書けない時は、書く

「シンガーソングライター」を自称しているのに、歌詞や曲が書けなすぎ状態になった。さらに、息を吐くように書けていた文章も何も思いつかなくなって、あーこれはまずい!と思うのに、本当に何もできなかった。
そういう時にSNSを見ると最悪で、同業者の活躍がいつにも増してまぶしく見える。定期的に漫画のレビューを書いているサイトの他の人の更新がやたらと目につく。
そんなこんなでここ最近はSNSを見る時間を減らしていた。
かといって、ツイ廃(って今は言わないとか野暮なことは置いといて)の私からSNSを取り上げると手持ち無沙汰の権化になってしまう。そわそわして、結局開くのは今は亡き青い鳥のアプリなのである。そんでまあ、落ち込んで、早めに寝て、夜中に起きて、眠れなくなって、寝られたと思ったらもう朝……みたいな毎日だった。
映画や音楽も積極的には鑑賞できずにいたし、YouTubeもあまり見ない。Podcastもお気に入りのものは聴き尽くしてしまった。
たまに友人に会うと楽しく過ごせるが、次の日に落ち込んでしまいがちだ。

そんな私をヒョイと持ち上げるのは、制作のお誘いだ。私がな〜んにも書けていないことを知ってか知らずか、仕事の依頼やコンペを振ってくれる人々がいる。普段はへなへな〜と横たわっているだけの私なのに、他人が絡んでいると途端にやる気になってスイスイ書けてしまう。
そして曲のためにPCを開いたついでに、noteを開いてこれを書いている。
「書けない時は書くしかない」と、今まで関わってきた大人に言われてきて、頭ではわかっていたつもりだった。本当にそうなのだなあという小学生みたいな感想を抱いている。

あまりにも文章を書いていなすぎて、いや正確には書いていたが対外向けではなかったから、この文章を書くにも文章のリズムが掴みきれていなくてなんだかむずかゆい。そして私はまたきっと書けなくなると思う。というか、自分の名義の制作の曲は今日も全然書けていない。
断片でもいいから書いていくしかない。少しずつ調子を取り戻したい。

ここから先は

0字

¥ 300

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?