新たなるサンアントニオ・スパーズの幕開けに寄せて
皆さん、おばんでございます。noNOと申します。
まずはスパーズファンの同志へ。
やりましたね!おめでとうございます!ありがとうございます!!
苦汁を嘗めまくった昨シーズンを経て、遂に我らがスパーズに希望の光が降り注ぎました。
上がりまくったテンションに任せて、今のロスターについて個人的な感想をぐだぐだと書いていこうと思います。
順番はPG→C,2wayの順で。
〇2023-24シーズン ロスター
・Jeremy Sochan(ジェレミー・ソーハン)
スパーズが誇る若き万能戦士(候補生)。将来を担うヤングコアの一人。
本来のポジションはPFですが、チーム事情もあり万能性を買われてPGとして武者修行中。
一番の特徴は、将来のDPOY候補にも挙げられるほどのDF力でしょう。
ガードからセンターまで、エースとのマッチアップからヘルプDFまで、なんでもこなせる高いDF力を持っています。
シュート力やフィニッシュ力などOF面では課題が多いものの、サイズのわりにハンドリングが良く、視野も広いためチームを繋げるユーティリティの高い選手です。
先述のとおり、今年はチーム事情によりPGとしてプレーすることに。
まだまだ粗削りな選手だけに、どんどん経験を積んで成長してくれよな。
ヘアカラーがコロコロ変わることにも定評があるので、その辺も注目ポイントです。
僕は大学時代のアフロヘアが好きだったので、もう一度やってほしい。
あと、度々ネット上で炎上しており、オフシーズンでもファンを楽しませてくれる面白い子なので今後も暖かく見守っていきたい。
・Tre Jones(トレ・ジョーンズ)
安心と信頼の純正PG。
個人技で凌駕するPGの全盛時代において、絶滅危惧種となりつつあるオールドスクールなタイプのPGで、判断力に優れたミスの少ない選手です。
昨シーズンはスターター起用されていましたが、今年はベンチからチームを支えることに。
スターターとしては正味一枚劣る所がありしたが、ベンチから出るPGとしては一級品以上でしょう。
苦手としていた3Pも年々改善傾向にあるのがグッド。
控えPGとしてスパーズを長く支えてほしい選手です。
・Devonte' Graham(デボンテ・グラハム)
強気の3Pとパッシングでチームを引っ張るベテラン。
昨シーズンの途中に加入してから、控えPGとしてプレータイムを得ることに。
加入直後から若手にアドバイスを与えていたりして、いい奴だなーと。
今年は3番手になりそうなことからプレータイムは減りそうですかね。
若手の多いスパーズにおいて貴重なベテランなので、兄貴としてチームをまとめてほしい。
・Blake Wesley(ブレイク・ウェスリー)
まだまだ粗削りの2年目PG。
スピードは一級品でDFでもスティール等で光るものはありますが、判断力や技術力がまだまだね。
昨シーズンもGリーグ漬けでしたが、今年も継続してGリーグで修行でしょう。
プロジェクトプレイヤーなので、長い目で育てていく必要があります。
昨シーズンは、公開前のフィエスタジャージをSNSで先行配信しちゃったりして、アホの子の一面も。その後、正式お披露目の際にしっかりと公式にいじられてて面白かった。
ドラフト後の自己紹介で、渡された紙にデカデカと「BLAKE」と書いてたのが可愛いなと思いました。
・Devin Vassell(デビン・ヴァッセル)
成長著しい2wayシューター。今期のMIP候補です。
3&DプレイヤーとしてNBA入りして以降、年々プレーの幅を増やしており、今やチームのリードスコアラーを争うまでに成長。
昨シーズンは、怪我さえなければブレイクイヤーと表現できるほどのもので、今シーズンも同等以上の活躍が期待されています。
特筆すべきはミッドレンジの正確性で、3Pのみならず、OFでアンストッパブルな選手になる可能性を秘めています。
DFも標準以上で、特にオフボール時の危機察知能力とブロックに秀でている印象。
開幕前に延長した契約もチームに優しい内容で、スパーズで勝ちたいという気持ちが伝わってきて嬉しいよ。
パイナッポーヘアーも素敵に決まってていい感じ。
SNSでよく使うのは、パイナップルと頭モミモミしてる顔文字。
・Malaki Branham(マラカイ・ブランナム)
OFでかなりのポテンシャルを秘めた2年目スウィングマン。
コートのどこからでも得点できる選手で、1年目はシュートタッチに苦しんでいた印象ですが、今年のサマーリーグでは効率的に得点できていました。
かなり練習熱心な選手で、今後の成長に期待大。
DFは致命的じゃないまでも改善の余地あり。
個人的にはCJマカラムみたいに成長してほしい。
自分のプレーに納得がいかないと頭を抱えるのが可愛いポインツ。
同期二人がよくやらかす中で、振り回される苦労人ポジ(と勝手に思っている。)
・Sidy Cissoko(シディ・シソコ)
今年のドラフトで指名されたフランス人2人目。
こいつはスティールですよぉ。個人的にはかなり好きです。
19歳とは思えないほど体ができてて、当たり負けしないDFが売り。
OFもシュート以外はなんでもできるのが魅力で、特にトランジションアタックで輝くものがありまして。
時折オシャレなパスを見せてくれるのがラブリー。
シュート力さえ改善すれば即戦力級だと思っているが、まずはGリーグで修行してほしい。
新人のお披露目イベントで、いきなりマブスに喧嘩売ってたのが記憶に残ってますね。
・Keldon Johnson(ケルドン・ジョンソン)
チームの元気印。真価の問われるシーズンに。
毎年、成長してきた選手で、昨シーズンは平均得点が20点を超えチームのリーディングスコアラーに。
とはいえ、ヴァッセルが離脱してからはマークが厳しくなり、3Pのタッチにも苦しむように。
今年はヴァッセルの復帰とウェンビーの加入でOFの負担が減ることが予想されることから、よりDFで存在感を出せるかが課題となりそう。
フットワークはちょっと重いけど、大学時代は粘着系ディフェンダーだったので、キミならやればできる。
本人もやる気満々で、プレシーズンを見る限りはDFで改善している感じがあったので、期待大。
天性の愛嬌で先輩から可愛がられていたケルドンが、今やチームを引っ張る存在になっているなんて、オジサンは涙ちょちょぎれます。
・Cedi Osman(セディ・オスマン)
オフシーズンにトレードで加入してきた選手。
思っていた以上にいい選手で、プレシーズンではユニットに足りないピースを埋めるようなプレーをしてくれていました。
気の利くプレーで若いチームを支えてくれています。
スパーズ入団を喜んでいて、ベテランとしての役割を果たしたいと前向きな発言等、いい奴だなーと思っていたら、キャブス時代から人格者だったみたいですね。
スパーズに相応しい人格の持ち主が入団してくれて嬉しい。
是非とも長いお付き合いをしたいね。よろしく。
・Julian Champagnie(ジュリアン・シャンペニー)
昨シーズン途中で加入した3&Dプレイヤー。
2wayから本契約に変わって、ますますの活躍が期待されます。
攻守において余計な事せず、淡々と役割を遂行しているのが好印象。
既にサマーリーグでは圧倒的なので、NBAレベルでも安定したパフォーマンスができるか。
ヒートに双子の兄弟が在籍してるけど、コピペしたのかってくらい激似なので、ヒート戦を見る際は要チェックです。
・Victor Wembanyama(ビクター・ウェンバンヤマ)
スパーズの至宝。今年のドラフト1位指名選手。
ウェンビーが来たことで、スパーズの未来は明るいものとなりました。
身長223cm、ウイングスパン244cmという規格外のサイズと、それに似つかわしくない機動力を兼ね備えており、シュート良しパス良しリムプロテクト良しのオールラウンダーです。
いやもうねぇ、1つ1つのプレーがびっくり仰天。
とはいえ正直、素材型の選手だと思ってたし、実際サマーリーグを見た印象では時間がかかりそうかなと思っていたのに、プレシーズンで考えを一変させられることに。
DFが通用するのはわかってたけど、まさかOFでもやれてしまうなんて、嬉しい誤算ですわな。
現状、タフショットが多かったりと状況判断力に課題ありですが、そこはスパーズ育成の得意分野なので改善できるでしょう。
人間性にも優れた若者で、これからのスパーズを担うに相応しい逸材です。
怪我だけに気を付けて、頑張っていこうな。
可能性は無限大。
・Doug McDermott(ダグ・マクダーモット)
スパーズが誇るピュアシューター。
そのクイックシュートは芸術的。
ボール持ってリムにドライブしたら意地でもパス出さないところも好きだぞ。
DFで相手に狙われるのが苦しくて、ゲーム終盤ではベンチに置くしかないのが残念ポイント。
今年もたくさんのマクバケツ、お願いしますよ。
・Sandro Mamukelashivili(サンドロ・マムケラシビリ)
昨シーズン途中で加入したビッグウイング。愛称はマム。
サイズのわりに機動力があり、また欧州系らしい器用さもあって、チームの中継役としての素質があります。3Pも打てる。
周りがしっかり見えていて、パスを出せるのがよき。
体の半分にタトゥーが入っていて見た目はいかついけど、父親に車をプレゼントしたりして良い子。
プレータイム貰えるか怪しいけど、個人的お気に入りなので頑張ってほしい。
・Zach Collins(ザック・コリンズ)
チームきってのイケメンC。顔面偏差値高すぎ。
キャリア初期は怪我に泣かされた選手でしたが、スパーズに来て健康を取り戻してからは瞬く間に成長。
昨シーズン途中でヤコブが抜けてからは、先発として及第点以上の活躍を見せています。
カットプレーへの合わせのパスが絶妙で、チームオフェンスの中核を担う存在。
相手チームといざこざがあった時には、真っ先に駆けつけてくれる漢でもあります。かっこいい…。
今年はウェンビーが色んな意味で注目されてるだけに、喧嘩吹っ掛けられないように守ってくれ。
・Charles Bassey(チャールズ・バッシー)
エネルギー溢れるハッスルプレイヤー。
昨シーズン途中で加入し、怪我人が出てプレータイムを得た途端、そのエネルギッシュなプレーで我々ファンの心を鷲掴みにしました。
豪快なブロックやダンク、時折見せる柔らかいフローター。
確率はともかく3Pも打てる。カットへの合わせのパスも出せる。
ウェンビーの隣に置くビッグマンとしても、相性が良さそうでローテーションの一角として活躍が期待されます。
・Dominick Barlow(ドミニク・バーロウ)
昨年に続いての2way契約。PF-C。
機動力の高いビッグマンで、ガードについていくフットワークの良さがあります。
DFのポテンシャルに期待されている選手ですが、ミッドレンジのシュートも上手く、OFでも計算できるようになるかも。
オーバータイム・エリート初のNBA選手でもあります。
今年もGリーグ修行になりそうですが、期待している若手なので本契約を勝ち取ってほしいね。
・Sir'Jabari Rice(サージャバリ・ライス)
今年加わった2way契約選手。PG-SG。
まだあまりプレーしていないので、把握しきれていないけど、えぐいシュートフェイクしてるハイライトは見ました。
サマーリーグでは落ち着いてプレーしてるなーという印象が残ってる。
ウェスリーの競争相手として切磋琢磨してくれ。
〇終わりに
ここまでデータも出さずに個人的感想をつらつらと述べてきましたが、改めてロスターを振り返ると、とても若い。
昨シーズン、リーグ下位に沈んだチームではありますが、ウェンビーが来たことも含めワクワクできるチームになっていると思います。
チームも勝利を目標としていることから、若手の成長を促しつつ結果を求めていくシーズンになりそうです。
今年も全力で応援するぞー!
Go Spurs Go!!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?