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コストの種類を知っておく!

今年の投稿もいよいよ最後となりました。
みなさんいつもありがとうございます!

そして、毎週の定期投稿はこれで最後にします。

これまでの投稿は、実は基本的に当組織のサークルメンバー向けの投稿でした。
サークル内の役割として私がオンライン部門を担当を務めていたため、メンバーへの定期的な情報発信ツールとしてnote を活用してきましたが、1月からの担当変更によりオンライン担当を外れたので、これで定期投稿は一旦キリにしたいと思います。

インプットが弱いので毎日とはいきませんでしたが、投稿開始から2年数ヶ月もの間、毎週一度も休まずに続けることができ、我ながら驚いています。
これは「作文30分・作画10分」というマイルールを徹底してルーティン化した成果かなと思っています。なかなか投稿が続かない方は参考にしてみてください。

私の中でのインプットがある程度ストックされ、それを血や肉にするためにアウトプットしたくなりましたらまた投稿します。
今後は不定期ですが、引き続きよろしくお願いします。

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さて、
最後の定期投稿は「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」の考え方を色々と転用して、自身の取り組みと経営とに結びつける!

をレポします。

ただ、私は大学等で経営学を学んでいるわけではありません。
今回の内容は経営学用語として各コストを取り上げているわけではなく、あくまで考え方を転用した内容の投稿です。
ご了承ください。

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宣伝広告費の単コス化(イニシャルコスト化)
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毎週社会人インターンでお世話になっている珈琲豆屋さんですが、この状況下にも関わらずここ数ヶ月、月間の最高売上を更新中です。
ただ、実は利益がすごく増えているわけではありません。
珈琲豆屋さんの許可を得ていないので具体的な内容は書けませんが(これまでの投稿で既にだいぶ書いていますが😅)宣伝広告費をだいぶ増額して売上を高めているので、コスト増大により売上増加分がそのまま利益増加とはいきませんでした。

でもね。

今回使っているこの宣伝広告費用は、来年使わなくても同じくらいの売上を上げられるようには設計されています

今回使った宣伝広告費は「単発」の費用としてファンづくり(豆購入リピーター)を目的として使ったもの。その効果が早めに現れての実績でした。

ここはすごくポイントです。

もしこれが、看板や広告枠の購入ホームページリニューアル&定期管理などの「ランニングコスト型」の宣伝広告で成果を挙げた場合は、翌年以降も同じだけコストがかかるため、売上増加と追加コストの差額分だけがこの先の成果、効果になります。
しかも万が一売上が下がった場合は、追加コスト分だけは残ってしまいます。
そういう意味では「ランニングコスト型」の宣伝広告は注意ですね。

みなさんも様々な宣伝広告を打っていると思いますが、
それってランコス型ですか?単コス型(イニシャルコスト型)?ですか?

どちらが良いというわけではありませんが、自身が投下している宣伝広告費がどちらのスタイルかくらいは認識しておいた方が良いよ!というお話です。

ただ、今のような感染症などの影響により不透明な時期は単コス型が良さそう
単コスなら厳しい時期は一旦宣伝広告を辞めてその分を浮かせることができるからです(個人的には、「認知の低さ」が課題となっている企業や組織はこういう時期こそ積極的に宣伝広告した方が良いとは思っていますが😳)

今回の珈琲豆屋さんの宣伝広告は全てこの単コス型での投資。
思った以上の成果がありましたが、これを来年、なんなら来月から辞めても増やせた売上には影響はでません。

厳しい時代が続く中では、このようなコストの種類ごと対応を変化させる考え方の重要性は高まるなーと、今回の経験ですごく思いました。

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ランコスか?単コスか?の考え方は他でも使える
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話は大きく変わりますが😅

今年から職業紹介事業を担当するようになり、事業拡大の最大のポイントは雇用だと思うようになりました。

「事業拡大」とは?

具体的には「施設や設備、器具等へ投資をして生産量を増やす」ことだと思います。
言葉にしてみると軽く感じますが😓
実際はそれだけでは生産やサービスなどは増えません。施設で働くヒトや、設備や器具を使って生産・サービスするヒトがいなければ生産やサービスの量って変わらないんです。
当たり前ですよね😅

でも、このことって大企業や一部の中小企業では意識されていますが、個人事業主とかってあまり意識されていない印象。
現に個人事業主さんと事業拡大の話をしていてもそのことって全然話題にも出ません。
実際に拡大のための投資をしたけど雇用がうまくいかず、利益が全然出ずに売上も計画通り上がらなかったってヒトいっぱいいました。
そのようなデータを見て改めて雇用の重要性を認識しました。

ところで、この雇用のコストの種類ってなんでしょう?

もちろん定期的に費用がかかるためランコスですよね。

つまり毎月の負担がどのくらい増えるかをきちんと計算しなければなりません。
さらには、より作業効率の良い従業員の確保をしなければ思った以上に費用がかかってしまうため、ヒトを見る目の向上や人材育成のノウハウなど人事労務管理の重要性が急激に高まります。
この辺ってあまり触れられませんがすごく需要!ですごく難しい!
ここでひとつ仮説♫


これからデジタル化社会、雇用拡大は追い風(あくまでも企業にとってです。従業員にはアゲインスト)。
自動化機器の導入って経営面で見ると基本的には人件費の代替なんです。
そういう意味では人件費の厚い企業や組織ほど自動化・機械化って効果が大きいのかもしれませんね。農業などで雇用の少ない農家さんがIT導入しても思ったように成果が出ないのは雇用が厚くないからかもしれません。

つまり、自動化機器導入の費用の管理&運用コストが人件費より低ければ低いほど導入効果があるということ。
減価償却はありますが、導入機器によってはランコスから単コスへの移行となる場合もあるかもしれません。

このようにコストの種類を把握・コントロールすることで経営に対して何かしらの効果を与えられるなぁーと最近感じています。

今はこのことにすっごく興味があって毎日ブツブツ言いながら考えています😅
今後自身の業務の中でも色々試験等していきたいと思いまーす!

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