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cheer for "SELECTION PROJECT" #27 アニメ総まとめ キャラクター編②

最近アサルトリリィの舞台とか着せ恋のアニメを見た人の「この役者さん(声優さん)セレプロ出てた人?」というtweetが多く見られるので、この機を逃さず沼に引きずり込みたいコンテンツを訴求していきたい所存。

3月4日にはニコ生&Youtube特番の放送が決定!パーティーの前前前前前前前前前夜祭!(無理やり)

以下は前回からの続きになります。
それでは特番にも出演するSplasoda°の4人について、どうぞ!

1.濱栗 広海(CV南雲 希美さん)

物語を別角度から描写したならこの子が主人公でもおかしくなかったのでは?と個人的に思っていたキャラ。

周りを引っ張っていくリーダーシップ、理不尽なルールに憤る一本気な性格などなど、時に行き過ぎることはあっても最終的にはリーダーとして9-tieの先頭に立つに相応しいメンタリティを発揮していました。どちらかといえば控えめな性格の逢生や野土香からめちゃめちゃ頼られてそう。

割とシリアスな場面が多かったストーリーの中で貴重なツッコミ役だったり謎Tシャツシリーズだったりとアクセントとなる出番も多かったため、本人が望んでいた可愛い要素は結局薄いままでしたが逆にそれでキャラが立った気がします。

南雲さん自身は関西圏の出身ではないため個人的な特訓や演技指導を受けて広海の関西弁に臨んだそうですが、放送時に違和感を覚えた人はいなかったのではないでしょうか(関西弁警察とかいるのか知らんけど)。
ライブでのボケツッコミコーレスが果たされるのはいつになるかわかりませんが、絶対実現させたるで!

テンプレ的な「男勝りな少女」というだけでなく、「責任感で自分を追い込んでしまっている」といった等身大の演技もとてもよかったです。だからこそ気を張らなくていい凪咲との会話や空気感がより際立っていたのかな、と。

ちなみに最終話で後輩のさくらちゃんを抱きしめるシーンがありましたが、そこをひろなぎ派の南雲さんがどんな気持ちで演じていたのか、私気になります!

2.今鵜 凪咲(CV荒井 瑠里さん)

「勝てる勝負しかしないタイプ」→分の悪い賭けもします
「好きなことはおしゃべりと可愛いスイーツ」→実は丼物などガッツリ系が好き

劇中世界のWikipediaが速攻で編集されていそうな凪咲。
逆に裏表がないというか「あざといところや計算高いところもひっくるめて凪咲の"らしさ"だよね」という妙な納得感があるキャラクターでした。

この手のキャラはともすれば腹黒いイメージになってしまいがちですが、あくまでも根はいい子であるという要素を損なわなかったのは荒井さんのバランス感覚の賜物だったと思います。

アフレコ時の映像とか見ると荒井さんの表情や仕草がもはや凪咲になっているので(意識してやっているかはわかりませんが)、並々ならぬこだわりを感じました

母子家庭の苦労人という背景から現実的な判断力を持ち合わせている凪咲は一方で人恋しいと感じていることも多いらしく、相手との物理的な距離感が凪咲の心理(気を許しているかどうか)のバロメーターであるとも言えます。

私の好きなシーンである、第10話の凪咲が詩を後ろから抱きしめる場面。改めて自分の決意を表明する詩に「先生、大好き」と告げる声に凪咲がもともと持っていた思いやりや優しさがオーディションを経たことでストレートに表現されていました
そういえば第12話のアフレコで熱すぎると言われた演技はどんな感じだったんでしょうね笑

3.八木 野土香(CV羊宮 妃那さん)

野土香がいなければ私は8話とか9話あたりで心が折られていたかもしれないです。殺伐としがちなストーリーの中でこそ、より輝く癒し枠になってくれていました。そしてワンダーとワンデスが可愛い(犬派の叫び)

基本的に食べているかテンパっているというイメージの強い彼女ですが、第4話のスプラ仲直りシーンや第7話のエールについて言及するシーンなど、彼女なりの言葉でメンバーに語りかける姿は素直な人柄がよく出ています

感情表現が豊かで毒気の無い彼女の雰囲気はやはり羊宮さん自身の性格(天然…??)や声質によるところも大きく、そこに演技力が加わったことで無二のキャラクターになっていました。

また、野土香といえば第9話のインタビューを真っ先に思い出す人も多いかもしれません。ジンギスカンに絡めてメンバーへの想いを吐露していますが、なぜかこのジンギスカンネタは他のキャストさんもニコ生やラジオなどで言及するほどの人気に。キャスト内での人気がやたら高いのもこの辺の独特な感性が魅力だったりするのでしょうか。

基本的に逢生と一緒にいることの多い野土香ですが、積極的にお菓子を配ったり誰とでも仲良くなろうとするコミュニケーションスキルを持っています。
第10話では詩に餌付けされたりもしていましたが、まことは違った方向性での大らかさは私も見習いたい彼女の長所です。

4.淀川 逢生(CV岩橋 由佳さん)

最初の印象だともっと脳筋なキャラだと思っていましたごめんなさい(五体投地)。
やたら人懐っこそうなオーラが溢れているので、この子を見ていると忠犬系女子という単語を連想してしまいます。ああ、だから野土香と仲がいいのか…(違います)。

個人的な話になりますが実は2017年の某アニソンフェスにユニットで出演していた岩橋さんをお見掛けしたことがあり、まさか4年ぶりに歌声を聴くことになろうとは思っていなかったのでなかなか感慨深いです。

元陸上選手と聞くとどうしても熱血!スポ根!みたいな先入観があったのですが、実際は周りにすごい気を遣ってるし繊細なところもあるし…という、明るさの中に垣間見える少しの不安定さが13歳らしいなあと親戚のオッサン目線で見守っていました。

とはいえ厳しい練習や競争(and競走)を乗り越えてきた彼女が時折見せる達観した表情は大人の女性顔負けな落ち着きぶりも併せ持っていました。9-tieの中でも随一の常識人ポジションですし…。

でもせめて詩に対してはお姉さん(先輩)ムーブを見てみたかったとも思います。「詩先輩」呼びは律儀な逢生らしいですが。とはいえ岩橋さんの中性的な演技もあって、逢生の態度に堅苦しさを感じることなくむしろ可愛らしさに繋がっていたのかもしれません。

ちなみに岩橋さんの声自体が清涼飲料水並みの爽やかさとマイナスイオンを発生させていたのでいずれ不治の病にも効くようになると期待しています
そしてライブ時に髪の毛を移植してしまったため難しいと思いますが「Naked Blue」のツインテ再現をよろしくお願いします。なにとぞなにとぞ。


今回はここまで。
次回記事ではGAPsCAPsの3人について書いていきます。