深夜のつらつら。映像化で見たいミステリー妄想話。+α

番組表に探偵ミタライって書いてあったから、あれ?御手洗潔…なわけないよねー、と思ったら御手洗潔の映像化だった。な、懐かし過ぎだろ…最近ガリレオといい、M&Sシリーズといい、Vシリーズといいフジテレビのミステリードラマ枠攻めてるな…良いぞもっとやれ!

ミタライはなんか続き作りそうな終わり方でしたね。なんかここまで来たら新本格枠のミステリ小説をどんどん実験的に映像化して欲しいわw 

ということで、映像化して見てほしい作品についてつらつら考えてみました。

キャスティングで一波乱どころか100波乱ありそうだけど、作家アリスシリーズとか、館シリーズとか法月綸太郎シリーズとか法月綸太郎シリーズとかはどうですかね。

学生アリスシリーズと作家アリスシリーズとかは探偵役や助手役がキャラが立ってるからエンタメ系ミステリドラマ化しやすそうな感じですよね。イケメン2人という構成、またガリレオとかすべFや鍵のかかった部屋みたいな撮り方がしやすいので、これらは企画として採用されやすそうな感じがします。

メフィスト賞繋がりで霧舎巧とか高田崇史のQEDとかも行けそうな予感がします。霧舎巧はティーンズ向け(フジテレビと言うよりはNHK教育や日テレ土曜9時枠)でいけそうだし、QEDは2時間旅情ミステリードラマ枠いけそうですよね。QEDだと「百人一首の呪」「六歌仙の暗号」辺りは二時間ドラマが出来そうな気がします。

「こいつ、一時期の新本格ミステリしか読んでないな」ってばれる話ばかりしてしまったぜ…事実最近の作品はサッパリなので皆様のお勧めを聞きたいところです。


前半もつらつらと相当くだらない話でしたが、以下は本当に脱線していった上のくだらない話なのでここで終わっても大丈夫ですww

あと痛い話が苦手だったり、ちょっと下品な話が苦手な人は読まない方がいいかと思います。

平たくいうと「舞城王太郎ってやべえよな、ぶっ飛んでるよな」って話なだけですのでw






御手洗やったんだからメルカトル鮎もドラマ化しようぜってミタライTLに流れててそれもすげえ見てみたいなと思いましたwwww パラ見したことあるだけでちゃんと読んだことは無いんだけどあのキャラクターもなかなか個性強いっぽいですよねwでも…死体を足蹴にしちゃうのはきっと倫理的にNGだろうなあ…と思いますねw

なんかもうここまで来たら舞城王太郎とかどうっすかね、あのハチャメチャサブカル純文学でトリップ的な意味で頭痛くなる感じを映像化した物を単館シアター系の短編映画で見てみたいような、怖いような気がしませんか?しませんか。

「好き好き大好き超愛してる」までしか読んでないからその後の作品はちょっとわからないんですがね…w

個人的には鬣のある男の子の話「山の中のシミトモナルオ」とか「阿修羅ガール」とかみたいなぶっ飛びっぷりは好きだし面白いんですが、読み終わった瞬間情報処理しきれなくてどっと疲れが来てしまいますねドラッグとか使ったこともないし使う気も起きないけど、舞城王太郎作品読んだらトリップに近い感覚は味わえる気が…w

読んだ事のある舞城王太郎作品で「一番頭おかしいんじゃねえかこいつ」、と思ったのは「ドリル・ホール・イン・マイブレイン」。これ「ちゃんとした出版社の刊行物としての小説」として発表して良いのか?ってなった覚えがあります。 昔母親の不倫相手にプラスドライバーで殺されかけて、頭にできた穴でセックスする男の話とか正気の沙汰じゃないですよね!(褒めてる) 

しかもお相手はユニコーンと来たもんだ。意味わかんないでしょ?w

今でもわけわからな過ぎたなあ、という印象が強いけどすっごく面白かったという記憶も残ってる不思議な作品なんですよね。高校生の時に読んだんですが、すごい衝撃的でした。「良いのかこれww出版して良いのかwww」って困惑しながら大爆笑した覚えがありますね。

正直、舞城王太郎をよんでからトンでもない話や文章構成の話を見ても特別な違和感を感じなくなってしまったから怖かったですww

自分の文章が世間一般として「合っている・正解である」文章なのかよく分からなくなったりもしましたし。 まぁ、この感覚は今でもあるんですが。

もうあれだよ、日本にいる麻薬とか脱法ドラッグみたいな身体に悪くて社会的に悪いものでトリップしたい悪い人はみんな初期の舞城王太郎作品読めばいいよ!ひとによっちゃかなりのバッドトリップだけど、そうしたら世間も平和になるかもしれない。

だって自分が高校1年の時に「阿修羅ガール」初読した後の感想が「酒とか飲んだことないけど、悪酔いして見た夢ってこんな感じなんだろうなあ…色んな意味でぶっ飛んでるわ…」って感じだったんですもんw

そして数年後、人生初の悪酔い二日酔いをやらかしたんだけど、今思うとやっぱりその感覚は間違ってなかった気がしますねww


深夜だからあえて「ドリル・ホール・イン・マイブレイン」の話引っぱりますが、舞城王太郎って確か他の話でも「脳姦」話書いてるですよね。ほんとぶっ飛んでる。

たしかJDCトリビュートの「九十九十九」だったかなあ…どこの猟奇系2次創作同人誌だよって思った覚えがあるからたぶんあってるはず…。あっちは眼窩だけど…そういうの嫌いじゃない人は読んだらずぼっと沼にはまるかもしれないですね…昏い性的興奮みたいなのを感じられるかもしれません。人間にはいろんな性癖がありますから。

そういうのが許されちゃったあの辺りの空気、あの界隈の作家、あの時代…ホント色んな意味で凄いよなぁ…。今あんなのを出版したら即刻怒られそうですよね…東京あたりで青少年健全育成なんたら条例で18歳以上指定、購入・閲覧制限です!ってなりそうで…。

大塚英志もそういう感じの作品いくつか出してるから、今だと色々言われるんだろうなあ…とか…。

あんまりにも漫画の続きが出なくて愛想つかして手放しちゃったけど多重人格探偵サイコシリーズとか木島シリーズとか…。

…やばいな、この辺りの話は語ると性癖ばれるな…。

ご想像通り西尾維新も清涼院流水も大好きですし、乙一も京極夏彦も舞城王太郎も好きですよ? あの辺りの狙ってるんだか狙ってないんだか作りこんだ結果一周回っておかしいんだかわからないような頭おかしい(褒めてる)感じはすごく好きだし、影響は受けてると思うんですよ…。

ああいう文章って本当に狙っても狙わなくても書けないなあ…って思います。何度も挑戦したことはあるんですが、やはり途中で挫折するし破綻する。相当めちゃくちゃに好き勝手に書いてるように見えて、ちゃんと読者に「読ませる」文章にできるってところやっぱりプロ作家の凄さなんだろうなと思います。


深夜のTLは昔の記憶とか思い起こさせられて楽しいですよねえ。そんな中でつらつら考えた脳内の記録でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?