日記3:復讐(2019/07/11)

復讐しようとしてるやつに絶対言ってくるやついるだろ。「そんなことしたって何の意味もない」ってやつ。俺あれ嫌いなんだよな。あのセリフな。
だって俺たちは往々にして「復讐の達成=何の意味ない」ということは分かってるわけじゃないですか。はじめっから。わかっててやってんのよ、俺たちは。いや俺はやってないけど。

要するに意味なんかないのは知ったこっちゃのその上で「復讐するしかない」という極限思考に至ってるんわけなんだよねこちとら。いや、私は違うけど。

話がやや脱線するが、そもそも人を殺すというそれ自体に意味が付加する方が怖いからな。今なんかない方が健全だから。だって殺すって意味わかんないもの。わかんない方がいいよ。分かったらこえーから。

なんだかなー、分かってるから言わないで欲しいなー。意味ないってやつー。言わないで欲しいんだよなー。そういう分かりきったことを言われて復讐をやめてしまえちゃう展開に冷めちゃうこともあるなあ。具体例思い浮かばないけど。

復讐はさ、達成には絶対に意味なんかないけどそこに至るまでにした行動や起きた出来事や得た出会いなんかは確実に意味があると良いなと思うよね。復讐を望む全てのキャラに幸や不幸などあれと願うね。

ところで同居人が復讐を望む三人組の物語を描いてるけどあれはいいぞ。読んだ方がいい。

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