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休むことも仕事という考え方

どうも、元てんちょーです。

こちらのnoteではちょっと有益なお話をなるべくしていきたいと思っております。

今回のテーマは休みです。

よく店長をやっていると、「休めない」という言葉を聞くことがあります。

以前、東京のお店に私が異動した時に、

前任の店長が「私、1年間で2回しか休んでないのよ」ということを自慢げに話していたことがありました。

はっきり言ってこれは愚の骨頂です。

「休めない」というのは人手不足が原因がほとんどだと思います。

しかし、人手不足の多くは人のやりくりが下手なだけなんですよね。

そもそも店長がいないとお店が回らないという店作りは、

店長としての職務ができていないということになります。

店長はいかに部下を育てて、自分がいなくてもいい営業をできるようにするのが理想です。

その前任の店長は何でも自分でやってしまう方でした。

ワンマンタイプてことですね。

これは店長に成り立ての時によくあるんですよね。

私も成り立ての頃はけっこう近いタイプではありました。

でもそれは経験とともに変わっていきました。

このワンマンタイプの考え方だと必ず息詰まるんですよね。

もちろん、それは自分ひとりには限界があるからです。

これは店長を辞めたくなる原因になりますし、うつ病とかにも繋がる恐れがあります。

本来の姿は周りのスタッフを巻き込んで、何でもやっていくというのが理想です。

こういったワンマンタイプのお店は店長が変わったら、

お店が回らないということになります。

そりゃそうですよね。

店長が何でもやってたので、違う店長に変わったら絶対に回りません。

ですので、最初にこのお店に来た時はかなりひどく厳しかったですね。

だいぶ長くなりましたが、本題の休みの話です。

これは私は昔から思っていたことでもあるのですが、

休むことも仕事なんですよね。

どういうことかというと、

休まないと人は体を壊します。

若いうちは気合で乗り越えることは可能かもしれませんが、

それでは年齢を重ねた時に躓くんですよね。

しっかり仕事をするためには、しっかり休まないと、

後々に仕事に支障が出るという考え方です。

これ、最近サウザーさんのラジオでも言っていたのですが、

勤め人の場合は労働力が商品なんですよね。

つまり、労働力という商品をしっかり保つために休みがあります。

消耗した労働力を回復させなければいけません。

そうしないと、労働力が本来の力を発揮できません。

だから、休むことは仕事をする上で必要なことであり、

休まなければならないのです。

また、これは余談ですが、自分がしっかり休まないと副店長が育ちませんからね。

いつも店長がいると、副店長はお店をいつまで経っても回せなくなります。

この休みをしっかり取るということができないと

この業界はきついですし、自分を壊しかねません。

また、しっかり休むということは、仕事を終えるということでもあります。

わざわざ休日返上して仕事しなくてはいけないというのは

はっきり言えば、仕事が遅い、下手ということです。

よく休みの日にスケジュールを作ってる店長がいましたが、

(自分も最初はやってました・・・)

仕事ができるようになると、仕事の日にスケジュールを作る時間をちゃんと設けることができるのです。

休みの日に仕事をしない体制を日ごろからしていくのです。

「明日は休みだから、これは終わらせておこう」と考えることです。

もちろん一夜漬けでは意味ないのでそれは計画として習慣化していく必要があります。

自分の時間をしっかり作ることも仕事です。

休みの日に持ち帰って仕事をしていたら、それもおかしな話ですからね。

しっかりリフレッシュしたほうが仕事のモチベーションも上がりますからね。

明日もまた仕事だと毎日ため息ばかりだと、接客すら笑顔でいられないですよ。

休みに関してはようやく時代が追い付いてきましたね。

それでもまだまだブラック企業は存在しているようですが。

大手の企業ほど、休みをしっかり取らないとまずくなってきてるので、

さすがに今も全然休んでませんという人は少なくなったとは思いますが、

いかがでしょうかね。

ということで、みなさんも体を壊さないように適度に休みましょう。




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