ちょき

ちょっと立ち止まって考える場所

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記事一覧

2024年4月1日

新年度だ タイムラインには新大学生や新社会人、新しい部署になった人が溢れている 父の会社でも入社式があったと聞いた わたしは、きょうも無職である 遠出をした 遠出と…

ちょき
1か月前
8

ぬいぐるみ

*22年11月時点の記事 ねこのぬいぐるみ、というか、大きなクッションを買った 店頭で出会ったときから、まじで片時も手放していない ずっと抱きしめている この子は、シル…

ちょき
10か月前
8

泣く代わりに歌う

無性に歌いたくなることがある 悲しさに理由があるときなら、そのまま、自分の感情由来で泣くことができる が、 わけもない不安、ただ悲しい、そういう、漠然としたものの…

ちょき
1年前
6

守りたい世界の話

ちょっと逃避する場所 この世界と距離を置ける場所 わたしが願う居場所 図書館司書になりたかった そのきっかけは、『図書館戦争』だった。 正義を貫く姿に、強く惹かれ…

ちょき
3年前
4

「今」「私が」

今私が、 ・できること ・すべきこと を、絶えずつかみ続ける必要がある たとえば今の私にできることは、 タイピングをすること、意味のある文章を紡ぐこと 息を深く吸う…

ちょき
3年前
3

書くこと

書くことはあがくこと 書くことは戦うこと 書くことは光を生み出すこと 書くことは光を浴びること *** 整理して文字にして残せ 誰かのために。 あの人のために。…

ちょき
3年前
1

「病気っぽくない」

この不調は病気ではないのなら、 この状況を打破するのが、薬ではないなら。 打開策は、 自分の考え方の癖を見つめることであり、 環境を変えることであるという。 **…

ちょき
3年前
2

動けないのは

ここ3カ月、ずっとずっと動けずにいる そこまでの3年間は、動き続けていた 輝いていた すべて過去形なのが、悲しいが。 どうして今動けないのか 特段何かが起こったわけ…

ちょき
3年前
1

教えることについて、備え、安心

今日は、人に専門知識を教えてもらった かなり落ち着いて段取りよく話してくれた。初心者の私たちに寄り添って考えてくれたことがよくわかり、時間かけて用意してくれたこ…

ちょき
4年前
3

離人感、心身症、自律神経

離人感、あるいは抜け殻自分が自分でない感覚 どこか他人事のようで、今どんな表情をしているのか一切の感覚がない状態 無、抜け殻 そのときの私の肉体は物質にすぎない そ…

ちょき
4年前
9

嫌いだった世界の話

ずっと周りを見下す気持ちで歩いていた 奥二重の目は世間に睨みを利かせることが常だった 休み時間が嫌いだった 自由な時間 個性が露見する時間 わたしは、わたしが不定形…

ちょき
4年前
3
2024年4月1日

2024年4月1日

新年度だ
タイムラインには新大学生や新社会人、新しい部署になった人が溢れている
父の会社でも入社式があったと聞いた
わたしは、きょうも無職である

遠出をした
遠出といっても車で行ける距離のため、初めて自分の運転で行った
そこに行くには山を越えなくちゃならない
これまではずっと山道が怖くて運転することを避けていたのだけど、
隣に乗ってくれる友人を確保したので、運転できた

急なカーブや霧、長い下り

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ぬいぐるみ

ぬいぐるみ

*22年11月時点の記事
ねこのぬいぐるみ、というか、大きなクッションを買った
店頭で出会ったときから、まじで片時も手放していない
ずっと抱きしめている
この子は、シルエットはねこだが、それ以上の装飾はない
ピンクの無地のねこクッションである
だからこそ、いいのかもしれない
表情などなく、ただ、ねこの形をもった、触り心地のよい存在
抱きしめ心地のいい存在
だから、安心するのかもしれない

幼い頃は

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泣く代わりに歌う

泣く代わりに歌う

無性に歌いたくなることがある

悲しさに理由があるときなら、そのまま、自分の感情由来で泣くことができる
が、
わけもない不安、ただ悲しい、そういう、漠然としたもののときに、その正体不明なものの中に浸ってそのまま泣くことが、私はできない

そういうときに、歌を歌う

歌詞の意味は問題ではない
そのときにメロディが浮かんだものを、好きなところから、好きなところまで歌う
歌うために歌詞を追い、音を辿って

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守りたい世界の話

守りたい世界の話

ちょっと逃避する場所
この世界と距離を置ける場所
わたしが願う居場所

図書館司書になりたかった

そのきっかけは、『図書館戦争』だった。
正義を貫く姿に、強く惹かれた。
特に、柴咲のようになりたかった。強く気高く美しいひとに。

元々、図書室は私の大事な居場所だった。

休み時間が嫌いな子供だった。
仲良しグループ、一人一人の話し声、騒ぎ立てる男子、感情、騒音。
小さな教室内に詰め込まれた情報量

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「今」「私が」

「今」「私が」

今私が、
・できること
・すべきこと
を、絶えずつかみ続ける必要がある

たとえば今の私にできることは、
タイピングをすること、意味のある文章を紡ぐこと
息を深く吸うこと、それによって指先足先まで酸素を回すこと
泣きそうな目頭を押さえること、笑顔になること

***

この期間はずっとは続かない
安定を求め続けた私だったけど、安定などない
生きている限り、すべては変化し続ける
そのことをまだ、受け

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書くこと

書くこと

書くことはあがくこと

書くことは戦うこと

書くことは光を生み出すこと

書くことは光を浴びること

***

整理して文字にして残せ

誰かのために。

あの人のために。

ほかでもない、自分のために。

***

私にとっての「光」は、

導いてくれたのは いつの日もあなた
私の光

「病気っぽくない」

「病気っぽくない」

この不調は病気ではないのなら、
この状況を打破するのが、薬ではないなら。

打開策は、
自分の考え方の癖を見つめることであり、
環境を変えることであるという。

***

「こうあるべき」を探すのは得意だが、
「こうである」という現状を見つけるのは本当に難しい

「こうあるべき」が、どうしても邪魔をする

それは、誰が言ったことなのか?

世論、正論、親、友人、先生

自分が信頼した人の声に耳を傾

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動けないのは

動けないのは

ここ3カ月、ずっとずっと動けずにいる

そこまでの3年間は、動き続けていた
輝いていた
すべて過去形なのが、悲しいが。

どうして今動けないのか
特段何かが起こったわけじゃない
これは、私の中にずっと潜んでいたものだ
ずっとずっと身を潜めていたものが、表に出てきてしまったのだ
長らくその正体がわからず、ただ苦しみの中にいた
が、答えが見えた。

それは、恐怖だった。

泣き出したくなる衝動に駆られ

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教えることについて、備え、安心

教えることについて、備え、安心

今日は、人に専門知識を教えてもらった

かなり落ち着いて段取りよく話してくれた。初心者の私たちに寄り添って考えてくれたことがよくわかり、時間かけて用意してくれたことに感動した。
彼女は部長をしてきたらしい。だからだろうなとわかる。
その役目をきちんと果たしてきたのだろうなと目に浮かんだ。

わたしは、アウトプットに苦手意識がある。

しかしそれは、用意できていなかった場合、である。
この時の「用意

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離人感、心身症、自律神経

離人感、心身症、自律神経

離人感、あるいは抜け殻自分が自分でない感覚
どこか他人事のようで、今どんな表情をしているのか一切の感覚がない状態
無、抜け殻
そのときの私の肉体は物質にすぎない
そういう感覚
この肉体は果たして誰のものなのか?
借り物のような気がしてならなかった
「地球上の生活、難しいな」と言い始めたときこそ冗談だったが、いつしか本気になっていた

この感覚に向き合い始めた頃に、『カラフル』を読んだ
自殺を図った

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嫌いだった世界の話

嫌いだった世界の話

ずっと周りを見下す気持ちで歩いていた
奥二重の目は世間に睨みを利かせることが常だった
休み時間が嫌いだった
自由な時間
個性が露見する時間
わたしは、わたしが不定形になって溶けて消えてなくなる前に、なんとか机につなぎとめるのに必死だった 本や落書き、あるいは眠くもないのにただ机に伏せることでやり過ごしたあの時間はとてつもなく長く感じた

教室内を歩くときは最低限の動きを追求した
余計に多く動くこと

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