見出し画像

アナコンダとアミメニシキヘビ、どっちが大きいの?

こんにちは、今回はヘビ好きなら一度は考えた事のある『アナコンダとアミメニシキヘビ、どっちが大きいのか』について取り上げていきましょう。

ニシキヘビ

スクリーンショット 2020-03-21 23.09.01

可愛がられています 可愛いですね

ニシキヘビ属(Python)は、爬虫綱有鱗目ニシキヘビ科(ボア科ニシキヘビ亜科とする説もあり)に属し、生息地は、アフリカ大陸、ユーラシア大陸南部、インドネシア、スリランカです。

ニシキヘビ属の最大種であるアミメニシキヘビは最大全長990cmという記録があり、ニシキヘビ科、ヘビ亜目のみならず現生する爬虫類最長種と言われています。明らかに世界最大のヘビの有力候補といえるでしょう。

大型個体ではヒョウやヒトの捕食例もある。


口と牙で獲物に噛み付いた後、長い身体で巻き付き、窒息するまでゆっくり締め上げて殺してしまうそうで、大型個体では、ヒョウやヒト、ワニなども捕食した例があるそうです。

アナコンダ

スクリーンショット 2020-03-21 23.14.36

他方で、もうひとつの最右翼候補がアナコンダです。

アナコンダ (Eunectes) は、ボア科アナコンダ属に属するヘビの総称で、その中でもオオアナコンダは、全長400-600 cm、最大は900cmにも達する大蛇で、アミメニシキヘビに匹敵する大きさです。

しかし、こちらはアミメニシキヘビと比べて体重が重く、500cm以上の個体では100kgを超えることも珍しくありません。

また、ニシキヘビが卵生なのに対し、アナコンダは卵胎生(卵を体内で孵化させてから生む)です。

どっちが大きい?

さぁ、いったいどちらが大きいのでしょうか。
一般的な図鑑では、アミメニシキヘビが10m近いものが有るということで、世界最長のヘビとされていますが、両方とも記録だけだと11mはおろか、12m、はては14mの記録があるなど、どちらがより長い個体がいるのか議論はつきません。

一方で体重に視点を移してみると、一般的にアナコンダはニシキヘビより太く、同じくらいの大きさだと圧倒的にアナコンダが重くなるようです。


具体的には、10mのアミメニシキヘビであればおおよその体重が100kg程度ですが、同じサイズのオオアナコンダだと250kgを超えるそうです。

したがって、何をもって最大とするかという議論はあるものの、少なくとも重さで言えば圧倒的にオオアナコンダの勝ちといってよいでしょう。


よって暫定的ではあるものの、世界最大のヘビはオオアナコンダということになるかと私は思います。

しかし、アナコンダがヒトを食った例はこれまでにあまりなく、人喰いヘビと言われるのはだいたいニシキヘビの方だそうです。


人間にとっては、アミメニシキヘビの方がはるかに危険な生物だといえるでしょう。


顔もアナコンダのほうが若干間抜けな顔をしています。

いずれもしめつける力は750kgとかあるそうで、捕まったら逃げることはほぼ不可能でしょう。
彼らは噛まずに獲物を丸呑みします。

いかがでしたか?

短めでしたが、この記事を見て納得していただけたら幸いです!

興味のある人はアナコンダを飼育してみてはいかがでしょうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?