「寒いね」6本 (要注意

※妄想元キャラクターは居るんですが、2次創作だし、BLだし、深夜テンションの産物で「もうこいつどうしようもねぇな」って感じなので伏せました!

私の蚤の心臓に悪いけど、吐き出したかったんです…!わかった人はお仲間ですね!こっそりニヤニヤしてください!


寒いね、と言うと温かいお茶を淹れてくれました。http://shindanmaker.com/405783

「ほら。火傷するなよ。」「ありがと、……あっち!」「ほら言わんこっちゃない。見せてみろ。」 素直に口を開けて見せると、そのまま口の中に奴の舌が入り込んできた。不意に深く口づけられて、顔が熱くなる。「……てめっ、何すんだよ!」「暖かくなったろ?」……もうこいつには一生勝てないわ。

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寒いね、と言うと右手を掴まれコートのポケットに入れられました。

「あれ、寒いの?ちゃんと着こんでるのに。」「うるさい。お前が薄着すぎるんだ。」「……ねぇ、ちょっと手、貸してよ。」 そのまま手を握られ、そのまま俺のコートのポケットに手をつっこまれる。「俺も少し寒いからさ、ちょっとポケットかして。」 耳が赤くなってんぞ、このスカタン。

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寒いね、と言うと湯たんぽをくれました。

「これでも足元に置いてろよ。」「なんスか、これ。」「お前、湯たんぽも知らないのか…?馬鹿だ馬鹿だとは思っていたが、こんなに物を知らないとは思わなかった。」「そうじゃなくて!この可愛いハート型について聞いてるんスよ!」うるさい、お前を思い出したから買ったなんて口が裂けても言えるか。

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寒いね、と言うと綿入りはんてんを着せてくれました。

「ちょうど良かった、これ着たらいいっスよ。」彼の持っていた袋から妙にファンシーな柄の半纏が出てきた。「…何だこれは。」「昔お袋が買ってくれたんスけど、もう着れなくなって。アンタなら着れるかなって。」この前可愛い湯たんぽも持ってたし、と無邪気に笑うコイツを今、心の底から殴りたい。

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寒いね、と言うと肩の上に頭を置かれました。

「重たいんだけど。」「良いじゃないか、今日は冷えるしくっついてたほうが暖かいだろ?」「そりゃあそうだけど、何で肩にもたれかかるのさ。」上半身のバランスが取りにくいんだよね、とひとりごちると「抱きついた方が良かったか?」と抱き込まれた。「……ズルイ、そういうの。」「何が?」

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寒いね、と言うと同じコートに巻き込まれました。

「今日はずいぶん冷えますね。」手を擦り合せ息を吹きかける君にドキリとする。「チョコラータでも飲んでいくか?」「いえ、時間がないので。」魅力的な誘いですけど、と笑う顔に我慢できなくなってコートに巻き込んでキスをする。「ちょっと!こんな道の真ん中で!」「誰にも見えないからいいだろ。」

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