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【研究計画書】スマートグラスで「働く」のウェルビーイングは高まるのか?


🎈スマートグラスってなに?

新しい働き方LABの3期募集で指定企画のタイトルを見たとき、最初に思ったのがこれでした。
2期でお世話になった「幸福学」でダメダメだと思っていた自分にもできることがあるかなと上昇気流に乗っていたこともあり、もっとウェルビーイングを高めたかったのです。


🎈「スマートグラス」とは

スマートグラスとは、メガネのような形状で、メガネと同様に目の周辺に装着して使用するウェアラブルデバイスの1つです。実際に見ている光景に情報を付加し、重ねて表示することができるディスプレイで、その用途から「ARメガネ」と呼ばれることもあります。
スマートグラスは、視界を確保しながら両手が自由に使えることに大きなメリットがあり、産業向けを中心に実用化が進んでいます。
たとえば、物流の現場ではスマートグラスに荷物の位置情報や作業手順などを映すことで、作業者はスムーズに荷物をピックアップできます。また、カメラ付きのスマートグラスには、スキャナの役割も果たすものもあり、伝票への記入作業を省略することができます。製造業においても、作業や検査、設備点検などにスマートグラスを活用することで作業効率が向上するほか、技術トレーニングへの活用も進んでいます。

KEYENCE

さっそく調べてみると上記のような説明がありました。
実は、2期の新しい働き方LABではアート部の皆さんがClusterを使って展示会を開いていて、私自身も「参加したい!」とワクワクしていました。
実際に、スマホにアプリを落としてアバターを制作したのですが、自分のあアバターが完成するころには頭がガンガンしてきて、冷や汗と吐き気があり、車酔いのように座っているのも辛い状態に…。


そういえば、かなり前ですがドラクエの3Dが始まって一緒にPCゲームをしようと言われた時も、3DSが流行ってやろうとした時も、同じような3D酔いに合ってできなかったことを思い出しました。
メタバースはとても興味があったし、体験したいけれどいつも開始数分でめまい・頭痛・吐き気がして参加できませんでした。

🎈3D酔いは今までの空間知覚パターンとのミスマッチで起きる?

私たちの体の動きは3つの期間からの刺激の入力で感知されています。

  1. 視覚

  2. 内耳の前庭器(三半規管や耳石)で感じる加速・減速などの揺れ

  3. 筋肉や関節から入ってくる揺れや振動の固有知覚

これら3つで感知された情報が脳で統合され、これまで脳が学習し、蓄積されてきた空間知覚のパターンに当てはめて、自分の動きや位置を認識しています。
しかし、3D映像では資格からは揺れや加速・傾きなどの刺激があるのに、内耳や筋肉・関節からはそれらの刺激が感じられない状態になるため、今までのパターンにあてままらない加速や揺れの情報として脳に伝わることで、脳が混乱して不快な状態と判断するのです。
その結果、脳の視床下部が混乱し、自律神経が乱れます。これにより吐き気や嘔吐、めまいなど3D酔いの症状が起こるそうです。

🎈スマートグラスなら3D酔いが起こらないかも?

今までゲーム機、TV、PC、スマホの画面ではすべて具合が悪くなりましたが、もしかしたらメガネタイプのスマートグラスならより自然な形で私にも3D映像が楽しめるのではないか?
そう考えて、今回の企画に申し込みスマートグラスを使ってみたい!と応募させていただきました。

🎈活動計画

貸し出していただけるスマートグラスは「Lenovo Glasses T1」。

7月22日:研究員同士でアイデアソン(都内)
8月~11月
:月1回オンライン定例
グループに分かれて新たなアイデアの議論・実行や社会実験の仮説づくり
12月:ピッチコンテスト(都内開催予定)

具体的に「何をしたいか」についてはまだ漠然としていますが、まずは参加して実機に触れてみること。
そして、3D酔いが起こるか確認すること。
起きなければ、今までできなかった3Dの世界を体験してみたいし、仕事に生かせる使い方を考えたいと思います。
残念ながら3D酔いが起きて自分では使えないときは、アイデア出しに専念するつもりです。
半年間よろしくお願いいたします。


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