SexyZoneに恋した日々を宝箱に。


「SexyZone」を宝箱に閉まう……

1/8の発表があってからの3ヶ月、
頭では分かっているけど分かりたくなくて
時には考えることを避け
時には避けられなくて考えてしまう。
まるで迷路にいるような期間を過ごしていた。

彼らには色んなことがあったけど、
当然のことながらグループが幕を閉じる
という経験はない。
前日になって物凄く怖くなった。
わたしも経験したことがないから怖かった。
説明できないなんとも言えない感情に気付きつつ、現実逃避したまま31日の朝を迎えてしまった。


きっとこのままでは、
わたしはずっと2024年の3月31日に
取り残されてしまう。
ーーーー向き合わなくてはと焦った。
だって
恋をしたSexy Zoneを
愛してきたSexyZoneを
私達を愛してくれたSexyZoneを
新たに踏み出そうとするSexyZoneを
半端な気持ちのまま送り出したくなかった。
笑顔って訳にはいかなくても、
泣いててもいいから覚悟を決めた状態で見届けなくてはと思った。

今日でSexyZoneが終わってしまうなんて
信じれらないし、信じたくもない。
配信ライブなんか観たら病んでしまうかも
知れないなんて思っていたけれど、

配信を観終えた今、
不思議なことに落ち着いた。
むしろ清々しさすらある。

ちゃんと閉まうことができた。
閉じさせてくれた。
私の大好きなSexy Zoneが沢山詰まってた。
最後まで愛に溢れたグループだった。

(先に断っておくと、
私自身が自分の心にケジメをつけるため、
整理するために書いている部分も大きいので、拙い文章になってしまっている可能性が高いですがご容赦ください。
そして解釈はきっと皆それぞれで異なると思いますので、あくまで"私"の視点だということをご理解頂けますと幸いです)

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2012年。
私の目の前に、眩しく彼らは現れた。

「人って光るんだ…」


と衝撃を受けた。


ご縁あってたまたま観覧させて貰った
「ザ・少年倶楽部」の収録に彼らはいた。
デビュー前から認識していたメンバーもいるし、Sexy Zoneのことは知っていたけど、衝撃を喰らったのはこの瞬間《とき》だった。

真っ白い衣装も相まってか、
遠い2階席からでも光るオーラが眩しいくらいにとてもとても輝いていた。

〝輝く人〟ってたぶん他にも沢山いて、
生まれもったスター性で〝輝く人〟
長年培ってきたオーラと風格で〝輝く人〟
色んな〝輝く人〟がいると思うけど、
SexyZoneはどれにも当てはまらなかった。

キラキラする彼らを見て
「ガラスのように輝く人達だ」
と思った。

まだ物語を紡ぐ前のまっさらな透明感、
夢膨らませ希望に満ち溢れ未来を信じるまっすぐな輝き、
それでいてまだ見ぬ先の未来に緊張した様子が伺えるどこか脆さのようなものと、
少し触れたら傷ついてしまいそうな繊細さと美しさを兼ね備えた光は、
私の人生で見たことのない輝き方だった。

そのガラスの形はみんな個性があってバラバラに私には見えた。

強くてギラギラと放つように光るガラス
鋭く尖り何かを跳ね返すかのよう光るガラス
まっすぐに光る芯が強そうなガラス
柔らかく温もりを感じるようなガラス
天から舞い降りたような透明度100のガラス…

同じステージに立つそのガラス達は、
とにかく眩しくて、吸い込まれた。


「彼らが夢を掴むまで一緒に追いかけたい」

そう思ってから12年。…今日に至る。


楽しい時だけではなくて、
悲しい時や苦しい時にも、
うわべではく本当に心から寄り添い側にいてくれる(もはや、ぴったりくっ付いてくれる)アイドルって存在するんだなというのは、SexyZoneを応援していていつも感動していた。

身近にいない人間に対して、
画面の向こうにいるアイドルに対して、
〝信じる〟とかってあまり使うもんじゃないと個人的には思ってるけど、
SexyZoneは私にとってずっと信じられるグループだった。今もそう、最後の最後まで。

いつも、ありのまま伝えてくれた。
彼らの性格がそうさせたとも思うし、
それだけではなくて彼らの様々な経験からくる聡明さ、思いやる気遣い、世間が甘くないことや痛みだったりを知っているからこそだとも思う。

いつも言葉に誠実さがあった。

時としてその重みを感じて胸が締め付けらることもあったけど、全てに、常に、愛情があった。愛を沢山受け取っていた。

だから苦しい時もあった筈なのに、
「セクラバとして生きてきた今日までずっと幸せだった」
振り返ると、その一言しかない。




2014年のとき。あの体制のとき。
耐えきれなくなったわたしは一度だけファンを辞めかけたことがある。そのときに中島健人というアイドルは凄いなと思う経験をした。彼がいなかったらたぶん私はあの時に離れていたかも知れない。推しのグループに健人くんがいることがずっと自慢だった。
健人くんへの思いはまた別途改めて届けさせて欲しい。

勝利くんでないと意味がない言葉、勝利くんだからこそ伝わる言葉があって、その言葉達に何度助けられて何度感謝したか分からない。SexyZoneのセンターが勝利くんでよかったし勝利くん以外に考えられない。

聡ちゃんの相手を尊重する考え方、あのあたたかさや感性がグループに優しいあかりを灯し心に安らぎを与えてくれた。真摯な姿勢と行動、聡ちゃんから貰う言葉にはっと気付かされることが沢山ある。

マリちゃんから、視野を広くもって物事をみる大切さ、学ぶことの尊さを教えて貰った。清らかな心は人との繋がりを強くし離れても離れないものだと教えてくれた。そして今も奇跡のような景色を見せてくれている。

風磨くん…何を言われようとも構わないと言わんばかりに、時に矢面に立ち続け、グループを大きな背中で包み込むその優しさに、貴方の幸せを願わずにはいられない。諦めないこと、負けないことがちゃんと未来に繋がることを証明してくれている。そしてこれからもきっとそうだ。



正直なところ、

…凄く寂しいし
そして凄く悔しい思いがあるのも事実。

SexyZoneをもっと多くの人に知って欲しかった。広めたかった。


もっと、もっと、もっと…と思うことが沢山ある。
SexyZoneとして国立の景色まで辿り着きたかった。国立のさらに先の景色にも。

だけど、できなかったこと見せてあげられなかったことだけ並べるのは贅沢な話で、
達成できたこと見せて貰ったことも沢山ある。そういうことが、それがいかに素晴らしいか誇るべきでもある。

ファンになって自慢できる景色が山程ある。
人として大切なことを教えて貰い、
絆や愛の素晴らしさを知り、
沢山の幸せの時間をくれた。
SexyZoneが夢を掴むその日まで一緒に追いかけようと決めたあの時には想像もしてなかったものを沢山貰った。貰っている。

東京ドームの景色に辿り着けたこと。
本当に良かったと思う。
5人でちゃんと辿り着けたんだから。


SexyZoneってほんとうに凄い。
ライブが始まるまでほとんど崖の底の絶望みたいなところにいたのに、
終わる頃には、"希望の空はこっちだよ"
とわたしを地上に連れ出してくれた。

このグループに出会い、応援できたことを心から誇りに思う。
12年前に見つけた自分見る目ありすぎ!
センスある!って思ってる笑

セクラバのみんなも大好き。
私達って最高だよ。
皆のこと、これからも変わらず大好きです。

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バラバラですぐ割れてしまいそうなガラスみたいだと思った人達は、
キラキラとした輝きと美しさはそのままに
いつの間にか固い絆で結ばれた強い宝石になっていた。
そして一緒に宝箱に入る。
こんな物語が待ってるだなんて思いもしなかった。

SexyZoneもセクラバも4月から新たなスターを切ることになるけれど、絶対に無駄じゃないよ。
"ーーー咲かせてやれ。"



Sexy Zoneでの歩みと輝きが、必ず次のステージでも繋がりますように。
Congratulation.


Sexy Thank You Forever.
2024,3,31 ももキャンディ