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Creepy Nuts One Man Live「かつて天才だった俺たちへ」日本武道館公演(20年11月12日)

■セットリスト
01. スポットライト
02. 生業
03. 耳無し芳一Style
04. ヘルレイザー
05. 助演男優賞
06. よふかしのうた
07. 紙様
ーMCー
08. 阿婆擦れ
09. オトナ
10. 日曜日よりの使者
11. サントラ
ーMC-
12. シラフで酔狂
13. たりないふたり
14. たりないふたり(さよならVer)
15. 合法的トビ方ノススメ
16. トレンチコートマフィア
17. 使えない奴ら
ーMCー
18. 未来予想図
19. 朝焼け
20. Dr.フランケンシュタイン
21. かつて天才だった俺たちへ
ーアンコールー
22. 聖徳太子ラップ
23. DJ松永 ルーティン
24. Bad Orangez
25. グレートジャーニー

■所感
控えめに言って最高。

コロナ禍で開催自体が危ぶまれる中で、キャパ半分&2Daysでチケット事前購入者(ほぼ)全員が日本武道館に足を運べるよう粋な計らい。前日11/11の熱狂をSNSで間接的に味わいつつ、仕事を終日お休み取って万全の態勢で日本武道館に足を運んだ。
18時過ぎに到着した日本武道館は来場者が沢山いたものの、大声飛び交うお祭り騒ぎというよりはマナー守りつつ期待感に溢れる空気が充満。会話も少なく皆が一様に静かに開始を待つ感じが心地良かった。
キャパ半分という事で席は1席ずつ空きがある状況。互い違いに席が設定されているため、距離の割に観易い武道館が更に遮蔽物無く、非常に観易かった。2階の大分奥の方の席だったがCreepynutsの2人が常に見えていたし、動きも表情も見えており臨場感に酔い痴れた。

19時開演。暗転からのスポットライト……から始まる怒涛の2時間。
皆が声は出さぬが、腕を挙げて、拍手をして、熱を、空気を共有する。
会場全体が、両手を挙げて、リズムに合わせて、両手を深く下げる。その時の風が後ろから吹き、自らも前に風を送る。Creepynutsを凝視しつつ、常に擂鉢上の会場の観客が視界に入り、同じ音楽を、或る男のリアルを共有して共感している。その事実を画面越しでは無く、五感で体感出来ることが幸せで、Rさんの曲を繋ぐMCも、完全敗退の松永さんの涙も、諸々含めて……最高だった。
兎にも角にも最高だった。他に言葉が見つからない。

会場の余韻を引きずりつつ、とりあえずアーカイブを見直している。現場とはまた違った映像としてのCreepynutsも味わい深い。英語のスラング辞典で「Creepynuts」の意味を調べてみよう。
以上

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