかもしれないけど、「チームが勝つためのプレー」は最低限、出ている間にできたと思っています。
この開幕戦で起こったことはかなりレアケースです。
関東リーグでプレーし始めて10年目、初めてこんなことが起きました。笑
ただ、そんな時のためにベンチで準備をし続けるのがベンチ入りしたゴレイロの役割です。
そして、また次の試合に向けての競争が始まり、練習で鎬を削り、良い準備を重ね、アピールを続ける。
試合に出れなかった悔しさを練習でエネルギーに変えて取り組み続ける。
そして試合の日は各々チームのために自分の役割を全うする。
勝つために悔しさを押し殺して。
これを全員同じベクトルで、同じ熱量で年間通してやり続けられたから去年は無敗で優勝できたと思ってます。
関東リーグ1部は実力が拮抗したリーグ。
実際に開幕戦は4試合中3試合が引き分けでした。
だからこそ、そういった細かい部分がリーグの覇権を取れるかの重要なカギになると思います。
昨シーズンの地域CLチャンピオンのO-PAに対して、先手を取り続けられたのは間違いなく自信になったし、逆に勝てるゲームを追いつかれてしまったと思ってます。
次節はホームのエスフォルタアリーナ八王子での試合。
勝てるようにまた競争しながら良い準備を積み重ねていきます!
〜次節試合情報〜
関東フットサルリーグ1部 第2節
vs. コロナFC/権田
6/24(土) 16:00kick off
会場:エスフォルタアリーナ八王子メインアリーナ (京王線狭間駅より徒歩1分)
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