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少牌マイティ 複合待ちの判別法

少牌マイティにてある程度待ちの基本形が分かってる方むけの記事です。

例えば、これは待ちわかると思うんですよ。

123458待ちです。
3のくっつきに567のメンツが一個くっついた形です。
暗記しとけば良いって話です。
次はどうでしょう?

ぱっと見だと分からない人多いと思います。
1234568待ちです。
アレコレ入れ替えて待ちを探すか、1ソーから順に全牌検査してけば分かりますが、もっとぱっとわかる方法はないものでしょうか?

そんなところで最初の牌姿に戻ります。

この形、3のくっつきテンパイに567の面子がくっついた形と見ます。
3単独で12345待ちです。
でくっついた面子の両端と、元となる待ちが被っていると待ち牌が増えることがあります。
今回は、面子の両端は5, 7なんで、5が待ちと被ってます。
そうすると5が貸し出されるイメージです。

そうすると、67の両面ターツが残りますので、58が待ちとして増えます。
3の単独で12345、67ターツで58のうち5は被ってるので、123458待ちです。
なんとなくイメージ湧きましたでしょうか?
もう一つ例を見てみましょう。

これも待ちの部分だけ分解すると

3567が123458待ち
345面子は、3も5も貸出し可能なので、45ターツ、34ターツの待ちが増えます。
ほとんどかぶちゃって増えるのは6待ちだけですが、どうでしょうか?
けっこう頭スッキリと待ち判別できませんか?
私だけかな・・・

例題1

ソウズの形がグチャッとして少し分かりづらい。
これも待ちの部分を分けて考えます。

4568の待ちが36789
切り離した234の両端の2と4には待ちは被ってません。
ゆえにこれは待ち牌は増えません。

この判別法はくっつきテンパイに被った話ではありません。

例題2

上の場合だと、③④⑤と⑤⑦⑨に分けます。
⑤⑦⑨の待ちが⑤⑥⑧⑨
これに③④⑤の⑤が貸し出されて、②⑤待ちが追加
ゆえに②⑤⑥⑧⑨待ちになります。

例題3

これまた、テンパっているかどうかさえ怪しい手牌
123のメンツを抜いて、下の形に分けられると分かり易いです。

134568の形は、慣れていないとぱっと分かりづらいですが、両端に単騎とカンチャンが出来る1278待ちです。
123の1が貸し出されて23ターツが残るので、12478になります。
別の話になりますが、123とか789とか端に寄った面子から借りる時は、両端じゃなくて1か9だけで良いです。

他にも分かり易い牌姿があれば例題として追加したいと思います。
以上 少牌マイティ 複合待ちの判別法でした。

余談

メットレス

この形を、シンメトリーなヘッドレス、単騎, カンチャン待ち
略してメットレスという名付けたいのだが、如何か?


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