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cheer for "SELECTION PROJECT" #9 セレプロアニメ第7話「むき出しの想いはブルー」感想

「エールをもらったら、もらった分だけ期待に応えなきゃいけない人たちがいるってことなんだよね」

水着を拒む理由を明かした鈴音。
2次審査の「水着でサマーソング」という課題をどう乗り越えるのか?

ということでセレプロアニメ第7話の感想です。

※記事中の画像はSELECTION PROJECT公式サイトより引用しています。
※ややこしくならないよう劇中のオーディションは「SELECTION PROJECT」、現実のコンテンツ全般は「セレプロ」表記にしています。
※やっと配信放送の話数に追いついた!

お品書き

1.第7話の見どころ

①今回の話に影響されてドナー制度のことをあれこれ調べてみました。結構勉強になります。
②スミパンダの歌(後述)を仲良く一緒に歌う広海と詩。意外な組み合わせ。
③新曲MVはリアルのキャラ人気にかなりの影響を与えたと思われます。

2.想いの累積

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鈴音がたどり着いた先は第5話でまこが家族に電話をかけていた橋だった。
雨が降りしきる中、彼女を追いかけてきた玲那が傘を差しだす。そして他の7人も鈴音が口にしたさらなる事実に衝撃を受けていた。

鈴音が受けた手術は心臓移植であり、彼女の胸に宿るのは他の誰かの「いのち」そのものだった。その事実を表す傷跡を恥ずかしいと思ってしまったこと、それこそが自らを恥じる気持ちそのものだった。
その後鈴音は練習に参加することもなくなり、敗退の危機を迎えてしまっていた。
候補者たちも鈴音に戻ってほしいという気持ちはあるものの、これはあまりにセンシティブな問題であり10代の少女たちが適切な対応をするというのは難しい。というかほとんどの人にとっては自らが体験することなど無い重大事である。

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食堂で日本酒をあおるスミパンダ。サニーさんに語ったところによるとスタッフも鈴音の事情についてはある程度把握していたようである。
スミパンダも知っていた上で番組を盛り上げる役割を演じなければならないという気苦労があったようだ。

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(広海の新作「それな」Tシャツ。そして野土香の胃袋Tシャツも持ち主の心境を表しているのか「HUNGRY」になっている)

会話の中でサニーさんが「じゅんちゃん」と呼びかけるとすかさず凪咲がスマホで検索。何とスミパンダの中身はかつて「おしるこジュン」の芸名でアイドル活動をしていたのだった。しかもサニーさんは彼のおっかけファンであったことが判明する。凪咲は推しの近くで働くためにセレクションスタジオにいるのではないかと推察するが、なんと図星のようである。

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食堂から走り去ったスミパンダとサニーさんを見送り、8人は鈴音のために何かできることはないか思案する。
そんな中で珍しく玲那が自分に任せてほしいと提案するのだった。

3.オンリーワン

夜の海辺で一人佇む鈴音。そこにやってきたのは先ほど何やら考えがあるらしいことを言っていた玲那だった。
玲那は鈴音の気持ちを100%わかってあげられないと前置きしつつ、自らが持つドナーカードを見せた。ドナーとしては臓器を提供された人(「レシピエント」というそうです)が自分の分まで幸せになってほしい、笑顔になってほしいと思っていることを話す。
そして玲那はドナーの家族に手紙を出してみることを提案する。それが気持ちを整理することの一助になるのではないかという玲那なりの励ましだった。

2次審査の期限が迫っている中、鈴音に一通の手紙が届いた。
差出人は「桜井 涼音」。鈴音と同音の名前を持つ埼玉県の小学生6年生だった。
彼女はかつての鈴音同様に病気で入院生活を送っていた。「SELECTION PROJECT」の地区予選から鈴音を応援していたとのこと。(第3話の「Suzu☆Rena」のライブシーンの中に彼女が病室で動画を見ているカットがある)
天沢灯が鈴音の希望であったように、鈴音も誰かの希望になっていたのだ。
「たった1エールしか送れないけど、私の気持ちは100,000エールです」

人間として、アイドルを目指す者として、今の鈴音があるのは確実に誰かの想いが押し上げてくれたからだ。
それを改めて知った鈴音は候補者たちに打ち明ける。自分がどうあるべきか、どうしたいのか――。
鈴音の真意を知った8人は快く彼女を受け入れた。元よりそれを望んでいて、しかも鈴音のためにまこ発案のとある策を用意していたのだった。

4.空と海の狭間で

まこは鈴音のために水着の胸元が自然に隠れるようペンダント的なアクセサリを縫い付けてくれていたのだ。誉め言葉なのか「マーマが一家に一台ほしい」と言う詩。まあ確かに詩の母親は家事が不得手な印象はあるが…。
この時野土香が詩を「先生」と呼んだりまこを「マーマ」と呼んだりと、鈴音がいない間にずいぶん打ち解けた様子である。

野土香もまた鈴音の告白から思うところがあったらしく、チアーズからのエールは合否を決める評価であるというだけではなく、候補者たちへの応援そのものであるということを感じていたようだ。

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自分に期待してくれる人たちがいるからそれに応えたい――再び開催された「夜ふかしサミット」にて改めて決意を表明する9人。
かくして、9人によるサマーソング「Naked Blue」がついにお披露目となった。

(サムネの子は新キャラですか??と視聴者を驚かせたMV。今回は手書き作画ということで衣装や小物などスタッフの趣味とセンスが随所に爆発してます)

(今さらだがセレクションスタジオがあるのは有識者によると千葉県沿岸部と推測されている。そらまること徳井青空さんもYouTube番組にて発言していた。となればこのMVの背景となった場所もセレプロの聖地となったりするのだろうか)

9人のパフォーマンスの結果、全員が100,000エールを獲得(なぜかカンスト)。1次審査に続き脱落者を出すことなく2次審査を突破することとなった。

9人の中も深まりこの勢いのまま最終審査へ――。
しかしそこで提示された課題はあまりに残酷なものだった。

選抜7名によるファイナルライブパフォーマンス」

なんと9人による投票で選抜メンバー7人を決めなければならなくなってしまった。
一体脱落する2人は誰なのか。そして鈴音がドナーに送った手紙の行方は――

花野井Pのグッドコミュニケーション