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「が」か「も」かっ?

ビリジアンよりも水玉れっぷう隊の方が好きだったまきのぶぅです。先日の大阪出張で二丁目劇場の面白さを思い出しました♫
あそこは20年以上前に芸人たちのコミュニティを意識した「場」になっていてすごかったなぁーと今でも思います。

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突然ですが、みなさんは好き嫌いって多い方ですか?

EGO贔屓がひどい私は多い方だなぁーって思っています。好き嫌いの判断基準は自分の考えに合うか合わないかです。

ちなみに考えが合う合わないには理由があって、ほとんどが何かしらの軸の違い。
一番大きいのは時間軸の違いで、先日も50年後からバックキャスティングで考えている若手と、俯瞰で見てはいるけど今の話を一生懸命語っている先輩との噛み合わせの悪い場面があったのですが、原因は時間軸の違いですね。

私は、考え方はともかく、少なくとも軸が同じ人を好むようです( ^ω^ )

で、今何人かの方は、バックキャスティングで考えた若手と今を話す先輩のどちら「が」良いかと無意識のうちに評価したんじゃないでしょうか?

今回は良し悪しの評価を評価するレポです(ややこしぃわー)

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「が」と「も」

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またまた突然ですが、「〜が好き」と、「〜も好き」普段どちらを多く使っていますか?
また、「が」と「も」の違いでどのような印象に違いを受けますか?

導入の自己紹介部分で、ビリジアンよりも水玉れっぷうたい隊「が」好き、と何気なく書きました。

これは「が」の話。
白黒はっきりつけることで上下の序列ができました。

これを「も」の話にしたらどうでしょう?

ビリジアンが好きですが、水玉れっぷう隊「も」好きです。

上下の序列はなく「並列」になりました。

「序列」に「並列」これからはどちら「が」重要になるでしょう。

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「が」か「も」か

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◼︎関連する内容をちょっとお勉強!

うちの人事効果制度(よそも同じかな?)のベースって知っています?

誰「が」目標達成に貢献しているか。誰「が」能力高いか。などなど、他と比較しながら上下、高低の序列をつけるシステム。
今はこのような考課システムは主流ですが、政府は同一労働同一賃金を勧めていて、これって今までの賃金の決め方のルールが変更になるということ。
給与決定が能力ベースではなく仕事や作業ベースになる話で、序列から並列へ。うちは来年4月かた始めるのでちょっと知っておくと良いかもです。
これも、世の流れを現しているということなんですかねぇー。

さらに、企業の経営に目を向けてみると、良い悪いをはっきりとさせて良いモノへ集中投資。消費者も「お気に入り」を作り、特定商品を購入。
これらも「が」の話で「競争」を生み出し切磋琢磨が「成長」を生み出してきました。

人口減少を背景に「成長」だけではモノゴトが語りにくくなりつつある時代では「競争」は馴染まなくなってきたのかなぁーと思う今日この頃。
序列を生まない「も」の時代になるのかも...と思い始めまいした。

企業は、経営など厳しい時代の訪れを前に、選択と集中を繰り返し始めています。うちの組織も同様。
最近、ここに大きなギャップを感じるようになりました。

「これがいい」とか「これはうちには合わない」「うちがやることじゃない」好き嫌いなどで決めてつけてしまうことに怖さを感じています。
今は「も」の重要性が高まっている、というかあれ「も」これ「も」“やらなきゃいけない”そうしないと生き残れない時代。
白黒2色で考えるのではなく、その間にあるたくさんの色にも目を向ける(ミスチルの歌詞にあったな( ^ω^ ))。そこに新しい自分たちに合う色があり、セレンディピティも呼び込むことができると思います。

「も」が意識できている私の周りの企業は同業だろうが関係なく、関係を切っていくのではなくヒト同士を繋げて新しい何かを生み出そうとプロジェクトの立ち上げなど様々な取り組みを始めています。
「が」で孤立せず「も」で考えて繋がり合うのがこれからは大切かもしれませんね。
ただ、競争による成長やこれまでの組織形態を否定するものではありません。これ「も」重要です。

みなさんは好き嫌いって多い方ですか?

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