スライドのつかみの作り方
部内の勉強会、症例報告、学会発表
その際にパワーポイントでプレゼン資料を作成しますね。
その時に、表紙の次とかはじめの方に来る部分のスライドがあります。
つかみのスライドです↓
こちらは「パワーポイント講座」の時に使うつかみなのですが、こういうのとっても大事なんです。
何故かというとここでセミナーやプレゼンの興味を持ってもらえないと、折角のあなたの発表も本来の魅力を引き出すことが出来なくなるからです。
例えばですが
セミナー中に居眠りしてしまった。
難しくて窓の外を見ていた。
何の話か掴めない…
皆さんもこんな経験はありませんか?笑
これを防ぐためにはこれからの自分の話に「おっ」と思ってもらう必要があります。そのための掴みがスライドにも必要です。
実際のプレゼン時には、先程のスライドを掲示しながら
「突然ですが今から皆さんのパワーポイントの得意さについて聞きます!」
「Yesの方は手を挙げて!あれ、、、少ないなぁ」
「ではNoの方は?(皆さん手を挙げる)」
「ですよねー笑」
「昔、実は僕も苦手でした、、、」
などと始めると会場と一体感が生まれて、話に引き込める雰囲気が出るんです。ただ解説から始めても中々こうはいかない。
他の手段では画像で興味を持たせるという手もあります。
下のような感じです↓
この時のポイントは”実場面がイメージ出来る”ということだと思います。
今回なら「パワポが使えなくて困っている。」という画像をリンクさせると視覚からその方の困った想い出を浮かべさせて、セミナーの話を他人事から自分事に出来るかもしれません。
あとは変則的ですがこんな技法↓
単純にパロディなどの面白さで笑いを誘う方法です。
外すと白けるのと、お堅い場所では使えないのが難点ですが笑
また少し応用で時事ネタなんかと結び付けられるとアイスブレイクもかねて良いかもしれませんね。
僕が以前、経済学部の大学生へ特別講義をするときがあったのですが理学療法士について紹介する際は日本TVでやってるZIP!の高橋君(理学療法士免許を持つモデルさん)の写真を見せてから「同じ資格なんです。」と自己紹介したりしました。
このつかみはプレゼンの時に限った話ではなく、学会発表なら(はじめに)は発表のつかみです。何故これを発表するのかを皆さんに興味を持ってもらうことでその後の議論の活発さもきっと変わります。
そのつかみをアシストするのが一枚のスライドになるので、是非こだわって意図を持たせた一枚にしてください。凝ったデザインでなくてもいいんです。自分の中でこれ!といえるアイデアを反映させます。
つかみが上手く決まるとプレゼンの緊張も取れるのでぜひ皆さんも一度お試しを!
それでは!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?