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やっと劇団☆新感線デビュー

小学生の頃に宝塚にハマり、
一時は国内の外部ミュージカルも観て、
念願のBroadwayにも行き、
ここ数年は韓国にミュージカルを観に行くような人間ですが、
ずっと気になりながらも機会がなく観れていなかった
劇団☆新感線を今年やっと観る事ができました。
まぁゲキシネとライブビューイングなので生ではないですが…。

ちなみに愛する2大エンタメ、宝塚と旧ジャニーズは
今雑音が多すぎるので語るのは少し先にします。

新感線は会社の後輩に
めちゃくちゃ良かったので見てくださいと言われたのがきっかけで、
Dolby Cinemaで見ました。

結論、
天海祐希さんがカッコ良すぎました。(作文)

私が宝塚ファンになった頃にはご退団されていた天海さん。
男役時代をリアルタイムで観れなかった後悔がずっとありまして、
映像では勿論拝見したのですが
キザでクールでアンニュイな男役が多かったように思うあの時代に
若くて爽やかでパーンと健康的な男役が新鮮で、
あ〜〜〜生で観たかった!!と何度も思ったもので
す。

それがこの度、
ゲキシネではありますが
天海祐希さんの女海賊、更には男役姿を拝めるなんて!
海賊姿も王女のドレスも黒燕尾もあの長身で着こなし、
自然なお芝居で台詞が明瞭、歌も歌える。
素敵過ぎます。
そもそも立ってるだけでかっこいいんですよ。

全く退屈しないテンポの良い脚本に、
テンションが上がるロック音楽、
更にはふふっと笑える面白い演出、
素敵な衣装と個性的なキャラクター、
どれを取っても良い!
個人的にはギャグが下品じゃないところも好きです。

ドラマを一切見ない人間なので
古田新太さんは関ジャムでしか見たことがなかったのですが、
まさかあれほど舞台でのセリフ声が良いとは。
風格もあり、さすが長年座長を務められている方。

そして天海さんの次に目を引いたのが…
早乙女友貴さん!
早乙女兄弟もお名前は存じ上げておりますが…くらいで
きちんとお芝居や殺陣を見る機会がなく、
薔薇サム2でやっと見ることが出来ました。
引きこもりの王子役でコメディ要素もたっぷりなのに
五右衛門に憧れ忍者姿になるととんでもない速さの立ち回り!!
ひえーーかっこいいーーー!!

と、終わったあとは
今年観て良かった作品ランキング上位に食い込みました。

興奮のあまりブレブレのパネル写真

そして新感線について調べていると
もうすぐ始まる新作もライブビューイングがあると知り、
先行抽選を申し込んで早々にチケットを押さえました。

直前まで公演中止になってしまったのですが、
(新型コロナかインフルエンザですよね…世知辛い)
なんとか中継の日から再開!

味気のない案内

出演者の情報は古田さんと早乙女兄弟以外
前情報皆無で観たのですが…

1幕ラストの、
早乙女兄弟が刀を交えてタイトルロゴが決まる画
を見るためだけにこの作品を観れる!
…ただし、ライブビューイングで良いかな!

勿論脚本は今回も物語がしっかりしていて
薔薇サムに続き出演されている俳優陣の安定のお芝居と
ギャグ要素もたっぷりで面白かったです。
ただ、音楽などが薔薇サム2のほうが好みだったのと、
主に歌唱を担当していた久保史緒里さんの歌がかなり聞き苦しかった(ストレートですみません)という点が
生で観なくても良いかなと思ってしまいました。
歌は生で観るか観ないか決める大きな要素なので。
多分この辺がビタッとハマっていたら
大阪のチケットを探したと思います。

あのクールな早乙女兄弟が
銀魂のようなノリで急にボケたりツッコミしたりしてくれるのが良いのと、
今回は大団円!ハッピーエンド!というよりは
全てを棄てて一人破滅に向かうような終わり方が
ロックでかっこいい!

あんなに殺陣を楽しめたのは正直初めてに近いです。
宝塚は女性なのでスピード感が違いますし
Endless SHOCKの映画館上映を見たときもそこまで殺陣に興奮しなかったのですが、
早乙女兄弟はワクワクする!
この"魅せる"殺陣は生で観たいですね〜。

新感線については色々段階を経ているところなので、
キャストにもよりますが
来年くらいには是非とも生で観たいと思っています。

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