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第一回コンテンツ会議。

二時間に及ぶ会議をシゲノブがサクッとまとめます。

まずは今あるコンテンツをサクッと説明。きっしーがnoteをつかって補足ページを作っていることと、youtube、twitter、facebook、の違いをそれぞれ説明。

ネットってすんげーと驚くきっしー

とりあえず利用者側、スタッフ側の届ける要素がちがうんですよね。でもおなじフィールドで発信しないといけない。

肝心なのは「広めたい」って思ってもらえることと、聴覚障害の理解が深まって、双方に歩み寄ってもらえること。じゃあどういう仕掛けをするの?って会議です。ただまじめに手話単語を淡々ととっても面白がってもらえないでしょ?

毎朝一日のカウンターでのやりとりを勉強できたらよくない?毎朝ツイートする「司書さんの朝1一分手話をやりましょうよ。」

毎朝「おはようございます」とか「返却ですか?」とかカウンター業務で使う代表的なものをリズムよく1分の動画にまとめるんです。八時くらいにツイートして見てもらう。毎朝見れば覚えるし、覚えたら使いたくなるでしょ。


きっかけは「やりとりを諦めてるんじゃないかな」って感じたこと。

シゲノブが図書館で働いていた時に実際に手話を使う利用者とのやりとりで感じたことです。必要最低限のやりとり、ひょっとするともっといろんなことを聞いたり、予約したり、調べてもらったりして欲しいのかもしれない。でも聞くと筆談のボードを取り出されて「調べます。少し待ってください」ってことまで筆談される。そのうち億劫に感じてしまって、やりとりを諦めてるのかもって感じたことがあったんです。
簡単な手話でいいから双方に覚えて、短いやりとり「調べます」「ちょっとまってて」「予約来てますよ」とかをぱっとやりとりできたら、やりとりを積極的にしてくれるんだろうって思って。この一分手話を始めようと。そんで広めようと。
司書さんが覚えておきたい手話講座の動画をきっかけに自分で学ぶきっかけにしてもらうためにも楽しいコンテンツにして広まって欲しいんです。

小川先生「きっしーの手話検定三級取得までを追おうよ」

きっしーも乗り気。「あれ?いきなり三級の試験受けれたっけ・・・」と小川先生。まずは試験の仕組みを紹介するところから始まりそうです。短い動画できっしーが小川先生との勉強風景を撮ります。コンスタントにとれるしスタッフに向けてもよさそう!500くらいある手話単語も紹介できるし、対話試験対策とかもおもしろそう。これはなかなかいいコンテンツになりそうです。

「言葉通り手話にするんじゃなくて、簡単に理解しやすいように組み立てないと。」

シゲノブのような聞こえる人は手話を言葉通りに手話にしようとしますが、実際はそうではないようです。例えば「利用者カードの更新の日です」と手話でできることはできるけど「カードの期限がきてます」とか、どうしても更新をおしたいなら「切り替え」って表現したり。
言葉通りだと逆に意味が伝わりにくくなることもあるみたいです。うんむ。難しい。

(耳マークが貼ってある携帯を見せる小川先生)耳マークをつかった案内もひつようですよね。

筆談用のかきポンくんがあるところには耳マークあるし、いまはタブレットPCから便利なアプリもどんどん出てきています。こういったものを案内するときにも耳マークと抱き合わせてひと目でそういう案内だとわかるようにしてもいいですよね。スタッフさんにも利用者にも知ってもらうコンテンツを作る必要があるでしょう。

小川先生「補聴器がハウリングしているとき、自分じゃわからないので教えてほしかったりもします。」

え、あれって気づかないものなんですか?意外だった…
図書館ではイヤホンの音漏れも注意!って書いてあったりします。実際に大音量で聞いてる人には注意もしますし。補聴器をつけている人の近くにいるとき、ピーンというかキーンというか結構な音でハウリング(共鳴を起こして音がなる)している時に遭遇することがあります。あれって本人が気づいてなかったりするそうです。でも静かな場所ではそれが迷惑になってしまうことも。だからそれをサッと教えれるジェスチャーを広めるといいですよね。
そしてスタッフにも利用者にも「ハウリングしていることに気づいてないことがある」ということを知ってもらうことも大切。当事者に申し訳ないって気持ちにさせないように周知する工夫が必要ですね。

きっしー「ウェブはやっぱりウェブ。もっと知ってもらうにはチラシとかカードとかを手話関連のイベントとか手話カフェとかで配らないと」

小川先生「たしかに。わたしもイベントにいくとチラシいっぱいもらいます。意外とネットから知ることのほうが少ないかも?」

現物として配るコンテンツもねらないといけませんね。むむむ。どうしよう。

「朝いち手話の他になにがありますかね。お昼とか夜とかにも流せるような」
やっぱりTwitterはどんどん流れてしまうもの。毎日繰り返し見れて役に立つコンテンツあればいいですよね。

きっしー「指文字をあ行とかで撮って、それぞれの時間でか行とか投稿します?」

採用!それとあわせて知ってほしい難聴者のあれこれもつぶやいて周知していきましょうか。声をかけるときは肩を叩くーとかさっき小川先生が教えてくれたハウリングのこととか。Twitterもフェイスブックも住み分けが見えてきそうですね。

シゲノブ(うーん、あとはそれがうまくいくことだなぁ。)

11話~13話の撮影日取りを決めてそれぞれの役割を確認し合い会議終了!
省略したこともいっぱいあるけどなかなかいい会議となりました。よりいっそう素敵なコンテンツになりそうです。いやーいっぱい書いた。

それではもろもろ完成したらお目見えしていくことと思います!お楽しみに!

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