入院手術記録 一日目

8月あたま
入院

10時に来院してくださいとのことだったので
荷物を持ち病院へ

手続きを済ませ係りの方に病棟へ案内される

看護師さんが来て簡単な説明を受け荷物を運んでくれた相方とそこで別れる

患者以外病棟には入れないそう

コロナはまだ日常にあるのだなと思った


薄いピンクのカーテンで仕切られたベッドに到着

入口すぐのベッド

荷物を足元に置いてベッドに座る

熱を測ってもらう

まったく問題なし

Tシャツとスウェットに着替えて担当医の診察を受ける

左卵巣は8cmのまま

予定通り翌日オペが決まる

ただし
約ひと月前にも言われていたのだけれど
同日、別の患者さんの難しいオペが入っていて、おそらくおしてしまうだろうとのこと

でも数時間ということはないと思うし早まるか遅まるかはわからないということだった


栄養士さんが来て
アレルギーのことについて聞かれる

食べ物に特別なアレルギーはないのだけれどアレルギー体質ではあるので
疲労がたまったりするとたまごに反応して蕁麻疹が出ることがあるため
牛乳も飲めないことを合わせて伝え
たまごと牛乳はNGにしてもらう
栄養士さんは少し考えてわかりましたと病室を出ていった

この時点で11時近かったのだけれど
看護師さんが来て、シャワーの予約を11時半にとったのでどうぞといわれる

え、もう?と思いながら
与えられた時間は20分
支度してシャワー室へ向かった

ドラックストアで購入した一回分のプレディアを使って洗髪
すっきりした使用感でリピありだなと思った

産科病棟と同じ階だったので新生児のなき声が聞こえてきて賑やか
でほっこりした

病院によっては持参しなくてはいけないところもあるらしいけれど
ドライヤーはえ備え付けのものがあったのでそれを使用


12時過ぎに昼食が配膳される
はじめての病院食
焼きそばとトマトと茹でキャベツのサラダ ヨーグルト

いかにも病院食という感じの薄い味付け

ほぼ完食


昼食を終えるとすることがないので持参したPCを取り出す
病棟ではWiFi使用禁止のため持ってきていたDVDをみようと思ったけれどイヤホンを忘れてしまったので家族に持ってきてもらった

15時15分頃から下剤開始
マグコロール酸というのを水に溶かして飲み始める
1時間くらいかけてすべて飲んでくださいとのことだった

150mlくらいに一包を溶かす

とても甘くて少し酸味と若干の苦みがあるスポーツドリンクのような味

きっちり1時間で飲み切る


10時に入院といわれていたけれど
早いのでは?なんて思っていた

そうか
なるほど

下剤を飲んでおなかの中をからっぽにしなければならないからこの時間になるのだなと納得


面会時間は14時から17時まで

午後

イヤホンを受け取りDVDを見始める

何度も見ている かもめ食堂

見終わってから文庫本を読む

時間の流れが遅くて暇を持てあますも、時計を見ると17時半だった

18時過ぎから夕食
ごはん 鰆の照り焼き もやし人参小松菜の和え物 
大根とにんじんのそぼろ煮 スイカ


本当は病院食以外は口にしてはいけないとのことだったけれど
明日の朝から食事ストップということもあって
カリカリ梅を一つ取り出して、普段食べている量より多いごはんを
おなかにおさめたかったので一緒に食べた

なんとか完食


夕食中から腸がなり始める
下剤の効果が出てきた

そういえば今日はまだうんピが出ていない

夕食を終えるとまたやることがない

あと3時間後には消灯

仕方なくまたDVDを見始める

今度は しあわせのパン

これも何度もリピしている作品

ゆっくりとした時間の流れが何とも言えず好きな作品たち


22時消灯前からおなかが動き出す
下痢のような腹痛はないが、ほぼ水状態の便が座った途端にお出ましになる

さらに30分後

23時前にも一回
その後少し眠るが1時半に目が覚めてトイレへ
排泄後少し水を飲む

2時半にもトイレへ

こんな時間にもbabyちゃんたちの泣き声が聞こえる

眠れはしないけれど嫌悪感はないどころか癒しに感じる

この病院は
お産した翌日から母子同室のようで
トイレに行くにもわが子を寝かせてあるベビーベッドをころころ押しながら新米ママたちが歩いてくる

なかなかスパルタな病院

5時まで目が覚めることなく眠れた気がする









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