飲食スタッフ必見!知らなきゃ損~平均時給を下げることも人件費削減
こんばんわ。
元てんちょーです。
今回のテーマは平均時給です。
平均時給というのは全従業員の時間給から求められるものです。
1か月経つと月のデータが貰えるんですよね。
この平均時給で人件費がだいぶ変わってきます。
どういうことかというと、
凄く仕事ができるが、時給が高い人がいるとします。
その人に何でもやってもらうワンマンタイプの店は
平均時給が大きく上がってしまいます。
もちろん、本来1.5人分の仕事を一人で賄ってくれてるなら良いのですが。
意外とそうでもなかったりします。
平均時給の下げ方をいくつかご紹介します。
①高校生を効率よく使う
これは基本かもしれませんね。
高校生は時給が若干低く設定されています。
高校生で賄えるような仕事は高校生に割り振るべきです。
いかに高校生をうまく使うかですね。
例えば・・・
大学生Aさんが5時から24時だとします。
高校生JKさんが6時から21時だとします。
これはかなり効率の悪い使い方ですよね。
5時から6時の間は高校生を使ったほうが効率が良いわけです。
早い時間に高校生を使うことです。
もちろん、シフトの都合がない場合ですが。
②昼と夜で使い分ける
昼と夜で時給が違う設定の場合が多いです。
基本的には夜の人の時給のほうが高いはずです。
よくありがちなのは、土日に学生は昼間から出られるというので、
大学生など時給の高い夜人間を昼間に入れてしまうということです。
これは全く持って無駄になります。
昼は安い時給で回っているのに、高い時給の人が働くのはもったいないですよね。
さらにこれはパートさんの反感を買うこともあります。
昼間に使うのであれば、高校生が理想です。
③単純作業は誰でもできる
これはよくある話なのですが、
朝の時間帯などは単純作業が多いです。
それは開店時間前とかは接客しませんので、
清掃やら仕込み作業やらマニュアルどうりやっていればできてしまうものです。
また役割が明確になっている仕事ほど誰でもできます。
つまり、こういった作業には高校生など時給の低い人を使うべきなんです。
はじめに触れたような仕事のできるタイプはここではもったいないわけだ。
④人数の少ない時間帯ほどワンマン営業
飲食店では昼と夜の間の食事のほとんどない時間帯をアイドルタイムと呼びます。
このアイドルタイムはお客様が少ない分、
スタッフも少なくなければいけません。
でも、お客様がいないわけではないので、
全作業をやらなければいけなくなります。
また、イレギュラーで混む場合も稀にあります。
そうした場合は本気のスピードでないと厳しいくらいです。
つまり、こういった時間帯はワンマンタイプの仕事のできるタイプを使ったほうが良いのです。
時給が高い人を使うということです。
混雑した時にはそれ以上の仕事をしてくれるので、時給分がペイできます。
暇なときはお店を任せられますしね。
⑤残業をさせないシフト作り
残業をしてしまうと時給が高くなります。
1.25倍ですからね。
平均時給が一気に跳ね上がります。
残業をさせないようにシフトを組みましょう。
入り時間を調整させることですね。
本当にこの時間はこの人が必要なのかどうかを考える。
また、残業が多くなる場合は人員不足ということなので、
人員の補充はできる限りしたいところですね。
また、日々の残業のほかに週残業というものもあります。
これは週5勤務を週6にしてしまった場合などに発生します。
ついついやってしまうと一気に金額が上がりますので注意が必要ですね。
⑥深夜時間を減らす
22時以降は時給が自動的に1.25倍になってしまいます。
深夜時間の減らし方は二つ。
一つは「その作業は本当に深夜に必要なのか」を考える。
深夜でなくてもできる作業は朝や別の時間に持っていくということだ。
同じ作業が時給を低くして行えることになる。
二つ目は時間のパズルを行うこと。
これはどういうことかというと、
例えば深夜24時までかかっている作業を23時半に終わらせるように段取りを組むということだ。
よくありがちなのがピーク時の高校生などをさっさと帰してしまい、
時間を削減したつもりで、結局ラストの時間が伸びてしまうということだ。
ラストで行っている作業で前倒しができるものは22時前に行えるようにするといいだろう。
最後に・・・
ということで、人件費の削減で平均時給に関してまとめてみました。
時給はやみくもに上げてはいけないが、
スタッフはきちんと評価して、時給を上げることも必要です。
削減ばかりに目がいくと、人が付いてこない場合もあるので、
そのへんはバランスよく行わないとだめですよね。
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