cheer for "SELECTION PROJECT" #28 アニメ総まとめ キャラクター編③
2/26(土)は矢野さんと白河さんが出演していた舞台、2/27(日)は荒井さんが出演していた舞台をそれぞれ現地で観劇してきました。
9-tieを演じてくれている人たちが別作品で活躍しているのを見ると「こんな引き出しもあったのか!」と新たな驚きがあります。見た目が可愛い上に実力もある人たちが集まったからセレプロがいい作品になったわけですね!(ダイマ)。
9-tie箱推しの皆さんはセレプロのクレカ作って推し活費用を捻出しましょうね。倍プッシュだ…!!
以下は前回からの続きになります。
トリであるGAPsCAPsの3人について、どうぞ!
1.小泉 詩(CV白河 みずなさん)
白河さん20歳のお誕生日おめでとうございます!(唐突)
初回ニコ生でたどたどしく話している姿を見たとき「キャラクターと中の人の年齢逆じゃね…??」と思っていました。きっと多くの視聴者の間で「みずなちゃんを見守り隊」という連帯感が生まれたことでしょう。
詩といえば9-tie最年少の11歳ということで、ともすればテンプレ的なマセたお子様系(「子ども扱いしないでよね!」とか言っちゃう)か、庇護欲を喚起して大量のお兄様お姉様を発生させる系(「どけ!俺がお兄様だぞ!」とか言われちゃう)になってしまいがちですが、自分の芸歴について真剣に向き合っている子役少女というしっかりとしたパーソナリティが打ち出されていたと思います。
劇中では触れられないのですが、「普段ローテンションなのは、省エネしているだけ」であるとか、実はWikipediaめぐりが趣味である(メガミマガジン2022年2月号高橋悠也氏インタビューより)といった設定があるので普段の素の様子がどんななのか知りたくなってしまいますね。
第5話では年上の栞とバチバチにやり合う姿が印象的だったので、その頃は「この子まこ以外とちゃんと仲良くできるのかな…」と詩母レベルの心配性になっていましたが、話数を追うごとに愛されキャラになっていたので一安心です。
白河さん自身の声質が元々幼いところもあって「演技っぽさ」を感じることが少なかったのもキャラクターの人気につながっていると思います。いくら演技力のある人でも子供であることを過剰に押し出されるとわざとらしさを感じてしまうものですしね。
ちなみに第12話の回想映像で「これじゃあ抱いて寝れないじゃん…」とこぼしていたシーンだけで200万エールいったんじゃないかと思うんですがどうでしょうか??!
2.山鹿 栞(CV花井 美春さん)
「この子のキャラデザなんか猫っぽいな~」→平山さん(キャラデザ)のインタビューを読む→「やっぱり猫じゃねーか!!」
外見的な意味ではおそらく最も強烈なインパクトを残したであろう栞。初登場時も麿眉の執事さんが付いていたりとかなりの変化球キャラでしたが、プライドの高さに負けないストイックさも併せ持っていました。
それゆえに栞は他のメンバーとの仲間意識を感じさせる場面が少なく、最終予選時での投票でどんな気持ちの変遷があったのかは気になるところです。
花井さん自身も多くの習い事を経験されていたとのことで、そういった人だけが持ち得る自負というのは重なる部分が大きかったのではないでしょうか。努力に裏打ちされた自信というのはかっこいいですよね。
イベントやインタビューなどでは「栞のストイックさに憧れる」というお話をよくされていましたが、栞の気品や14歳の子供らしさを表現できていたのは花井さんの経験あってこそだと思います。
この子の場合はそのスペックの高さゆえに良くも悪くも問題や悩みを自己完結できてしまうので、GAPs以外のメンバーとの絡みはもっと見て見たかった気がします。
自己完結できてしまうというのは逆に言えば誰かと一緒に頑張るという困難、それを乗り越える喜びを知らなかったとも言えるわけで、1次審査や2次審査の経験が思いのほか栞に影響を与えていた可能性も…。
ファイナルステージ後は珍しく泣きながら喜んでいましたが、きっとそれは一人では得られない達成感があったからだと思います。
お淑やかさ?たおやかさ?奥ゆかしさ?
いえいえ、自信満々に胸を張って突き進む彼女こそが令和の大和撫子というやつです。
3.当麻 まこ(CV下地 紫野さん)
9-tieを陰に日向に支えるサブリーダー的ポジション。皆のマーマ。
一家に一台(台…?)いたらほとんどの福祉問題が解決しそう。
第5話でも示唆されていたとおり、彼女の視点は「アイドルのオーディション」を通り越して「メンバーの人生や将来」というところまで及んでおり、もはや人間が出来過ぎていると形容する他ありません。
基本的に中庸的な性格であるためあまり自己主張をすることはありませんが、日々幼い弟妹の面倒を見てきた人生経験(本当に17歳ですか??)から発せられる言葉は非常に説得力があります。
個性的な面々がバラバラにならないのはひとえにマーマの包容力があってこそ。オーディションの結果次第ではソロデビューの可能性もあったわけですがやはりグループにいることで、より光る個性でしょう。
博多弁に関しては妹の当麻りこやモブキャラ数名を演じていた高田 憂希さんの方言指導があったとのことで、博多弁の可愛らしさや迫力が存分に発揮されていましたね。(博多弁といえば「すいとーよ」しか思い浮かばない)
下地さん自身はひとりっ子とのことでしたが、ニコ生やイベントなどでメンバーをフォローする姿はまさしく9-tieのお姉さんという振る舞いでしたし、そういう関係性がまこの台詞である「仲間だし、もう一つの家族みたいな存在なんです」の演技に反映されているのかな、と思ったりもしました。
アフレコ後に白河さんと帰り道が一緒になったエピソードとか大好きなのでそういうのもっとください…!
そういえば路上活動編でチラシが捨てられているのを見つけたまこが悲しそうな表情になっていましたが、当時の放送を見て以来、駅前などで告知活動をしているアマチュア(?)のアイドルさんたちをスルーしたとき罪悪感を覚えるようになったのは私だけではない…はず!
おかげで秋葉原駅とか渋谷駅とか行きづらいんですよ(伝われ)。
ようやく全員分完成!
誰か忘れてる…?いやそんなことないでしょ…(目をそらしながら)。
次回は3月4日のニコ生特番の感想などについて書きたいと思います。ていうか最終回とか嘘やろ工藤!!