【8+1の公式】プロンプト実践講座「自動プロンプト」
これまでのおさらい
8つの主要要素と+1の追加要素
8+1の公式は、8の主要要素と1つの追加要素から構成されています。各要素は、効果的なプロンプト作成において重要な役割を果たします。
8つの主要要素
前提条件: プロンプトの背景と目的を設定します。
タイトル
依頼者条件
制作者条件
目的と目標
実行指示: AIに具体的なタスクを伝えます。
使用例
具体的な要求事項のご提案
変数: プロンプトに柔軟性を持たせます。
数値変数
テキスト変数
選択変数
参考情報: AI に変換するテキストや背景の知識が提供されます。
好み
制限事項
現在の状況
過去の経験
出力形式: 期待する回答の構造を指定します。
箇条書き
表形式
段落形式
ステップバイステップ形式
文体指定: AIの回答のトーンやスタイルを制御します。
形式性(公式/非公式)
感情ストーン
複雑さ
事項制限: 不要な情報や引き換えな内容を除外します。
長さの制限
使用言語の制限
範囲の制限
免除事項
例: 期待する回答の具体例を提供します。
フォーマットの例
内容例
スタイルの例
+1の追加要素
創造性促進要素:プロンプトをユニークで効果的なものにします。
比較要求
未来予測
逆説的アプローチ
多角的な視点
エッジケース
各要素の相互作用と相乗効果
8+1 の公式の真の力は、各要素がすべて完了し合い、相乗効果を生み出します。この相互作用により、AI とコミュニケーションの質が飛躍的に向上します。
相互作用の例
前提条件と実行指示の連携:
前提条件で設定した目的に基づいて、実行指示が具体化されます。
例:前提条件で「健康的な朝食レシピの提案」という目的を設定し、実行指示で「低カロリーで栄養バランスの取れた朝食レシピを3つ提案する」と具体化します。
変数と参考情報の組み合わせ:
変数を使用して参考情報を動的に変更することで、柔軟性の高いプロンプトが作成できます。
例:{料理のジャンル}この変数を使用し、参考情報で「私は{料理のジャンル}を好みます」と指定することで、異なるジャンルに対応できます。
出力形式と例示の相乗効果:
出力形式で指定した構造を、例示で具体的に示すことで、AIの立場があります。
例:出力形式で「レシピ名、材料、手順、栄養情報」という構造を指定し、例示でその具体例を提供します。
文体指定と制限事項の調和:
文体指定で全体的な調子を設定し、制限事項で具体的な検討を行うことで、適切な回答を検討します。
例:文体指定で「カジュアルで起こりやすい」音調を指定し、制限事項で「専門用語の使用を恐れる」と指定します。
創造性促進要素による全体の強化:
+1の要素が他の8つの要素と相互作用することで、より深い洞察や創造的な回答を引き出します。
例:「未来予測」という+1要素を書き直すことで、提案されたレシピの長期的な影響や持続可能性についての考察を検討します。
相乗効果の例
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