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ダベモン4月編を終えて

ダベモン4月編が無事終わりを迎えました.準備段階から四苦八苦して,当日も初めての運営で頭がすっからかんになりながらなんとか乗り切ることができました.そのことについてのんびりとこのnoteで振り返っていこうかと思います.

私は前回の第一回でプレイヤーとしてお世話になり,ダベモンいいなって思ってたら運営側になってしまっていた人間です.私の得意分野はプログラミングで,そのノウハウを生かしつつ殺しつつノーコード(コードを使わないプログラミング)でアプリを改善していました.そのアプリはこちらから見ることができます.改善と言ってもそのアプリは既に元がしっかりしていて,また運営チームにはかせと言うアイデアマンがいて,その方のアイデアが凄すぎて,アイデアの具現化という形で開発していました.初めてのノーコードということもあり,今のところガチャ機能しか実装できませんでした.正直,もっといろんなことをしたい,もっといろんなことができたのかなと思ってしまいます.

そんなことをしていたらあっという間にイベント当日になっていました.一日目は,ずっとZoomにいて,ルームの案内であったり,運営メンバーのサポートなどをずっとしていました.正直,私にとってこのような経験は初めてで,とても疲れて,空き時間に疲労で爆睡していました.しかし,とても楽しい経験でした.

そして二日目がやってきました.二日目,私は二人のダベモンの方とお話しさせていただきました.おちゃビールダベモンのヒデカズさんとこくはくダベモンのさこびっちさんです.ヒデカズさんとは現在私がチームで進めているアプリケーション開発の相談に乗っていただきながら,駄弁っていました.現在はチームのPM的立場にいるため,ヒデカズさんの企業経験や,茶ビールを作り始めた経緯など,たくさんの参考にすべきことをお伺いすることができ,とてもいい経験になりました.学生のうちに学生という立場と大学という環境をもっと利用しなければならないと実感しました.個人で開発してても,必ず行き詰まるので,その時に大学を利用するという発想は私がこれまで考えもしなかったことなので特に参考になりました.また,何か違うもの,違う要素を上手く掛け合わせて新しく良い物を作るということも参考になりました.例えば京都とスマホアプリを掛け合わせて京都の観光アプリケーションを作るとします.そうすると,京都の中から新しい要素を見つけて,それをコンセプトとして混ぜてみる,といった具合です.京都にはたくさんの歴史があり,その膨大な歴史の中から何を拾ってくるのかによってアプリケーションのイメージが変わってきます.例として京都の平安時代をコンセプトにし,寝殿造のデザインをモチーフにして観光アプリを作成する.作るもののコンセプトを上手く掛け合わせて物を作れば,より注目度は上がりますし,製作のバックグラウンドがしっかりしていればしているほど人々に受け入れてもらいやすくなると思います.仕様の良し悪しでユーザーを増やすだけではなく,やはり宣伝,マーケティングもアプリ製作において重要なため,本当に勉強になりました.

このようにヒデカズさんととても濃いお話をさせていただいた後,次にさこびっちさんと駄弁らせていただきました.このさこびっちさんとのダベモンでは野生プレイヤーのMochiさんにも参加していただき,三人で主に芸術系のことについて語っていました.最初,私が地元で学生団体「NEXTOON's」のみんなと開いたフォトコンテスト「とうおんフォトコン2020」を紹介させていただき,その後,さこびっちさんの「100万人の告白展」のお話を伺いました.いろいろなお話を伺っている中で,「言語化してからその写真を撮る」という方式が私にとって斬新であり,素敵でした.これまでは写真とは偶然の奇跡のようなものと思っていました.しかし,言語化してから写真を撮ることでただの綺麗な写真ではない,撮影者,被撮影者の思いをより具体的に表現できる写真が撮れる.このことを聞いて,鳥肌を立てました.そしてアーティストとは想いを届ける仕事で,言語も含めて様々な方法,手段を用いて人の自分の想いを伝える.素敵な仕事だなと感じました.また,さこびっちさんの「技術は教えれるけど感性は教わる」という言葉もとても印象的でした.例えば今はフィルム調の写真が流行っています.あえてきれいにすべてを写さない写真です.奥ゆかしさや,不確定要素を創造で補うことで,写真を見た人は「良い!」と感じるのだと思います.私たちの世代は普段何気なくinstagramに投稿していますが,それらの投稿が今の時代のトレンドになっていたりする.今の若い人たちの感覚,感性は大切で,私が年老いても拾い続けないといけない感覚なんだな,と実感しました.

そして波乱のダベモン4月編は幕を閉じました.やはり刺激しかない貴重な機会で,とても楽しかったです.また次のダベモンに向けてじっくりと準備していきたいです.

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